KJ Blogをご覧のみなさま、こんにちは。

 

美術総合・京都芸大専攻です。

先日行なわれた塾生作品展の、生徒たちの制作している様子をご紹介します。

 

専攻のテーマは「感染」。

このテーマも生徒が自分たちで決めました。

 

夏休みの間、生徒たちにはただやりたいことを考える前に、テーマの「感染」について、言葉を調べることから始まり、連想する言葉や自分なりのイメージなどを文章や絵など、自由に用紙にまとめてもらいました。同じ形式で、普段から継続的にやっている作家、技法研究もいつもより掘り下げてもらいました。

 

 

テーマ自体は共通ですがこういう事前の準備が自分なりの「感染」、作品づくりにつながったのではないでしょうか。

 

9月初めから授業時間やアトリエ開放の時間を利用して、完成に向けて各々の表現や想いをこめて、試行錯誤しながら制作をしてきました。普段の授業ではなかなかできない、人に自分の作品を観てもらうということを含めて「展示」について考えられたことはよい経験になったと思います。

 

 

努力の成果もあり、今年も力作ばかりでした。

生徒たちが手を掛けてきた努力も見え完成度の高い作品も多かったです。

なにより、観ている人に楽しんでもらうことができたのではないでしょうか。

今回はいわゆる受験課題ではありませんでしたが、この経験も受験に、さらにその先へも必ず生きてくるはずです。

美術総合・京都芸大専攻はこれからも受験対策と同時に美術表現の楽しさ、難しさを学んでいきます

京都芸大の受験を考えている方、まだ受験する専攻を迷っている方はお気軽にお問い合わせください。