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河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

2017年12月アーカイブ

都立総合芸術高校推薦実技直前ゼミ


都立総合芸術高校の推薦入試受験者必見!
推薦入試の実技を直前対策できる講座を実施します。

詳細は以下をご覧下さい。
※クリックで拡大できます。


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※インターネット申込の場合、受験料はコンビニ支払いとなります。
お申し込み後は、なるべく早めにご入金下さい。

お申し込みはこちらから
http://www.kawai-juku.ac.jp/event/list/dtl0000004446



「自らに」

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彫刻科 浪人生I

 

紆余曲折の人生を歩み、退職。32歳で河合塾美術研究所入学。

 

貯めた貯金で学費を払い、毎日朝から制作しています。

 

 

予備校に来て一念発起!生まれ変わったかのように頑張り始めた! 

 

というストーリーならカッコイイですが、そう簡単ではないのです。

 

 

長年にわたって染み付いた様々なクセ、習慣は、体とマインドにこびりついてそう簡単に手放してはくれない。。17歳ではありません。人生はなかなか甘くないことをたっぷり体験してきた大人です。

 

だからこそ毎瞬間、怠惰や不安との戦いなのかもしれません。

 

 

画像は彼が自ら公約として掲げ、講師がポジティブな文言に手直しし、自分のロッカーの表に貼った文章です。

 

彼は立派だなあ という記事では決してありません。

 

公約通り行動できるかどうかはこれからみんなに晒されることになります。

 

応援してやってください。

 

 

 

公約 2017 12/15 私は毎日これを確認します。署名

 

 

 

・怠惰は私に似合いません。

 

私はめんどくさがりません。

 

それは私にふさわしくありません。

 

私は自らの意思で生まれ変わりに来たのです。

 

 

・私には公約を守れず落ち込んでいるヒマなどありません。

 

逆に公約(小さな目標)を次々と克服し、自分でそのハードルを上げて行きたいのです。

 

何故ならば大きな目標は小さな目標を次々と達成してゆくことでしか叶えることができないと知っているからです。

 

 

・私はやらされる人間ではありません。自らやる人間です。

 

 

・私は言い訳を一切しません。何故ならば"行動"と"物"こそ本当の私であると知っているからです。

 

 

・私はのろのろと人生時間を無駄にする自分の動きを拒否します。

 

それは「あきらめ」「敗北」「老化」を象徴し、私にふさわしくありません。

 

私にふさわしいのは高い振動数です。

 

私にふさわしいのは勢いです。

 

私は無駄なく、素速く動きます。

 

それが私の本当の姿であり、私の喜びそのものなのです。

 

 

 

以上

高校生 組石膏デッサン

 

彫刻科 高2高3現役生の夜間部


今日は「女子トルソとモーゼ」の組石膏デッサンです。

 

 

 

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若い女性ヌードの柔らかいトルソと描きどころ満載のおじさんの大きな顔の対比がわかりやすいモチーフです。モーゼの描写は根性入れてやっていくしかない、でも手数を頑張ればそれほどでも難解でもありません。

 

どちらかというと女性像のすらっと(のぺっと)した背面の方がみんな苦労していました。若干前かがみな姿勢も微妙に形を合わせにくい。斜めの傾斜を軸からしっかりとおさえて行かないとピタッと合うまでは時間がかかります。

 

 

 

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今年河合卒業、芸大一年生のN先生が3時間で行ったデモンストレーション。

 

さすがですね。河合塾彫刻科ではしょっちゅう講師が学生にまざって一緒に描いてダイレクトに刺激を与えてゆきます。

 

 

 

組石膏だけでなく複数モチーフが構成された課題において重要視されるのは、描写、質の描き分けや固有色の伝達ですが、彫刻科においてより重要なのは全体が立体としてどう配置されているかの明確な把握、伝達になります。

 

 

 

そのためには「面」という考え方、概念で対象を分析してゆくことが必要になります。

 

 

 

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たとえばこの角度から見た、モーゼ顔面の右側の面、正確には、もみあげからあご髭につながる稜線(形の角)から耳、後頭部に回り込んで行く部分は、ざっくりというと一つの大きな面になっています。(ピンクの線内のエリア)

 

作者の彫刻家は頭の中にある完成図にのっとってまずこの大きな面をバッサリと石の塊から割り出した(荒取りした)はずです。

 

 

 

そしてそれだけではなく、この面はそのまま後ろの女性像の腰から腿にかけての大きな側面とつながってゆく様に置かれています。(緑のエリア)

 

 

 

つまり、二つの像として観る以前に、一つの大きな彫刻とモチーフ全体をとらえて3次元空間を把握してゆくことがとても大切です。

 

 

 

そのために大事なのがひとつながりの「面」を分析し、見抜くことなのです。

 

 

 

この捉え方が出来ていないと、どれほど細かい描写をしていても彫刻科視点ではあまり評価はされません。

 

 

 

この「面」という概念を古代の彫刻に発見し、ことさら称揚してみせたのが、かのオーギュスト・ロダンです。ロダンの彫刻は、一目見て有機的で形が躍動しているような魅力を感動的に押し出していますが、それはロダンの凄さのまだ半分くらいなのです。

 

