河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

中学生向けの学科サポータが始まっています

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2024年 10月 28日 18:34

中学高校受験コース講師です。

10月に入り寒さもいよいよ本格的になってまいりました。それに伴い受験生の皆さんも本格的に対策をしている

真っ最中だと思います。

「科目のどの部分で困っているか、どこを改善したら良いか、今後どのような勉強方法が効果的なのか」といった

個別対応に近い状況で生徒さんの状況に合わせた学習サポートを行なっています。

実技だけでなく、学科の方で不安のある方もこれを機会に是非河合塾までお問い合わせください。

合わせて、11月17日(日)には「都立総合芸術高校推薦実技模試」を開催いたします。

総合芸術高校を受験希望される方や女子美術大学付属高校やトキワ松学園高校、潤徳女子高校、片倉高校など、

入試で実技試験がある美術系高校の受験を考えている方も、実戦形式を経験を積めるチャンスですので、ご参加お待ちしております!!

都立総合芸術高校水彩実技コンクールやりました!

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2024年 08月 24日 13:51

こんにちは基礎中学高校受験コースです!

夏は猛暑続き、講習も後半になりに生徒の皆さんも疲労が溜まってきたと思います。そんな最中、都立総合芸術高校の水彩実技を想定して実技コンクールを行いました。

このイベントでは夏の期間でどのくらい力がついたのか、受験生の皆さんに試してもらうために行っています。

また今回は今年受かった都立総合芸術高校生1年生の2名をお迎えして、デモスト(実技実演)も同時に行っています。

生徒さんが実技をしている様子。

デモストの描き始めの様子

さすが現役の総芸生!この難しい課題でも慣れた様子で制作しています。

デモストの2名に感化されて、中学生達もいつも以上に制作に真剣に取り組んでいます

制作終了後は座談会形式でデモストをしてもらった高校生の2人に描いてもらった作品と入試当時様子などの解説をしてもいました。

中学生達からも試験や都立総合芸術高校に関する色々な質問があり座談会は盛り上がっていました!

座談会後にコンクール作品の講評を行いました。講習会での制作と違った状況での制作で緊張感があった分、みんな普段以上によく描けていました。

今回は講師のアドバイスだけでなく、デモストされた高校生の実技や座談会の中で、受験に関する様々なポイントが学べたと思うので、次の制作に活かす為にも、お家で引き続き実技の練習をして欲しいです。

8月も残すところ、あと僅か。

9月に入って2学期が始まると、学校のテストや高校での入試説明会などやることが目白押しですが、、、

本番の試験日まであと4ヶ月!気を引き締めて入試対策も頑張っていきましょう。

11月17日には河合塾では都立総合芸術高校の推薦実技模試も行います。第一志望の合格を目指している方もちろんですが、女子美術大学付属高校や片倉高校など、入試で実技試験がある高校を受験される方も是非ご参加ください!

