河合塾美術研究所 東京芸術大学合格速報!!
河合塾美術研究所 合格者
※3月15日現在判明分
2024年度芸大入試合格速報!今年もたくさんの方々が志望校に合格しました!
油絵・芸術学・建築はなんと東京芸大合格者数全国1位!!
合格されたみなさまおめでとうございます!
よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させていただいております。
ぜひご覧ください!!
私大入試合格速報!!!(ムサタマ)
河合塾美術研究所デザイン系学科塾生 合格者
※2月26日現在判明分
2024年度私大入試合格速報!今年もたくさんの方々が志望校に合格しました!
私大志望コースでは、多くの方が武蔵野美大・多摩美大に合格されました!
※補欠待ちは合格者人数に含みません。
合格されたみなさまおめでとうございます!よろこびの声が続々と届いています。
よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させて頂いています。是非ご覧ください。
日本画課外授業~in 小田原~
こんにちは。日本画専攻本科です。
受験生は日々予備校に通いアトリエで制作する毎日ですが、
普段と違う感性を養いより豊かな絵を創っていけるように二学期には課外授業も行います。
今回は神奈川県の小田原で、地球博物館、小田原城、海と回り、見学やスケッチを行いました。
まずは入生田駅にある地球博物館へ。
駅は小さめなのに駅の向かいにはとても大きく立派な博物館が!
きのこの企画展、剥製、化石、鉱石、昆虫、植物などのさまざまな標本がボリューム満点で見られました。
スケッチも可ということで、気になる標本の前で熱心にスケッチをする学生たち。
ここで一日過ごしてもいいくらい内容の濃い博物館でしたが、次の場所へ向かいます。
小田原駅に戻り小田原城へ。
小田原城の目の前でみんなで昼食をとりました。
ちょうど菊の展覧会が次の日からということで見事な菊も見たり、売店でお団子やアイスを食べたりと
気持ちもリラックスできたようです。
昼食後は小田原城址公園でスケッチするか、海に行くかは多数決で海へ行くことなりました。
海に着くと、まずはやっぱり水を触りたい!
普段は目で見た情報を描くことが多い日本画科の学生たちですが、水の冷たさ、砂の感触、磯の匂いなど
五感で感じる感覚を絵にすることはとても大事なことです。
外に出ないと感じられない体験を課外授業では大切にしています。
みんな、初めは少しはしゃいでいましたが、そのうち黙々とスケッチに取り掛かります。
この日は天気も良く、午後から夕方にかけて空の色がどんどん美しく変化していきました。
持って行った水彩絵具で美しい海の風景を描いている学生が多くみられました。
だいぶ日が落ちてきて薄暗くなる頃、みんなのスケッチを並べてみました。
それぞれの視点が伝わってくるスケッチになっていたと思います。
忙しい受験生ですが、休日などはなるべく新鮮な体験ができると心が豊かになり、
いい絵を描くことにもつながってくると思います。
河合塾の二学期の授業では、感性を磨くことや自分の個性を見つけて弱点を克服することなど、
タイプ別の授業を通じて自分なりの戦略を見つけていきます。
寒くなるにつれて受験モードに入るため、体調管理をしっかりと行い、頑張っていきましょう。
冬期講習も締切講座が出てきますので、早めの申し込みをしてくださいね。
冬期講習の申し込みはこちらから!
都立総合芸術高校推薦実技模試やりました!
