こんにちは、社会人教室・銅版画コースです。

 

毎週日曜日、銅版画の制作を続けています。

それぞれの完成像に向かって、銅版を腐食させては試し刷り、という作業を繰り返していきます。

 

大きな作品をつくっている方もいらっしゃいます。

写真のサイズで、銅版画作品としては大きめの部類になります。

一度銅版を腐食させてしまうと、失敗しても後戻りはできないため、緊張感をもって制作しています。

 

先日、そんな制作の合間をぬって、リトグラフ技法のプチ体験会をしたのでご紹介します!

 

リトグラフとは、水性と油性の反発作用を利用して製版し、刷る版画技法です。

 

本来はぶ厚い石板を版にするのですが、非常に高価で手に入りにくいため、アルミ板で代用するのが一般的です。

 

  

写真に写っているグレーの板がアルミ板です。

ペンやクレヨンなど、油性の画材であればなんでも描画に使用することができます。

  

モノクロ印刷のコピー写真を転写することもできます。

 

さまざまな材料や描写を試してみました。

  

ちなみにこちらはリトグラフ用プレス機です。

最近はほとんど使う機会が無く長いことホコリを被っていたものを今回キレイに整備しました!

 

社会人教室では、見学・体験を随時受付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。