こんにちは。基礎高の講師、河口です。前編のつづきです。
僕は色を使う際は鮮やかなのが好きですが、暗い所は比較的鈍い色で描いてます。そうするとその暗い感じが出せると思うので。
鮮やかさの度合いのことを「彩度」と言ったりします。たくさん描いて、その彩度の調整が必要に応じて出来るようになると、色を使うのがもっと楽しくなるよ。
釉薬の表情もなんとなく描いて完成。
少しでも色が複雑に見えるように、重ねて描くときにその塗りつぶし
加減を弱くしたり強くしたりしました。
予備校ではあんまりやらないけど、サインなんか入れてみたり。
キリがつくし、絵への愛着が増える気がします。
しっくりくるサインも練習して、試しに入れてみてね。ささやかだけどちょっと楽しい。
コーヒー飲みながら「いいやん」とか「難しいもんやなー」とか思いながら眺めます。
自分の世界に浸るのも大事です。描いてみたいという気持ちが落ち着くからか、
未だにわからんとこもありますが、描くことでしか味わえない満ちた気持ちになります。くやしいときもあるけど。
手前は今回使った色鉛筆です。◯◯色だーと思っても、よく観るといろんな色があるかもしれません。
自分で見つけた色をどんどん入れてみよう。
楽しかったのでもうちょっと描きました。絵具と違って色をつくる手間がないから、
ぱっぱっといろんな色で描けておすすめです。たまにはどうでしょうか。
次回の「自分の宝物を制作しよう」リレー形式vol.4をお楽しみに!