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河合塾美術研究所 新宿校 授業風景
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河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

2014年7月アーカイブ

現在開催中の、Gallery Kart 開廊5周年特別展 池田学「原展」

http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/institution/gll/044.html

会期終了の83日が迫ってまいりました。

小さなスペースに池田学の大きな世界観が凝縮されています。

また、728日(月)の18時からは、インターネットを繋いでの海外中継トークイベントが開催されます。お楽しみに!

 

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会場に入るとまず受験生の頃の作品が並びます。

 

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(左)油絵科のクロッキーゼミに加わって描いたヌードクロッキー。20分で1枚のペースで複数描いた中の一枚。(右)授業終了後に友達を描いたもの。どちらも短時間で特徴を捉え、より少ない手数で的確に表現しています。

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東京芸大に合格した際の入試回答を再現した作品です。

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多摩美染織デザイン(現テキスタイル)に合格した際の入試回答を再現した作品です。この頃は試験内容が似ていたことから、東京芸大デザイン科と、多摩美染織デザインを併願する学生が多かった様です。

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河合塾で講師をしていた頃、花を描く手順を教材として作成したものです。

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同じく講師時代にデモンストレーションとして、多摩美グラフィックの入試問題を学生達と共に制作した作品です。

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受験生の頃に描いた鉛筆デッサンです。 

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大学生になり、高校美術科の恩師に宛てた年賀状「十二師」は、本展示が初公開となる作品です。毎年毎年、12年間欠かさずに送り続けたもの。1枚の制作には3日間ほどかかったそうです。恩師の金子先生からは、作品の解説と、池田さんの高校時代の様子を文章で紹介していただきました。

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大学生の頃から10年間続けた朝日新聞掲載の法廷画の仕事。左上はオウム裁判。

教祖麻原彰晃の姿も描かれています。

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講師時代、中国・ベトナム・カンボジア・タイへ取材旅行に出かけ、旅先から河合塾の学生達に宛てた手紙です。文章は池田さんらしく大変ユニークで、かわいらしい挿絵がたくさん入っています。

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「どうぶつと動物園」という雑誌の挿絵の原画から、25枚を展示しています。

インクの発色と、ペンの細い線の特性を活かし、毛の一本一本まで緻密に描かれた作品は、遠目にも近目にも大変魅力的です。

また25枚が一面に配された様は圧巻です。

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ペン画のドローイングです。どの作品のドローイングなのかを探してみるのも面白いかも。人物が描かれているのは、番組でビートたけしさんに贈った作品のアイデア出しのようです。

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ペン画大作の中ではかなり初期の作品です。大学恩師の中島千波先生に紹介文を執筆していただいた際、書斎に飾ってあったこの「森」を貸してくださいました。現在のスタイルの丸ペンではなく、ロットリングを使用しています。

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 「森」

 1998

 紙にペン

 84×119cm

 中島千波蔵

 

 

 

2004年作の「領域」を原画とし、2011年にジークレーという特殊な技法を用いて版画化したもの。総エディション数50枚。

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「領域  ed./50

 

 2011

 42×59.5cm

 ジークレープリント

 

 

 

 

本展示のメイン作品 「再生」です。河合塾ホームページをはじめ、様々なメディアで見かける作品ですが、やはり実物の迫力は違います。この展示終了後、最低1年間は倉庫で眠ってしまいます。インクの退色を避けるためです。

じっくり観ていくと、様々な遊びが隠されていて、それを発見するのも楽しい鑑賞の仕方です。まずは「学」という隠されたサインを探してみてください。

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「再生」

 2001

 紙にペン、インク

 162×162cm

 浜松市美術館蔵

 

 

 

 

高校、予備校、大学のそれぞれ恩師の方から池田さんを紹介するコメントをいただきました。池田さんの人柄が伝わってきます。

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ギャラリー隣の図書スペースに、池田さんの記事が掲載された雑誌や、装幀本などの関連展示があります。合わせてご覧ください。

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普段観ることの出来ない貴重な展示です。どうぞ会期中にお越しください。

 

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芸大特化日曜ゼミ、全6回終了!!

芸大特化日曜ゼミ、全6回終了しました。
約2ヶ月弱、日曜日のお休みを返上しみんな頑張りましたね。お疲れ様でした!!