こんにちは、中学コースです。
先日、都立総合芸術高校推薦実技模試を河合塾で行いました。
入試に近い状況で実技を行ってもらいます。受験された人たちも真剣に課題に向き合っていますね
課題は総合芸術高校の傾向を踏まえて、河合塾の講師が課題内容を考えています。
ぱっと見ると単純な形のモチーフが多いですが、シンプルなものほど形の違いが分かりやすくなる為、
観察の基礎力が必要になります。油断大敵です。
3時間の制作終了後に採点を行い、講評を行いました
講評と課題内容を説明している風景
上位の成績の人には賞状と商品が授与されました!おめでとうございます。
今回の模試で試験の感じはある程度イメージができたと思います。
受験の勉強も実技の勉強もここからが佳境に入っていく成績の良い悪いだけに気を取られず、
講評で言われたポイントをクリアしく事を目標にして、実技の練習をしてください。
目的を持ってしっかりやっていけば実技は確実に上達していくはずです。
河合塾では1月2日に「水彩コンクール」・1月13日に都立推薦入試直前の特別ゼミを行う予定です。
塾生のみならず、外部生も受講ができます。
年が明けた1月にはすぐに入試が始まります。冬期講習と合わせて是非、受講をご検討ください。
→冬期講習のお申込みはこちらから!
都立総合芸術高校推薦実技模試に向けて特訓!!
こんにちは。基礎中学専攻 高校受験コースです。
先日、都立総合芸術高校の方では入試説明会がありましたね。
河合塾でも10月22日(日)に都立総合芸術高校推薦実技模試があります。
それに向けての特訓課題を行いました!
今日のモチーフはこんな感じ↑
質感、固有色、形の違いが分かりやすいモチーフにチャレンジしてもらいます。
まずモチーフの配置と組み合わせ方、構図を考えていきます。
モチーフのセッティングが終わった段階で画面に鉛筆を使って描き出していきます。
生徒たちにもデッサンの進め方のコツを掴んでもらうために、今回の課題は学生講師の先生に
デモストとして一緒に描いてもらいました!
↓
まずは全体に当たりをとって、構図や大小関係を合わせていきます。
全体のバランスが取れたところで、モチーフの形をより正確に描いていきます。
形が整ってきた段階でモチーフごとの特徴(質感や固有色)を鉛筆の種類を変えつつ、さらに描き込んでいきます。
2時間あまりで完成!
先生さすがです!みなさんも入試でもこのくらい描けたら結果はバッチリだと思います。
レベルが高いかもしれませんが、ひとつ目標にして練習してみて下さい。
中学コースでの実技模試は年間を通して1回しか行われませんので、都立総合芸術高校を第一志望にされている方だけでなく、入試で実技試験がある美術系高校を受験される方も腕試しにぜひ受けてみてください。
河合塾で行う「都立総合芸術高校推薦実技模試」のwebでのお申し込みは10月12日(木)16時までとなっておりますので、ご注意ください。
お申し込みはこちらまで!
KJチャンピオンシップ【日本画】
こんにちは。日本画専攻です。
二学期上旬、河合塾では毎年、自由制作展の「KJチャンピオンシップ」が行われます。
内外問わず自由に見ていただける展覧会です。
日本画専攻では有志学生による自由制作と、本科生が授業で描いた日本画を展示します。
自由制作は平面を始め形式は自由で、立体、漫画、映像など学生が作りたい作品を作ります。それに対し、日本画実習では基本的な日本画材の使い方や、制作の仕方を学ぶため、モチーフのスケッチ→下図作り→転写→骨描き→彩色という流れで制作しました。
日本画は画材の扱いが難しいため、講師が実演しながら一緒に描きました。
スケッチは普段の受験対策での課題と技術的には変わらないのですが、最終的に本画にすることを想定して描くところが普段と少し違います。構図をどうしようか、背景の色が入るので、目立つところ目立たないところをどう作るかなど考え、選びながらスケッチします。
転写や骨描きなどもただ写すのではなく、生き生きした線を意識しながら描いていきます。みんな真剣です!