ロダンの全ての彫刻は実に精密な「面」の集合体として半幾何学的に構成されています。決して情熱的な感動と勢いだけで作られた物ではなく、冷静にとても緻密な土台が構成されています。鑑賞者はその「面」の構成を自然に追って行くうちに目が離せなくなり彫刻の周囲を周ってしまうように計算・構成されています。

 

以後まったく違う形態で彫刻史を塗り替えてゆくコンスタンティン・ブランクーシ、またそれ以降の抽象彫刻から現代につながる彫刻の流れの中にも脈々と引き継がれているのがこの「面」という概念なのです。

 

 

 

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石膏のデッサンはまだ人生で数枚目、高2のM君も大胆でいい捉え方をしています。

 

 

 

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先週から彫刻科に加わった高2のOさん。とても綺麗な炭で全体をとらえています。彼女もちょっと上手すぎるくらいのスタートです。

 

 

 

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すでに入試を終えているIさん。

 

大きな構図で力強い描きっぷり。まだまだ成長しています。

 

 

 

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高3Iくん。女性像の動きやボリュームにより正確性が欲しいところですが、炭が形態に張り付いてきておりコンディション上々です。

 

 

 

講師は「休むな」とは言いませんが、テスト期間中でもみんな来て頑張ってます。

 

学校のテストは大事だけどいちいち美術と天秤にかけて比べるものじゃないですよね。

 

私たちは美術が大好きなんだから、そこは外せない。

 

少人数精鋭 河合塾彫刻科の基本マインド。

 


友人首像制作風景


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彫刻科です。

 

夜間、専科生が友人像の制作をしています。

 

お互いにモデルをやりながら観察しあって作ります。

 

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2M君は今日が人生で初めての人物塑造。

 

先輩に混じっても物怖じせず楽しそうに作っています。

 

 

 

ちなみに彫刻科には現在高2生から上は32歳の学生さんまでいます。

 

去年までは39歳の方も仕事をしながら夜間のコースに在籍していました。

 

美術系では決して珍しいことではなく、幾つになってもふと思い立って一から勉強を始める社会人の学生さんは結構います。

 

 

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いいですね〜 色々な角度からよく見れています。

 

講師はほとんど手を加えていませんが、印象を大切にしながら進めていてとても初めてとは思えません!

 


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彼女はすでにAO入試に合格しており美大への進学が決まっていますが、入学まで少しでも実力をつけたいという自分の意志で通っている高3生。

 

つい数ヶ月前まではチアリーディング部の活動をフルに頑張っていましたが、やりきって引退し即進学モードに切り替え見事に合格しました。


 

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今日はパンフレット用の写真を撮りにカメラマンさんが入って、初々しくも真剣な高校生たちの表情を撮影してくれています。

 

 

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後半は細部も作り込んで行きます。

 

それにしても楽しそうで本当に理想的な制作姿勢です。

 

塑造は体力も使いますが、本人はあくまで「好きなことがやれている」というモードでほとんど休憩もせず作っています。

 

 

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M君の初人物塑造、制作時間はおよそ9時間。

 

初めてにしては少しうますぎるくらいの上出来です。

 

 


こんにちは!デザイン/工芸科私大コースです!

 

11月23日(祝)武蔵美視覚伝達デザイン学科の実技模試を行いました。

午前中に3時間デッサン、午後に3時間デザインの模擬試験です。

入試本番まで2ヶ月とちょっとのこの時期、会場からは受験生たちの緊張感がひしひしと伝わってきました。

 

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まずはデッサン。

視デは今年からデッサンが静物に!

模試モチーフは写真のような黒ビニール袋と角材でした。

パンパンに張ったビニール袋の質感をどう描くか!がポイントでしょうか。

床の描写も忘れずに、ですね。

 

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続いて午後のデザイン課題。

モチーフはコレ!なんだかわかりますか?

水と油のよくあるおもちゃのアレです。手のひらサイズで特注(手作り)しました。

揺らすとタプタプしてキレイですよ。

このモチーフから得たイメージを色彩構成する課題です。

 

そして採点と講評には、なんと視デの白井敬尚教授に参加していただきました。

 

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ブックデザイナーでもある白井教授から視デのデッサンとデザインのポイントを解説していただきました。

デザインとは、言葉の重要性、色彩について、話は多岐に渡りとても勉強になる講評会でした。

学生たちの眼差しは真剣そのもの。視デに行きたい気持ちもますます強くなったようです。

 

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最後は1点1点講評を行いました。点数が良かった人も、思うように行かなかった人も、本番に向けて何か得るものがあったのではないでしょうか。

残り2ヶ月、がんばれ!

 

デザイン/工芸私大コースでは1217()に高校1・2年生を対象とした多摩美グラフィックデザイン学科の色彩構成無料体験講座を実施します。

色彩構成って、そもそも何?テーマに対してどうカタチにするの?決まり事はあるの?などの疑問をお持ちの方、まだ定員に若干余裕がございます。是非お申し込みください。

http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/news/event_detail.html#004

多摩グラ1年生によるデモンストレーションも同時実施。来年度の受験に向け、本格的な色彩構成を1枚仕上げましょう!

 

高3・卒生の方は冬期講習、直前講習でお待ちしています!

 

冬期・直前講習はこちらから http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/

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