ちょっと長いですが、全六回を振り返ってみたいと思います!
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日ゼミ前半では、石膏の描き出しに特化してどのように対象物を見て、瞬時に描いて行くのかを学びました。
第一回では、あなたの基本は大丈夫?というテーマで・ 光と凹凸の関係、紙と鉛筆(木炭)の関係、稜線の理解・ 光と面の関係を理解する・ 描き出しの実践デモストをみて、ポイントを確認しようなど、基本的な向かい方を学びコンテや木炭などでクロッキーを沢山しました。


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第二回では、デモンストレーションと一緒に制作することにより描ける人がどのように観て描いているのか?を解説付きで学べる貴重な課題になりました。


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第三回は、第二回と同じくデモンストレーションと繰り返し一緒に描くことにより見て盗むこと、自らの画面に向かって行くことで分かったことが沢山あったと思います。前二回を振り返り、集中して描けたのではないでしょうか。
最後の講評は二手に分かれて、今回出来たことやまだ足りないことなど、一点一点じっくり話しました。

 

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こちらは遅くなりましたが、第三回デモストの作品と優秀作品の展示風景です。
高校生もメキメキと上達して、またやりたい!との声が沢山挙がりました。
今回を通じて学び、発見出来たことを大切に自分の足りなかったことや、まだ分からないことをはっきりさせて夏の目標にしていきましょう!

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日ゼミ後半では人体を通じて、沢山の観方を学びました。

第四回(人体第一回目)では、ヌードモデルさんをクロッキー。画材は自由ですが、黒に特化しての課題でした。・シルエットにこだわる・調子にこだわる・線にこだわる普段の観方にプラスして、様々なアプローチを体験できましたね。

第五回ではコスチュームのモデルさんをクロッキー。・シルエットにこだわる
     ~2色でシルエットを抽出。
・調子にこだわる
・線にこだわる前回と同様なこだわりテーマを持ちつつ、今回は様々な色を使って描き方にも幅が出ました。ファッションショーのような、コスチュームの変化も楽しめましたね!

 


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第六回はコスチューム男性モデルさん。今までの観方を大切に、一枚しっかりとデッサンをする課題になりました。
普段の授業ではなかなかできないクロッキーの仕方や、人体の観方を存分に体験出来たのではないでしょうか。
人体は基本であり、様々な観方に繋がります。
色んな科の違いが観れて面白かったのではないでしょうか。それぞれの違いは優秀作品にも出ていますね!


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日本画生徒優秀作品

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彫刻生徒優秀作品

 

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油生徒優秀作品

そして勿論石膏も人体!人体のフォルムの持つ美しさを通じて、石膏での微かな息づかいまで感じて描けると、石膏デッサンも楽しくなりますね。


もう夏期講習が目前です。普段の授業とは少し変わったアプローチの課題でしたが、日ゼミを通じて体験したことは各科通常課題の観方に繋がっています。引き続き大切にしていきましょう!また、テーマが変わりますが夏期講習にはオープンゼミという科を越えた授業があります。こちらも合わせて参加しましょう。


頑張れ受験生!河合塾は生徒一人一人、精一杯応援します!!

夏期講習のお申し込みは、随時受け付けています。定員がありますので、気をつけてくださいね!

↓↓↓

http://art.kawai-juku.ac.jp/

 


 

自分だけのモチーフを作る!

日本画専攻本科では、自分でモチーフを作り愛情をもって描くという授業を取り入れてます。

日頃の制作では、与えられたモチーフや課題を繰り返し描くので感動やこだわりをなくしてしまう事もしばしばあります。

そこで、モチーフを最初から自分で作りどのような過程を経て出来上がっているのかを原点から体験する事でモチーフに対する興味やこだわりを持つようになります。

世界に一つしかない自分だけのオリジナルモチーフを作り責任を持ってそのモチーフを描いてほしいと思います。

今回は東京都練馬区大泉学園町にある緑豊かなロケーションの「青樹舎硝子工房」にお邪魔して吹きガラス制作と硝子オブジェを制作しました。


ほとんどの学生が初めての硝子制作でした。

普段、鉛筆や水彩でデッサンや写生を描いているので、身体を使う硝子制作は新鮮で凄く楽しかったようです。

 

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吹き硝子を初体験。かなり筋力とコツがいります。


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なかなか空気が入らない。


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色ガラスの粒を選んでいます。出来上がりのイメージを考えながら選ぶのは楽しいですね。

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これが色ガラスの粒です。

 

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硝子制作に使う道具は面白いですね。濡れた新聞紙や木のへらみたいな道具を使います。

 

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溶けた硝子の柔らかさを知る為につまんでみたりしました。面白い硝子のオブジェができます。

   

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冷えると赤みが強くなりかたくなります。

 

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硝子工房のかたすみには綺麗な緑色の黄金虫がいました。


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硝子のくずいれはとっても綺麗です!


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完成したあと最後の処理。


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完成!綺麗な文様です。


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先生はかなり丁寧に教えてくれます。


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濡れた新聞紙で形を整える。


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作りたいものを雑誌をみせて相談中。


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オブジェ完成。


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ひょうたん型の一輪挿し。くびれが難しい。


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真剣!!集中力がすごい


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良い形のガラス器ができそう。


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翌日完成品が届きました。


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並べると、とても綺麗で涼しげです。

 

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オブジェが意外にカッコイイ。美しい!


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 大満足!!どれも力作。

 

 


 

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