レポート③ではさらに、プロダクトデザインとグラフィックデザインの作品を見ていきましょう。
レポート③ではさらに、プロダクトデザインとグラフィックデザインの作品を見ていきましょう。
上に挙げた作品は、「fit」と題された卓の作品です。こちらの卓では、「誰にとっても便利、というよりも、特定の誰かの生活に馴染む(フィットする)ようなデザイン」が追求されています。
左の作品はインスタントカメラの提案です。チェキなどが有名ですね。こちらのカメラでは、シャッターを切るとコマ撮り写真のように、その場の動きが続々と撮影されていきます。その場で印刷される写真には、その時にしか見えないような人々の動きが映し出され、細長い写真になって出てきます。
右の作品は、ベビーカーと抱っこひもが合わさったベビーカーの提案です。ベビーカーを押していて眠り込んだ赤ちゃんをそっと抱き上げる、お母さんの優しい気持ちが反映されていますね。
お次は打って変わってポスターをテーマとした「pin」という卓。「心に刺さるポスターを作る」というテーマの卓ですが、こんなポスターがありました。
左は市販されているエナジードリンクのポスターですね。信号機の赤とうまくかけていますが、私のようなおじさん世代だと「24時間戦えますか」なんてツライ言葉が思い出されます。右のポスターはあえて突っ込ませて頂きますが「まんまやんけ!」ど真ん中なのが一層清々しいですね。顔の表情の絶妙さと画面一杯の色面が良い対比ですね。好きです。
次の記事では情報環境デザインを見てみましょう。