こんにちは、美術総合・京都市芸大専攻です。
夏期講習も終わり、名古屋の暑さも少しだけ落ち着いてきました。
暑がりの私は早く涼しくなることを祈りながら過ごしています・・・。
これから入試に向けて本格的にエンジンがかかってくる後半戦、
大変遅くなりましたが、2022年度入試の京都市立芸術大学(以下京芸)の
入試結果についてお知らせします。
<京都市立芸術大学 2022年度入試>
合格者 8名!(受験者21名中)!
合格率は約40%となっています。
合格されたみなさん!本当におめでとうございます!!
1年間の塾での対策を本番で出し切れた結果ですね!!
そして2022年度入試も高得点作品が多数出ているので
試験問題と合わせてご紹介します。
[描写]モチーフ:軍手(12双は塊のまま配置、1双は自由に配置可能)、金属ボウル
軍手は12双の塊と自由に配置可能なものが1双与えられました。
モチーフ自体はシンプルですが、受験生全体では構成のパターンは
多くなかったのではないかと思われます。結果的に中位から下位層は作品の
些細なミスで点差が大きく開く、油断できない出題だったと言えます。
※再現作品
[色彩]「与えられた紙テープをよく観察し、特徴をいかして色彩表現しなさい」
京芸の色彩課題でよく出題されるモチーフを使った出題となりました。
今回はモチーフも日常的に目にする物ですし、特殊な条件も与えられなかったので
受験生はいかにモチーフの特徴を生かし、自分らしい作品づくりができるか?
が点数に大きく左右したと思われます。
※再現作品
[立体]「100,000,000年後に生きる虫」をテーマに制作しなさい
今回の立体のテーマは受験生にもわかりやすく、特に当専攻の受験生たちは
直前の対策もいかして楽しく制作できたのではないでしょうか。
与えられた素材の魅力とテーマからの発想力、特に出題を楽しむ気持ちが
重要な試験内容だったと言えます。
※再現作品
京都市芸大の上位得点は2点刻みで採点される傾向にあります。
この傾向で見ますと、本年度弊塾の最高点は
描写248点!!(全国2位)
色彩248点!!(全国2位)
立体250点!!(全国1位)
以上のように高い得点を挙げることができました。
(掲載作品の得点とは異なります。)
しかし、思うような得点を上げられなかった受験生もいます。
夏期講習をしっかり復習し、2学期につなげてほしいと思います。
講師T