7/28(日) 都立総合芸術高校 夏期特別ゼミ

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2024年 08月 02日 13:43

こんにちは!基礎中学高校受験コースです。

暑い夏がやってきましたがみなさんお元気でしょうか。

水分と塩分をしっかり摂って、熱中症には十分気をつけてくださいね。

さて、夏休みに入り、受験も本格的に始動される方も多いのではないでしょうか。

河合塾美術研究所では、毎年この時期に都立総合芸術高校の一般入試対策ゼミを行っています。

●都立総合芸術高校の入試状況説明

●学科の取り組み方やポイントについてレクチャー

●水彩のポイントについてレクチャー

●実際に水彩制作→講評

と盛りだくさんの半日となりました。

面談希望の方には終了後個別に面談も行いました。

今年は学科のレクチャーに河合塾wingsの先生をお呼びして、都立入試問題の対策について教えていただきました。

一番印象に残ったのは、数学のお話で「根拠の無い自信と、淡々とやる事が大事」という事でした。

できないと決めつけてしまうのではなく、自分はできるはずだと思って取り組む。

そして、点数が高い人は淡々と問題を解き続けているそうです。

続けて水彩のレクチャーでした。

絵の具は経験の少ない人が多く、入試をきっかけに触ることで「苦手だな〜」となりやすい画材です。

まず、結論から言うと『雑巾を必ず使ってください』

学校で購入する絵の具セットに入っている小さい雑巾やスポンジでは全然足りません。

お家で古くなって使わないタオルなどあればぜひそれを使いましょう。

他にも水彩で絵を描く時のポイントについて説明しました。

少し休憩を挟んで次は実際に水彩制作です。

レクチャーの内容を踏まえてまずはデモンストレーションを講師が行いました。

そして来ていただいた人にも実際に制作していただきました。

初めての人も講師が途中教室を回って教えるので安心です。

最後に1点ずつ講評を行いました。

短い時間でしたが、みなさんレクチャーの内容を意識しつつよく手が動いていましたね。

これからが楽しみです!

夏期講習の終わりには水彩コンクールを行います。

今回のゼミを踏まえて夏期講習もがんばって欲しいですね!

河合塾美術研究所では、2学期からの入塾も受け付けています。

今年受験の3年生はもちろん、早めに対策を始めたい2年生もぜひご検討ください。

夏期講習の詳細はこちら

2学期入塾の詳細はこちら

日本画材体験

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2024年 06月 24日 12:49

中学美術コースでは今月、二週に渡って日本画ゼミを行いました。

今回は《箔(はく)》と呼ばれる薄く伸ばした金属の画材を画面全面に貼って、その上に絵を仕上げていきます。

まずは簡単な画材の説明、実演を行い、見様見真似で箔を貼っていきます。

写真を撮り忘れてしまい、お見せできないのが残念ですが、《箔箸》という竹でできたピンセットを上手に使い、箔の上に《あかし紙》と呼ばれる蝋が塗ってある紙にくっつけて、箔を貼っていきます。

今回は、二日間の制作ということで、1日目に箔貼り、2日目に岩絵具と膠(にかわ)を主に使用し、絵の制作を行いました。

細い筆を使って、細かい部分も丁寧に仕上げていきます。

二色の箔を使って、雰囲気のある背景を作ることができました。

今回はこのようにあらかじめ下描き・転写をしてから、絵の具で描いていきました。

箔には様々な種類があり、各々貼り方にも工夫しながら、制作できました。

また、岩絵具のテクスチャーに苦戦しながらも、こだわりを持って描くことができました。

都内には、様々な場所に日本画材店があり、岩絵具などを購入することができます。

沢山の瓶に入った色とりどりの絵具たちは、見ているだけでも面白いので、是非とも一度足を運んでみてくださいね。

日本画専攻1学期授業風景~動物課題~

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2024年 06月 17日 14:34

こんにちは!日本画専攻です。

今回は動物課題です!

本科専科共にウサギを描きました。

元気なウサギが多く、走り回ったりレンガを乗り越えたりと描く方は難しそうです...。

脱走しそう!

初めて動物を描く人も多く、骨格や動きを捉えるのに苦戦中。

一瞬の形を覚えて描いたり、クロッキーを通して形を身体の中に染み込ませて、今寝ているから足の形はこの形になるはず...など総合的な理解力がいる課題ですね。

講師でも動物を描くのは難しく永遠の課題だと思います。

伊藤若冲ですら動物を理解したのは晩年という程なので、地道に観察あるのみですね。

筆作りワークショップをやりました!

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2024年 06月 13日 17:29

こんにちは。日本画専攻です。

先日、河合塾では特別講師に清晨堂の店主であり筆職人の、阿部悠季さんをお招きして筆作りのワークショップを行いました。

※「筆」と言っても色々と種類はありますが、「清晨堂」では日本画や書、書画などの和筆を主に作られている工房だそうです。

阿部さんの普段のお仕事は筆作りと販売ですが、筆を色々な人にもっと知ってもらう為、各美術大学や美術館などで、講演や講義の活動を精力的にされているそうです。

生徒たちも普段何気なく使っている筆ですが、それを実際に作られている職人さんの説明とあって真剣な面持ちで説明を聞いています。

阿部さんの指導の元、生徒たちが筆先を作っているところ

みんな失敗したくないのでしょうか。真剣な面持ちで手ほどきを受けていますw

筆の毛が崩れないように麻糸でしっかり力をかけて縛っています!

