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河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

2013年11月アーカイブ

こだわり着彩

 

 

こんにちは。日本画専攻です。

今回は二学期の授業の紹介をします。

模試を終えて残りの二学期の授業では「魅力を引き出す」をテーマに絵を描いています。

今回の課題は「こだわり着彩」と言って学生が自分たちでモチーフを選んでじっくり描くものです。モチーフを事前にみんなで相談して考え、自分のお気に入りのものや、外から集めてきたものなど普段とは違ったテイストのものを描いています。

冬期講習の前にじっくりと取り組むことで完成度の高い作品を目指す課題です。

 

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それぞれどんなイメージやこだわりポイントがあるのか紹介していきます。

 

この卓のテーマは

「和洋折衷」それぞれの質感の違いにもこだわっています。

 

 

 

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次はこの卓です。

「秋の収穫祭」拾ってきた落ち葉や枝についた柿などにもこだわりがあります。

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次はこの卓です。

「秋の午後の窓辺」窓辺から秋の風景を見ながらのお茶会のイメージです。

 

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次の卓のテーマは

「上品な音楽家の部屋」壁に額縁などを配置して部屋らしさを出しています。

 

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次はこの卓です。

「海から漂流してきたものから冒険の始まり」をテーマにこだわりのアンティークモチーフで宝探しが始まるドキドキ感を表現しています。

 

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最後はこの卓です。

「科学者の部屋」をテーマに様々なモチーフを使い不思議な世界観を表現しています。

 

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普段の課題では決められたものを描くことが多いですが、今回のように自分たちで描きたいものを考えることも大事ですね。

 

 

河合塾美術研究所では冬期講習の申し込みや相談を受け付けています。

日本画専攻の冬期講習では夜間の芸大対策特訓もあります。昼間の課題とリンクした課題もあるので詳しくはご相談下さい。

2学期の授業風景<彫刻専攻>

こんにちは。

いよいよ2学期も後半に差し迫ってきました。

秋は、冬期講習前までにじっくり経験を積み重ねて行く為の大切な時期となっています。

本科、専科ともそれぞれ自分の弱点と向き合いながら、様々な課題にチャレンジしています。今回はその中から数点ピックアップしていきます。

 

本科生は大型石膏デッサンに挑戦しました。

10月初めのヴェルベデーレ全版です。

 

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石膏の質感まで感じられるほどの描き込みにより、迫力のある一枚に仕上がっています。

 

 

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冷静な観察により、胴回りに空間が感じられるデッサンになりました。本人の中でも今までの形、空間に対する課題が乗り越えられた一枚なのではないでしょうか。

 

 

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構図、空間が美しく仕上がっています。石膏と床の設置面を更に観察できると良いでしょう。

 

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手前のアリアスの頭部の強さが印象的です。ロープの質感などにもこだわりを感じさせられるとよいですね。

 

専科生も11月に入って、自分の課題を日々乗り越えて来ています。

このアムールのデッサンは、プロポーションを直しながらトルソの構造を把握していく感覚をつかみ始めた一枚です。

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今回の仕事の進め方を忘れないように、次からの課題も頑張って行きましょう。

 

時期はさかのぼって、イベントの報告です。専科生は9月のKJ CHAMPION SHIP でテラコッタの友人首像を制作しました。半永久的に残るテラコッタという素材を用いて、普段とは違った責任感を持って制作できました。

 

  

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どの作品もモデルの特徴をよく捉えられています。知っている人物を作る事によって、形に対する思い入れも強まったのではないでしょうか。

 

 

2学期が終わればいよいよ冬期講習、直前講習です!ラストスパートに向けて、気を引き締めて頑張りましょう。

「全国公開実技コンクール第1位!」

 一浪のKくん。先日119日、10日に行われた某予備校の全国公開実技コンクールにて、130余名の中から見事1位に選ばれました!おめでとう!

 

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構造的な理解と、描写への思い切りが本人の中の課題となっていました。冷静にやるべき事と向き合い、カリキュラム以外でも自分の課題を考え日々制作に励んでいた事が、功を奏したと言えるでしょう。

しかし、今回はあくまでコンクールであって入試本番ではありません。ここから先も気を抜かずに、更に努力を惜しまず課題を乗り越えて、本番を迎えましょう。

 

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総合美術科の1年間には2つの山場がある。

ひとつは言うまでもなくセンター試験直後から続く大きな山脈。

もうひとつは既に夏期講習終盤から登り始めている各種推薦入試の連峰だ。

早々と結果を得て次へのステップに進む者も中には出始めて来ているが、今月は推薦入試受験者たちにとってはまさに直前期であり、日ごとに寒さを増す季節とも重なり背中に緊張感が高まる中で奮闘している。マスク姿の子も徐々に増えて来た。

 

ただ他の科と違い、多種多様な経緯や指向性を持つ者たちが脈絡無く集まって出来るこの科のムードは雑多で年ごとに全く違うので、講師スタッフとしてもその都度いつもの何、とは言えない臨機応変な対応を強いられる事になる。当の学生本人たちも週一度しかない授業である事に加えて周りに同じ山頂を目指すライバルがいて肩を並べて競い合っている訳でもないので、いわゆる見えない相手としのぎを削っている、という独特な様相だ。また年によっては9月はまだしも11月から実技対策を始めたいという受験者が来たりする事もある。まあ思い立ったが吉日とは言うけれど・・・ちなみに総合美術科のスローガンは「いつからでも、どこへでも。」だ。

 

相対的/絶対的/客観的ないずれの判断基準をもってしても絶対という事が無いのが受験の常だが、推薦入試において実技力や学力だけでなく面接や筆記要素を通しての総合的な人物評価をするという形はある意味で一般入試でも本来あるべき一番の選考方法だと思う。大学側は青田買いに走らず、また受験者側も将来への一歩を妥協せず、共により良い関係が生まれる状況になっているかというと自分なりに疑問やもどかしさを感じてもいるが、何やら今後大学入試改革と称してその根本形式が変わる、という話が出て来ているのも気になる。そもそも美術教育やその受験の意味やあり方については一般論にはなかなか即さない問題が多いので、果たして美術系にとっては改善となるのかどうか・・・

 

何はともあれ体が資本。頭の中身も体のうち。何事も体全体で感じ、考え、実行して欲しい。頭だけ、手先口先だけではバランスを欠く。集中とリラックスの両立のためには時にマスクを外して背伸びと深呼吸、あるいは眼を閉じて脈を数えるのもいい。

さて山登りの例えついでに登山家の三浦雄一郎さんの言葉を受験生に向けて2つ引用してこの章は終わり。

 

「思いの強さがあれば、あとは努力をするかしないかに尽きる。焦らずに"いつでも今日がスタート"と思って、またゼロから進んでいけばいい。」

「夢を諦めることこそが、人間にとって最も無理をしている状態なのです。」

 

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