こんにちは、彫刻専攻です。

   

1学期も半分進みました。造形の理解や表現技術

それ以上に自分のアートなマインドは広がっていますか?

   

45月にアトリエで生まれた作品を紹介します。

   

本科

4月始めに制作した自刻像です。

目覚めようとしている自身のワクワク感が、新しい

構造へのチャレンジにつながりました。

真に人(ヒト)をつくろうとしています。

 

牛骨をグレーの紙にチャコールペンシルやパステル、

鉛筆を用いて描いています。

ハーフトーンを思いながら、現場も含めた骨の立つ

姿の観え様と在り様を行き来し描こうとしています。

   

ダイナミックな彫刻と、アトリエの大空間を感じています。

奥行き深度への挑戦、その仕事が始まっています。

   

専科

明度、彩度幅をよく観察し取り組みました。

やさしい炭の定着感からも作者の観て描く息遣いが

伝わります。ここから少しずつ深めて行きましょう。

   

束薪とリンゴの構成作品です。

縄で縛ることで保たれている薪束のバランスから、

大きな軸を意識し制作しました。

小気味良い質や小空間の表現が、板上に立つ姿を

美しく見せています。

   

鏡に写る自分を描きました。

表面を触れ描きながら、見えない内側や裏を感じ

探し始めています。

いい顔をしていますね、暗がりの頬がもう少し前に出てくる様

描けるとさらに素敵です。

   

一作一作、失敗を怖れず制作を楽しみましょう。

ちょっとでも感じられたこと、表現できたことが自分の

制作や作品を好きにさせてくれます。 つづく。