ワークショップ内では、筆にまつわる歴史や開発されてきた経緯などの講義もありました。

普段なかなか知ることが出来ない専門的な内容でしたが、筆の作られてきた用途やその背景を知ること出来たので、

生徒たちとっても大変ためになる内容でした。

材料となる動物の毛(原毛)の資料や古くから保管、記録されている貴重な資料の一部も見せて頂きました!

古来から現代にかけて筆の開発は画家(作家)の意見を取り入れて商品開発をされているそうです。

いろいろな筆があるので、実際に触れ、描き心地を試しています。

普段の生活の中では使う機会が少ない絵筆ですが、その製作過程や歴史に触れることで筆についての様々な要素を知ることができたワークショップでした。

その中でも阿部さんが言われていた「絵描きを支えるための筆作りをしている」という言葉がとても印象的で、その言葉が作り手から絵を描いている生徒たちに届いたことはとても良かったと思いました。

今回は日本画の生徒だけでなく、油絵や工芸の生徒も参加してくれました。こういったゼミがきっかけとなって、日本の職人さんが作る品質の良い筆が様々な人たちに普及していって欲しいです。

河合塾ではこのようなゼミと合わせて受験指導を行っています。

夏期講習や夏イベントの申し込みも開始しておりますので、美術、受験にご興味ある方はぜひご覧ください!

夏期講習の申し込みはこちらから!

GWの自主課題!~油絵専攻~

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2024年 05月 21日 10:35

油絵専攻ではGW明け、宿題として出していたドローイングの数々が勢揃いでした。日記的に描いてきたものや立体を作ってきた子も、、!このような創作は受験に向けた特訓は勿論、その後の大学生活や卒業してからの作家生活へ向けても必要な習慣だと思っています。今回は然る有名な人物から習慣づけに関して、皆さんの肥やしになるメッセージを預かってまいりました。こちらの方です!


どうも伊能忠敬です。


私は測量機器を用いて日本地図を作った男。歩いて各地をまわるのは国土の形を知る以上に更に特別な価値がありました。今回はその気付きについて話したいと思います。
「百聞は一見にしかず」この諺(ことわざ)を皆さんは深く意識したことがありますか?この見る行為は実体験を示しています。人から聞き集めた情報に一度の体験は勝るんです。Googleマップで日本だけではなく世界中を閲覧できる昨今、日本を歩きまわったこの足が誰より日本という土地を知っています。四季折々変わる気候や切り開かれた土地、そこに関わる人々、根付く生命などが基礎となり形作られる景色の百面相。これらを果たして画面の上や人伝から知って感じ取ることが可能でしょうか?
私の勝手なイメージですが創造表現するためには理想とルーツ(根底にあるきっかけ、起源)が必要です。夢見るような幻想・目的への崇拝が作るための動機となります。叶わぬことへの嘆願や疑似実現を平面、立体、映像などの形にして世に生み出す尊い行為。それら創作に向けた動機に気付くため必要なこと、それは自身を探ることです。自らの創作は一体何に魅了されて始まった活動なのか?源流を見つけることで活動を始めた際のトキメキを思い出せます。私は正確な暦を創るため地図の測量を行いましたが、各地にある風土の多彩さに触れて魅了されていました。日本の大地はなんて雄弁なのかと。この感動が活力となり、寸分違わぬ国土の計測は達成されたのだと思っています。

皆さんが油絵を、もしくは描くことを嗜むようになったのはいつ頃のことだったのでしょうか?
試験だなんだと大変な思いをしてまで描くことを辞めないのは何故でしょうか?
いつの日か創作に心を奪われた日の記憶を思い出してみてください。「日本一周を測量するのに4万キロ歩く」なんてどうってことのない苦難でした。皆さんの理想の創作もそんな遠い道のりの先に間違いなくあります。

