河合塾
HOME
河合塾美術研究所 新宿校 授業風景
河合塾美術研究所 新宿校へ

河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

2011年7月アーカイブ

体験!美術解剖学

河合塾美術研究所新宿校では、7月18日から21日まで東京藝術大学准教授の

布施英利先生にお越しいただき、「体験!美術解剖学」という講座を開催しました。

 

今回のブログでは、参加できなかった方のために、当日の授業風景を紹介します。

レクチャーに参加された方は、復習がてらご覧下さい。

 

 

--1日目--

手のレクチャーです。下の画像は、スライドをもとにレクチャーする布施先生。

 

 

clip_image001.jpg

 

clip_image002.jpgたとえば、手首を回転させるというきらきら星のしぐさは、実は人間の腕の仕組みの特別さを表しているのだそうです。

 

骨と肘の下には、骨が二本あり、それが交差しているから、手首は回るのだとか。

 

他にも、腕から指先までの関節の働きなど、「手」についてのレクチャーを受けました。

 

そうやって体についてきちんと勉強すると、つくる作品も変わってくのかもしれません。

 

 

 

--2日目--

ワークショップで、実際に粘土で手をつくります。

 

clip_image003.JPG

この日はさっそく作り始めました。

手の芯材を組み立て、それに粘土をつけていきます。

人によってペースもそれぞれ。

 

clip_image004.jpg

clip_image005.JPG

みんな真剣な表情で制作しています。

あっという間に2時間の制作タイムは終わり、つぎに布施先生による講評がはじまりました。

一人ずつ、ていねいなコメントをくださいました。

こちらは美術研究所1階のギャラリーカートに展示してある作品の写真といっしょに、掲載してあります。

ぜひご覧ください。

 

clip_image006.JPG

参加者は自分の作品の、「良いところ」と「悪いところ」をそれぞれプレゼンし、

それに対して布施先生がコメントをしていきました。

 

clip_image007.JPG

clip_image008.JPG

--3日目--

全身、また美術作品の見方のレクチャーをします。

clip_image009.JPG

それから顔の細部のレクチャーです。

 

clip_image010.JPG

みんなで鏡を見て、自分の顔のスケッチをしました。

 

 

clip_image012.JPG

こんなびっくり映像も!

 

clip_image013.JPG

布施先生の著作でも多く紹介されていらっしゃるモナリザの絵画をもとに、レクチャーをしめくくられました。

 

今回のレクチャーでは、3日間にわたって、美術解剖学をたっぷり勉強することができました。

布施先生、どうもありがとうございました。

 

 

 

ojun1.JPG

2011年7月10日(日)まで行われていたGallery Kartのアーティスト招待企画展示「O JUN -恋と森-」も大盛況の内に終わり、ギャラリーには今、O JUNさんの壁面へのドローイングが残るのみとなりました。

そのドローイングも、Gallery Kartの歴史の一部として壁面に眠ることになります。

 

梅雨の時期から暑さの厳しい近頃、Gallery Kartに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました!

見ていただいた方も、見に来られなかった方も、O JUNさんの人柄暖かい、展示の裏側をご紹介します!

 

 

 

ojun2.JPG

 搬入当日、西城秀樹バックを片手に颯爽と現れたOJUNさん。いつもお洒落なOさんです、外しのテクニックも流石です。ちなみに、このバックの中身は少しの釘!粋です。

 

 

ojun3.JPG

 この展示では、Oさんの旧作も展示させて頂きましたが、この作品は本当に重い!この鉄のフレームは造形作家の谷山恭子さんにお願いしたそうで、フレームの魅力も抜群です。いつもは掛かっている絵を見るだけですが、実際に重さを感じると、また見えた方が変わってきます。

 

 

ojun4.JPG  ojun5.JPG ojun6.JPG

この展示では旧作/新作に加え、Galleryの壁面を使っての最新作「ライブドローイング」を行いました。その準備に、壁に厚めの紙を自ら打ち込むOさん。空間をよく見ながら、配置を丁寧に決めていました。その姿勢ひとつを見るだけでも、勉強になります。

 

 

ojun7.JPG  ojun8.JPG

ライブドローイングを終え数日が経った後、OJUNさんがドローイングの並べ替えと新たなドローイングを行って下さいました。これは広く告知しておらず、ひっそりと行っていましたが、ここでも面白いお話をして下さってさらに絵を描く姿勢に感じ入らずには居られませんでした。

 

 

 

ojun9.JPG   ojun10.JPG  ojun11.JPG

ギャラリーを外からのぞくのも、ひとつの見方です。ライブドローイングの日は開け放っていましたが、ドローイングで使用した合金ペンなどをライトアップして夜でも眺められる様になっていました。夜の中だと、また違った鉛色の発色に、はっとさせられます。

まだまだたくさん、OJUNさんの魅力溢れる姿をご紹介したい所ですが、この辺りに。

 

ご協力頂いた皆様に感謝致しますと共に、今後も素敵な企画をGalleryKartで運営すべく、がんばっていきます。

ご協力頂いた皆様、これを機に知って下さった皆様、今後ともGalleryKartを宜しくお願い致します。

 

 

 

 

1学期、高1・2生は、色彩や立体課題などを総合的に行うコースと、デッサンのみを行うコースに分かれ、様々な受験専攻に共通する基礎力を学びました。

 

k1-1.JPG

始めたばかりの人には、デッサン用具の説明・実演も丁寧に行います。

 

 

k1-2.JPG

ねらい通りの色が出せるかな?3原色から、混色を学びます。

 

 

k1-3.JPG

動物クロッキーで、対象を大きく捉え構造を理解しよう。動くから難しい!