絵具の溶き方、グラデーション塗り、胡粉の溶き方とレクチャーを挟みながら制作を進めていきます。普段と違った描き心地なのでうまくいく部分といかない部分があったかと思いますが頑張って仕上げていきます。
完成した日本画は自由制作と共に学生たちで協力して飾り付けをし、KJチャンピオンシップで展示しました。KJは内外の人に見てもらえる年に一度の展覧会です。
学生にとっては作品を作るだけでなく、見てもらうことを経験できる貴重な機会です。大学に入った後どのように勉強していくのかを準備を通して体験できたと思います。
展示の一日目には日本画専攻内の講評がありました。
自由制作を展示した人は、自分の作品の前で作品の紹介をしました。これも大学の授業の講評で毎回行うので、緊張もあったかと思いますが良い経験になりました。
KJチャンピオンシップで自由制作、日本画、自画像を展示し、内外の人に見てもらうことができました。作品は自分の描きたい(作りたい)気持ちが一番大切ですが、人に見てもらうこともとても大事です。今回の経験を今後の制作に活かしてほしいと思います。
KJ Chanpionship 2023!
先日、河合塾美術研究所新宿校では学生による自由制作展「KJ Chanpionship」が執り行われました。
受験勉強にみっちりのめり込んだ夏期講習。
そこに間髪入れず自由制作!
かなりハードな日々を過ごしながらも、今年もパワフルで個性豊かな作品が乱立していました!
こちらは講評と表彰の様子です。
近年はコロナウイルスの影響でみんなで集まって講評を聞く機会がなかなかありませんでしたが
今年はワイワイ、ガヤガヤと全体講評していきました。
そして今年のグランプリはなんと、3DCGアニメーション作品でした!!
クオリティがまさにプロレベル!
圧倒的な存在感でしたね~
また、今年も例年通り自画像コンクールも並行して行われました。
こちらは"B3"、"白黒"という同じ条件の中で専攻を超えて100枚近くの作品が並び、その中で
最優秀賞はぶっちぎりの得票数でした、、、!
近くで見れば見るほど緻密な描写に目を奪われる作品でしたね!
KJ Chanpionshipは2日間というとても短い期間でしたが、
今月中1F Gallery Kartにて、受賞者作品展を行っています。
「見逃してしまった!!」という方はぜひご覧になってください!
高1・2デッサンコンクール
こんにちは!基礎専攻です。
7月16日(日)に「高1・2デッサンコンクール」(名古屋校・新宿校合同)を開催しました。
今回、用意されたモチーフは「トレーシングペーパー」で、
「モチーフと自分の手を自由に構成してデッサンしなさい」という出題でした!
「美大受験といえば石膏」というイメージもありますが、実は手も頻出のモチーフです。
いつも身近にある割に描いてみると中々難しく、
「毎日見ているようで、全然理解していなかったんだな・・・」と愕然とした思い出が私にもあります。
構成という事なので手の形・紙の形は自分の好きなように自由自在に調整配置する事ができます。
しかしその分、石膏デッサンや静物デッサンと比べると
「こういう作品にしたい!」「ここを見せたい!」という明確な意思や狙いがより大切になってきます。
3時間はあっという間に流れ、制作終了です!!!
みなさん制作お疲れ様でした。
制作終了後は別室に移動し、河合塾人気講師による手の構成デッサンのデモンストレーションを見学しました。
制作にあたっての注意点や道具の使い方・コツなどを解説しながら目の前で描いていきます。
なかなか無い貴重な機会ですよ!
講師が描いている手元が全員に見えるよう、カメラで制作の様子を撮影しリアルタイムでスクリーンに投影しました。
これなら細部も見やすいですね!!
その後、待ちに待った順位発表です!!
新宿校・名古屋校・一般受講生、総勢82枚もの作品が一つの部屋に並びます。すごい迫力でした。
プロポーションや光の印象、構図や形態感など様々な観点から採点を行い、講師同士で話し合いながら順位を決定しました。
今回のコンクールでの上位作品はこちらです!!
どれも完成度が高いですね!!
描写力が優れている作品だけでなく、構成が考えられている作品や狙いが面白い作品など様々なタイプが並びました。
新宿会場の上位三人には表彰状と賞品が手渡されました。
おめでとうございます!