少しづつでも進むことを忠敬はお薦めします。


以上が伊能忠敬さんからのメッセージでした。私も何か考えに詰まるときは海を見に行ったりしますが、こんがらがった考えや不安がスゥッと抜けるのを感じます。手元の作業に戻ってくる情報の多彩さって確かに体験の有無が大事です。今回のメッセージが皆さんのメンタルや作業面などに役立てばいいなと思いました。

河合塾美術研究所 東京芸術大学合格速報!!

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2024年 03月 15日 16:12

河合塾美術研究所 合格者

※3月15日現在判明分

2024年度芸大入試合格速報!今年もたくさんの方々が志望校に合格しました!

油絵・芸術学・建築はなんと東京芸大合格者数全国1位!!

合格されたみなさまおめでとうございます!

よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させていただいております。

ぜひご覧ください!!

私大入試合格速報!!!(ムサタマ)

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2024年 02月 26日 17:50

河合塾美術研究所デザイン系学科塾生 合格者

※2月26日現在判明分

2024年度私大入試合格速報!今年もたくさんの方々が志望校に合格しました!

私大志望コースでは、多くの方が武蔵野美大・多摩美大に合格されました!

※補欠待ちは合格者人数に含みません。

合格されたみなさまおめでとうございます!よろこびの声が続々と届いています。

よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させて頂いています。是非ご覧ください。

日本画課外授業~in 小田原~

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2023年 11月 15日 10:47

こんにちは。日本画専攻本科です。

受験生は日々予備校に通いアトリエで制作する毎日ですが、

普段と違う感性を養いより豊かな絵を創っていけるように二学期には課外授業も行います。

今回は神奈川県の小田原で、地球博物館、小田原城、海と回り、見学やスケッチを行いました。

まずは入生田駅にある地球博物館へ。

駅は小さめなのに駅の向かいにはとても大きく立派な博物館が!

きのこの企画展、剥製、化石、鉱石、昆虫、植物などのさまざまな標本がボリューム満点で見られました。

スケッチも可ということで、気になる標本の前で熱心にスケッチをする学生たち。

ここで一日過ごしてもいいくらい内容の濃い博物館でしたが、次の場所へ向かいます。

小田原駅に戻り小田原城へ。

小田原城の目の前でみんなで昼食をとりました。

ちょうど菊の展覧会が次の日からということで見事な菊も見たり、売店でお団子やアイスを食べたりと

気持ちもリラックスできたようです。

昼食後は小田原城址公園でスケッチするか、海に行くかは多数決で海へ行くことなりました。

海に着くと、まずはやっぱり水を触りたい!

普段は目で見た情報を描くことが多い日本画科の学生たちですが、水の冷たさ、砂の感触、磯の匂いなど

五感で感じる感覚を絵にすることはとても大事なことです。

外に出ないと感じられない体験を課外授業では大切にしています。

みんな、初めは少しはしゃいでいましたが、そのうち黙々とスケッチに取り掛かります。

この日は天気も良く、午後から夕方にかけて空の色がどんどん美しく変化していきました。

持って行った水彩絵具で美しい海の風景を描いている学生が多くみられました。

だいぶ日が落ちてきて薄暗くなる頃、みんなのスケッチを並べてみました。

それぞれの視点が伝わってくるスケッチになっていたと思います。

忙しい受験生ですが、休日などはなるべく新鮮な体験ができると心が豊かになり、

いい絵を描くことにもつながってくると思います。

河合塾の二学期の授業では、感性を磨くことや自分の個性を見つけて弱点を克服することなど、

タイプ別の授業を通じて自分なりの戦略を見つけていきます。

寒くなるにつれて受験モードに入るため、体調管理をしっかりと行い、頑張っていきましょう。

冬期講習も締切講座が出てきますので、早めの申し込みをしてくださいね。

冬期講習の申し込みはこちらから!