みんな１年お疲れさま！
.....日本画専攻 講師の稲垣です。
↑名古屋校から東京芸大に合格したみなさんと、講師が雑談している動画です。本当にほぼ雑談です。
なのでゆるーい気持ちで見てもらえればと思います。
今年度は生徒みんなが本当によく頑張りました。
東京芸術大学の12名合格はもちろんですが、合格数と同じかそれ以上に、１年をどう過ごしたかに意味があります。
今年の受験生はとても不安な状態で日々を過ごしたと思います。
そんな状況の中でも、稲垣から見た生徒の様子は、くさらず、こらえて、明るく、人に気をつかい、友達をつくり、時々弱音を言いつつも立ち直り、本当に真剣に日々を過ごしていました。
生徒がそんなに真剣に生きているのに、講師が弱音をはくわけにはいかないし、稲垣が知るかぎり、生徒はコロナの影響にグチも言わず、自分ができることを見つけて粛々と絵に向き合っていたように思います。
大人でもグチってしまう状況の中、生徒がそういう姿勢でいる以上講師もできることを工夫し、なんなら例年より実力が身につくように授業をおこなったつもりです。
自分の望む結果が出なかった人もいると思いますが、その結果だけで１年を否定する必要はありません。
大学に入ってからも、卒業後も、モノをつくることは続きますし、その過程で逆転もあり得ます。
河合塾を卒業する人たちのことを考えると「ああ、あの生徒はもういないんだな」とちょっと寂しくなりますが（意外と本当に寂しい）、また数ヶ月すれば、2021年度の生徒たちがきっとおもしろいキャラを発揮してくるでしょう。
2020年度、おつかれさまでした。
