2018年11月 の記事一覧
基礎高1・2年専攻 授業風景
こんにちは!基礎高1・2年専攻です。
今回は、9月から行っている【体験ゼミ】について紹介します。
【日本画ゼミ】
アトリエにセッティングされたさまざまなモチーフをスケッチして、
それを基に岩絵具などの画材を使って日本画を制作します。
普段のデッサンと異なり、色や形を自由に構成して描いたり、画材の楽しさを体験する課題です。
【油画ゼミ】
事前に興味のある物をリサーチ、ファイリングして、そこからドローイング→油画へとつなげていく課題です。発想から表現へ広げるための試行錯誤していました。
【デザインゼミ】
ペットボトルのラベルのビジュアルをデザインする課題です。各々のイメージが具現化されておもしろい作品ができました。
【彫刻ゼミ】
生きている鳥の「生命感」をテーマに制作する課題です。まずクロッキーをして、つくりたいポーズを決めて、芯棒をつくり、そこへ粘土で表面の形をつくっていきます。360度どこから見ても鳥に見えるように、みんな常に動き回りながら制作しました。
これらのゼミを通して、自分は何に興味があるのか?見たり聞いたりして知っているつもりでも、実際に体験した方が確実に理解でき、その後の選択肢の幅も増えるでしょう。
美術に興味があるけど、何からはじめれば良いのかわからない人、どのジャンルに行けば良いのか迷っている人に、基礎高1・2年専攻はオススメの環境です。
日本画専攻 合同コンクール
ずらりと作品が並びました。橘先生が凝視しております。一見では、東京校の生徒なのか名古屋校の生徒なのかすら分かりません。
手前が東京校の板垣先生、奥に宮本先生です。(真ん中は名古屋校の木曽先生です。)わざわざ審査のために来校して頂き、なるべくお二人に講評をしていただきました。
生徒にとっては、普段聞き飽きた言葉ではない、新しい意見が聞けたと思います。講師にとっても「東京校の生徒さんのこの描き方いいな!うまいよね!みんな参考にしよう!」という、指導の指針となる場にもなりました。
また11/26には名古屋校の講師が東京校にて講評をします。
東京校の講師と話し合う機会が増えてくると、受験シーズンいよいよだなと感じます。
教務・チューター作品展2018
河合塾美術研究所 名古屋校 愛知芸大実技模試
初の動画投稿!
10月28日(日)に実施した愛知芸大実技模試の様子です。
音量が小さくてごめんなさい・・・・
愛知芸大実技模試(日本画1次)
11月は模試やコンクールが目白押し。
実践形式の経験を積む時期です。
順位が重要なのではなくて、なぜその順位だったかをきちんと分析することが大切ですね。
そうすることで、自分の力が本番でも出せるようになります。
愛知芸大の日本画1次は6時間の石膏デッサン。
短い時間の中でバランスよく描くためにはポイントを絞った訓練が必要です。
1位の人も、そのへんの力がしっかり着いてきたことがわかります。
彫刻専攻、あれからどうなった「感度量好」!!
こんにちは、久々の彫刻専攻です。
2学期始まりからこれまでの制作のねらいと作品を見てください。
まずは塾生作品展から〜
彫刻専攻は「POWER」をテーマに制作してくれました。
それでは本科クラスから〜
相モデル塑造3h、首の立ち上がりと量的特徴を捉える
見下げ視点、立ち姿と床の意識
一個視点と空間表現
手の表現と構成の研究
彫刻解釈の研究、面と稜線、形とトップのまわりこみ
構成と構造の研究、素材を生かした丁寧な仕事
制作プロセスと完成度
骨格の研究、構成意識、完成度
つづいて専科日専コースです。
描き出しからの構えの確認3h
描き出しから構えづくり、描き込みへの流れ
視点をもとにした、量空間の捉え方
動きと重心、骨格と表情
描き出しから構えづくり(組み立て)3h
正中線、面と稜線のつながりと裏への意識
印象、面と稜線、裏への意識、基礎形態
腰で立つ(動き、構造、重心)
一貫して量と空間の各自の感じ方、育ち方を大切にしながら
少しずつその精度を上げて行きます。そして、ますます彫刻への向き合い方が
積極的になって行きますように〜