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河合塾美術研究所 新宿校 授業風景
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河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

2017年6月アーカイブ

6/18(日)に行われた四宮さんのトークは、120名近くの来場者の中、年表による自己紹介に続き、中学生時代のデッサンを持参いただいて、美術を始めた頃の話からスタート。


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高校時代、画力を追求するストイックな日本画の受験作品に憧れ、上手くなりたいと、自主練の水彩の宿題や、人物クロッキーを重ねた頃のお話が続きました。

とにかく受け身でなく、能動的。課題の逆提案など、受験は教わるものという考えを打ち破る、バイタリティーあふれるお話でした。

 

その感覚は、現役で東京藝大に入って他専攻の授業に出たり、日本画の大もとにさかのぼって建具や建物まで興味を広げたり。

 

絵巻物などの延長で、アニメーションも捉えていらっしゃって、「描くこと」から全てが広がっていく四宮ワールドが語られました。

 

中でもいちばん大切にされていることが、「触れるリアリティー」「手触りの実感」。小手先で描いていないんです。そしてそれを、表現としてさらに自分の外側に広げる努力をすること。

 

「アートとは、ジャンルの表面張力の外側と内側の対話を成立させる、ということもある。いまみなさんは、その対話のスキルの幅を学んでいる。それを使って、どういう言葉を自分の外側に投げかけようかと考えたとき、方法論はたくさんあったほうが良いので、予備校で学べたことはある。」

と、締めていただきました。予備校生は、いま学んでいる意味をしっかりとつかんだことでしょう。

 

続いて、ギャラリー展示風景を。エントランスを入り、展示最初はアニメーション「水槽の虎」とその関連スケッチ。原画コピーのパラパラはお手にとってご覧ください。


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順路は、立体、建築物スケッチから植物関係のスケッチに続きます。日本画作品「寸陰」とその大下図が展示されています。


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そして、四宮さんセレクトのスケッチブックの島と、出窓部分には人物クロッキーが多数。今回の展示は、厳選のスケッチブック45冊、約1000点のスケッチから、さらに選ばれた現物とお見せしきれない作品をプリントして構成。

 


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本の装丁原画などを見ていただいた後は、会場裏面の、人物スケッチ中心にプリントが貼りこまれた壁面をご覧いただきます。

 


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最大のサプライズは、当塾ギャラリーの特徴である出窓のために、四宮さんのアトリエ室内と、そこから見える風景の絵を描いていただいたことです!四宮さんのアトリエで、スケッチブックを鑑賞するような雰囲気。夜、外から見る光景も素敵です!展示は79日まで。お見逃しなく


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トーク「多彩な活動のもとにあるもの」(14:30開始・16:00終了)
当塾Gallery kartで展示中の四宮義俊さん(「君の名は。」回想シーン演出・原画・撮影)
のトークを開催します。氏の、日本画からアニメーションまでの広い活動の秘密を解き明かすべく、美術を志そうと思ったころから大学時代、そして社会に出られてからと、さかのぼってご紹介いただき、そこに通底する「描くこと」の大切さについて話していただきます。

本トークは、多くの聴講者が予想され、当日整理券を配布することといたします。一般の方、塾生(模試受講者以外)の方は、
以下の要項をご確認のうえ来場くださいますよう、よろしくお願いいたします。

配布時間:11:00~
場所:河合塾美術研究所1階受付カウンター
*受付に際し、お名前とご所属を記入いただきます。
*トーク会場の開場時間は14:20です。14:15までに必ず当塾1階ロビーにお戻りください。(それ以前は模試のため、会場には入れません。)
*当トークは芸大模試関連イベントで、模試受講者の席があらかじめ確保されていることをご了承ください。
*会場は前後で仕切り部分がありますが、主に前部はトーク風景を撮影いたします。ご都合の悪い方は、後列座席に替わっていただく
場合がございますことをご了承ください。
*満席になり次第、整理券配布を終了いたします。そのあとは、最後部立ち見か1Fパブリック・ビューイング(トーク・ライブ映像
をギャラリー裏会場で映します)を選んでいただきます。

日曜特別ゼミ 〜塑造編〜

 

こんにちは。

今日は、先日2回にわたって行われた日曜特別ゼミ(日ゼミ)の様子をお知らせします。

日ゼミは芸大美大の難関大学に合格するためにより深く学ぶためのゼミです。

第1回、第2回は、塑造ゼミ。彫刻や工芸のみならず、普段は立体の制作をしない科からも希望者を募って手の塑造を行いました。

 

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始まる前は、みんなちょっと緊張した面持ち。ちょっと高校の教室みたいですね。

ゼミの始めは、まず座学から。手の構造を理解するために骨、筋肉のレクチャーを受けます。

 

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なんとなく作るのではなく、まず、骨から理解してみる。ということで、レクチャー後は心棒の作り方を教わりながら、それぞれの作りたいポーズに合わせ骨を作ってみます。

 

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みんな、自分の手と骨の模型をしっかり見比べて作ってますね!

 

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まだ途中ですが、すでに手らしくなってきました。

 

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どんどん手らしくなってきます。

ここで、もう一度集まってもらい今度は筋肉のレクチャーです。筋肉、腱、靭帯など、骨と皮膚の間にある組織や動きについて学びます。

 

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そして、レクチャーの内容をもう一度復習するように筋肉に見立てた紙粘土で肉付けをしていきます。

 

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骨から作っていった手の作品、みんな真剣に作り込んでいきます。

 

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最後は、全員の作品を並べて講評会。ほどんどの生徒が塑造初挑戦なのに、みんなとっても良くできていて、びっくりです!