その後一人一人の個別講評に移ります。
丁寧に良かった所・残念だった所を解説し、今後の為のアドバイスをしていきます。
美大受験を目指す同世代がこれだけ一堂に集まる機会は中々ありません。
自分のものだけではなく、他の人の作品や講評もしっかり見て聞いて、より良いところを吸収してきましょう!!
長時間にわたるコンクールでしたが、皆さんしっかりと集中し制作をしていて緊張感のある良いコンクールになりました。
この経験をこれからの制作に活かして頑張ってください!
・・・これで終わりではありません!
河合塾美術研究所新宿校ではコンクール終了後、参加者の皆さんにカルテをお送りしています。
カルテには作品の写真・評価ランク・講師からの講評・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析にはもってこいです。
コンクールから二週間ほどでご自宅に届く予定ですので、参加者の皆さんはお楽しみに!
そろそろ夏期講習も本格的に始動です!酷暑に負けず、制作を頑張ってください!
以上、基礎専攻でした。
「都立総合芸術高校夏期特別ゼミ」やりました!
こんにちは!中学コースです。
いよいよ夏も本格的になってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
河合塾美術研究所、中学高校受験コースでは先日の7月23日(日)に都立総合芸術高校にフォーカスを当てて、学科と実技のレクチャー(水彩)を行いました!
当日は河合塾の教務より学科(国語、数学、英語)の勉強するポイントをデータに基づいて説明をしました。
講師の方からは受験の状況と実技に関連した内容の説明をしています。
その後には実技(水彩)の実践的なレクチャーを行っていき、水彩で描いていく時の作業工程やそれをする時のポイントを解説しています。
参加者の方々にも絵を実際に描いてもらいました。
制作が終わった後には受講者の皆さんの作品を講師陣で講評しました。
短い時間でしたが、個人個人でポイントを意識して制作したので、技術的な部分でも内容が良くなった人が多く見受けられました。
今回、学んだ事は忘れないようにぜひお家に帰ってからも練習して欲しいです!
お家で練習するのが難しいと思う人は、夏期講習の方にぜひご参加ください。
河合塾では8月20日には都立総合芸術高校の一般入試を想定しての「水彩コンクール」も行います。
都立総合芸術高校志望されている方は腕試しに、こちらもぜひ受けてみてほしいです。
★夏期講習の詳細はこちらから!
銅版ゼミ
こんにちは、中学美術コースです!
今回は、先日の銅版画ゼミの様子をご紹介します。
まずは銅版画の仕組みからレクチャーです。
銅版画は版画の一種ですが、小学校で習う木版画(=凸版)と違い、
版の平らな部分が余白となり、彫った部分に色が載る、凹版という技法を使います。
ヨーロッパで生まれた、最も古い印刷技術の一つです。
銅版画では扱う道具も様々。
今回行うドライポイントという銅版画技法では、主にニードル、ビュラン、バニッシャー、ルーレット、インク、寒冷紗にプレス機などを使います。
最初は描画のイメージが掴み辛いのですが、銅板にニードル(針)で絵を描く感覚は独特で、気持ち良いのですよね。みんな徐々にコツをつかみ、どんどん描画が進みます。
描画が終わると、いざ刷りの工程へ。
小さいながらも本格的なプレス機!
「船長さんになった気持ちで!」と声をかけられながら、プレス機のハンドルをみんな力一杯回してくれました。
1枚目が擦り終わると、今度はインクを自分で調合してこだわりの色で刷ってみたり、難易度の高いグラデーションに挑戦してみたり、それぞれに刷り方を変えて2枚目に挑戦してくれました。
印刷が終わった後は、全員で作品を見比べながら講評会です。
同じ版でも、インクの載せ方や拭き取り方を変えるとがらっと印象が変わりますね。
講師からは、サイン・エディション番号・タイトルの入れ方、売り方(?)のセオリーなど、より実践的な内容も。
なかなか普段触れる機会がない銅版画の世界。
プレス機を使った版画の本格的な仕上がりや刷りの楽しさを満喫してもらいました。
今回体験した技術を、今後の制作にもどんどん活かしていきましょう〜!