 

k1-4.JPG

心棒作りから...クロッキーで学んだことを、塑造で深めます。真剣!

 

このような、テーマをはっきりさせた特徴的な課題に取り組んだ学期終了後、合同のコンクールで実力を試します。

 

 

k1-5.JPG

上位者には賞品も!

 

そして、もうすぐ夏期講習...7月24日には、高校生・中学生対象に、それぞれOBOGによるトークもあります。合格した先輩が、どのように勉強してきたのか聞ける、貴重な機会です!参加ご希望の際は、河合塾にご一報ください!

 

k1-6.JPG

昨年度、OBOG合格者トーク高校受験の部の風景です。

 

夏期講習は、集中的に力をつけるチャンス!レクチャーを交えた河合塾の基礎専攻講習で、始めたばかりの人もバッチリ理解です!

 

k1-7.JPG

昨年度石膏デッサンレクチャー。

 

 

 

日本画専科スケッチゼミ(ペン画・鉛筆と水彩)

2011.6/20(月)~22(水)

 

このスケッチゼミは日頃からスケッチを描くことの楽しさを知るための授業です。

季節の花や野菜や果物、また動物や昆虫など気になった物や、おもしろさや美しさを感じたもの

をF6スケッチブックに描きためていくことを習慣にすることを目的に行ないます。このスケッチの習

慣は受験でも勿論効果を発揮しますが、大学に入ったあとの制作や将来作家活動をするときにも

制作の底力となるでしょう。

最初の導入では講師の普段描きためているスケッチブックを何冊か見せてスケッチブックの使い

方や基本的なスケッチの方法や様々なモチーフの紹介やなぜそのモチーフを選んだかを説明し

ました。

モチーフは夏野菜・果物・季節の花・貝殻・カタツムリ(講師が近くの山で捕まえてきたミスジマイ

マイ)・その他

 

n1_0432.jpg

n1_0438.jpg n1_0437.jpg

n1_0445.jpg

n1_0458.jpg

n1_0462.jpg

n1_0463.jpg

 

 

 

 

Gallery Kart 特別企画

O Jun ライブドローイング・パフォーマンス

6月18日(土)18:00〜

去る6月18日(土)に、O Jun 東京藝大油画専攻准教授によるライブドローイング・パフォーマンスが、本塾ギャラリーGallery Kartにて開催されました。展示は、7月10日(日)まで。ここでしか見られないウォールドローイングを、ぜひご高覧下さい!

 

 

  

 

 

 

ojun1.jpg

 

アーティスト同士の信頼で実現へ!

 今回、O Jun先生の展示・パフォーマンスが実現した経緯ですが、新宿校企画に先立って3月に、当塾名古屋校において講演をしていただいています。今回の展示はその延長でもありますが、名古屋校講師・登山博文先生にコーディネイトいただきました。これは、O Jun先生と登山先生の、アーティスト同士の信頼関係で実現したものと感じています。Gallery Kartは、このような人のつながりを大切にした、企画運営を行っていきたいと思います。

 

 

 

 

ojun2.jpg 

  PVも盛り上がりました!

6月18日のドローイング・パフォーマンスは、ギャラリー壁面で行われ、そのライブ映像を隣接のオープンスペースで投影し、パブリックビューイング(PV)をおこないました。雨の中、150名程の方々が来場され、たいへんな活況を呈しました。PVのみで、生でパフォーマンスを見ることができなかった皆さま、たいへん申し訳ありませんでした!

 

 

 

ojun3.jpg 

パフォーマンスPart 1

O Jun先生ご自作の、非常に重い鉛の棒(巨大な鉛筆?)と拳の装着具を用い、壁面に直接描くパフォーマンスは、「描くことの困難」を、文字通り体現するものでした。「森」をモチーフに、当初予定された壁面を大幅にオーバーして描かれた作品です。また、独白しながらのパフォーマンスは、ご自身のアトリエがある森での「首つり」の話など、描く際のモチーフにまつわるイメージ、また負荷のかかった身体感覚が呼び覚ます記憶の表出として、描くことと言葉が不可分なものとして、見る側に投げかけられました。

 

 

 

ojun4.jpg

パフォーマンスPart 2

続いて、以前、首を痛められた程に重い、頭部をすっぽり覆う鉛のヘルメットを用いたものは、視覚に頼らず、観客の顔を触りながら描くもので、見ること(見ないこと)とイメージを、触覚を頼りにつないでゆくかようなパフォーマンスでした。最も基本的な、人がものを見てイメージし描くということそのものを問い直す、非常に大切なものに感じられました。

 

 

 

ojun5.jpg

トークでは過去のエピソードも

パフォーマンス終了後、今回の企画担当で、当塾講師の柴田みづき先生との対談トークでは、作品や描くこと、またパフォーマンスについて、過去のエピソードなども交えお話しいただき、最後に、大事なことを思い出した!とおっしゃって、小学生の図画の時間に塗り絵が指示通りにきれいにできず、言われることに従順に従うことに反発して表現してきたことが今につながっていること、また、絵を描くことは自然なことなどではなく、非常に不自然な能動的なことだというお話が印象的でした。

 

 

 

ojun6.jpg

 

文字通り、死力を尽くして描いて、語っていただいたO Jun先生、大変ありがとうございました!

 

 

 

 

このアーカイブについて

このページには、2011年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

次のアーカイブは2011年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。