2週にわたって行われた日ゼミ〜塑造編〜、充実した2日間になりましたね!

 

こんにちは!

日本画専攻 & Gallery Kartからのお知らせです。

 

新緑が益々イキイキとしてきて、外へスケッチに出たくなる今日この頃です。これからの季節、木々の緑が雨にも鮮やかに映えますね。

さて、そんな6月から7月の展示のお知らせです。

 

いよいよ今日、612日から四宮義俊展が始まります!

 

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今年度の河合塾美術研究所ギャラリーの作家招聘企画、 Kart Invitation Program Vol.8では、美術家・日本画家である四宮義俊氏の展覧会、「描くことから始まる世界」--6/12(月)~7/9(日)と、同氏によるトークイベント、「多彩な活動のもとにあるもの」--6/18(日)を開催いたします。

 

今回の展覧会では、四宮氏の日本画作品や映像作品と、作家が選んだ45冊のスケッチブック中1000点以上のスケッチから実物とプリントを展示します。作品に至る前の、普段見ることのできない作家の「写生帳」を通して、制作の裏側を垣間見せます。

 

四宮氏はそれを、「かすかに頭の中をよぎったインスピレーションの覚え書き」と捉え、同時に、「描き切る、頑張って観察することも軽視できない」とおっしゃっています。

 

このようにスケッチやクロッキーは、作家の無意識が顕在化するもので、本展は、四宮氏がどのようにものを見ているか、どのような心持ちで描いているかを追体験できる試みです。

 

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スケッチブック表裏の膨大なサムネイル!!(注意:一部です)


 

18日のトークイベントは、当塾並行イベントである「日本画 東京芸大実技模試」の採点時間帯に行い、模試受験の生徒さんが参加できるスケジュール。

 

当トークはとても反響があり、すごい人数になりそうな予感です!日本画からアニメーションまでマルチに活躍される氏の活動の秘密を探り、美術を志そうと思ったころから大学時代、そして社会に出られてからと、さかのぼってご紹介いただき、そこに通底する「描くこと」の大切さについて話していただきます。

 

模試の申し込みは締め切りになりましたが、是非ともトークを聞きに来てください。芸大日本画専攻を卒業され、多彩な活動をされている先輩の興味深い話が聞ける機会です。

 

なかなかないですよね!

 

 

 

ギャラリーの様子を少しだけ...

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中の様子をすこし。

入り口にあるアニメーションの絵コンテコピーは是非手にとってごらんください!



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夜、外からの景色も素敵です。こちらの作品は、この展示のために描き下ろしていただきました。


つづきは是非見に来て下さい!

 

詳しくはGallery Kartのページを覗いてみてくださいね!

http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/institution/gll/058.html


四宮義俊さんのブログはこちら↓から。

http://shinomiya.main.jp/news/

四宮義俊さんの作品や、今回の展示詳細も上げていただいています。




今日の個人メニュー

完全少人数制個人対策の彫刻科

 

本人とミーティングを重ね本日彼に与えられた課題は。。。ズゴック模刻!

 

ガンプラ(リアルグレード)を拡大模刻して、シャープなエッジを効かせた量感の再現に挑戦しています。

 

まだ初心者ながらなかなかの健闘!

 

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こんにちは!日本画科講師です。

毎年恒例、東京芸大公開実技公開模試の季節がやってきました!

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また今年は、同時開催 [四宮善俊展-描くことから始まる世界-]映画[君の名は。]で主人公の回想アニメーションを担当した美術家・日本画家の四宮善俊氏の多彩な作品が展示され、18日の採点時間中にトークイベントも行われます。(河合塾構内 Gallery Kartにて)

是非ご参加ください!

 

芸大実技公開模試の申し込みはこちら↓↓

http://www.kawai-juku.ac.jp/event/list/dtl0000001697


更に、高卒生は模試参加者限定で河合塾の無料体験授業を受けることができます。当日お伝えしますので、確認してみてくださいね!

 

更に更に!模試後6月19日から日本画の専科無料体験入塾も開催致します。

美大に行きたいけどまだ予備校選びに悩んでいる高校生の方、この機会に河合塾の授業を体験してみてください。お待ちしています!

専科無料体験入塾詳細はこちら↓

http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/news/062.html


日本画本科:スケッチを元に制作する

こんにちは。

日本画本科です。

 

今週は「スケッチを元に制作する」というテーマで絵を描きました。

受験課題では目の前にあるモチーフを見て絵を描いていきますが、大学に入った後は自分のテーマにそってモチーフを取材し、構成して絵を描きます。

絵にするためにはどんな取材が必要なのか、それを経験する課題です。

 

最初の2日は人物です。

モデルさんは固定ポーズなので様々な角度から描くためには自分で位置を変えたり、モデルさんの休憩時間を狙ってクロッキーしたり、工夫が必要です。

 

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次の2日は外にスケッチをしに出かけました。

風景や植物などどんな絵にするかイメージを膨らませつつ、スケッチします。

ただ物を写していくのではなく、どんな絵にするのか考えながら、必要な情報を集めていきます。

 

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いよいよ本画の制作です。

4日間の取材を元に絵を作っていきます。

本画にしてみると、もっとこういうところをスケッチで描いておくべきだった!など、感じるところがあったのではないでしょうか。

一枚絵を描くには案外たくさんの取材が必要です。

これから9月にあるKJチャンピオンシップ(自由制作展)に向けて取材をしていきますが、ぜひこの経験を生かしてもらいたいと思います。

 

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河合塾ではもうすぐ藝大一次模試があります。

申し込みはお早めにどうぞ。 

藝大模試→http://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/ptc/


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