河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

コンクール の記事一覧

名古屋校・新宿校合同「高1・2デッサンコンクール」

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2023年 02月 04日 15:29

こんにちは!!基礎専攻です。
1月15日(日)に名古屋校・新宿校合同の「高1・2デッサンコンクール」を開催しました。

昨年に引き続きコロナウイルス変異株の感染拡大が懸念されている状況ですので、換気や手指消毒・密を避ける等の感染防止対策を徹底した上での開催となりました。

今回の出題は石膏像で「マルス」でした!


美大入試でもよく出題される定番の石膏像で、洗練されたスマートさと、筋肉質の力強さを併せ持った像です。果たしてマルスらしい印象を出せるでしょうか?


描く場所はくじ引きで決めます。
いつもは自分の好きな場所を選んで描いていると思いますが、実際の入試ではそうはいきませんよ!自分の苦手な位置になったり、像から離れた二列目の位置になったりするのはよくある事です。今のうちに慣れておきましょう!



制作時間はあっという間に終了です。皆さんお疲れさまでした!
制作終了後は、河合塾人気講師による石膏デッサン描き出しのデモンストレーションが行われました。



密を避けるため、講師が描いている様子をブロジェクターでリアルタイムに投影しました。手元が良く見えますし、ソーシャルディスタンスも確保できます。一石二鳥ですね!


これほどハイレベルな描き出しを生で見られる機会は中々ないですよ!自分の制作と比べて何が違うか考え、積極的に技術を吸収しましょう。
講師への質問も沢山出ていて、とても有意義な時間になりました。

その後、遂に順位発表です!!

新宿校・名古屋校、総勢133枚もの作品が一堂に会します。
美術系を志す同年代の作品がこれほど集まる機会も中々ありません。異様な熱気に包まれています。

今回のコンクールの上位作品はこちらです。


一位


二位


三位

どれも実力を感じる力作です!!

新宿会場の上位三人には賞状と賞品が手渡されました。おめでとうございます!



全体の講評をしたのち一人一人の講評に移ります。
作品の良かったところ、悪かったところ、今後に向けたアドバイスを個別に丁寧に講評で伝えていきます。


コンクールの結果が良かった人も、そうでない人もいると思いますが、今回の結果に一気一憂してはいけません!まだまだ高1・2生、これからいくらでも成長していけます。伸び代の塊です!!
目の前の結果は冷静に受け止めて、自分の成長の為に何ができるかを常に考えながら制作を続けていきましょう!!

・・・これで終わりではありません!!
河合塾美術研究所ではコンクール終了後、参加者の皆さん全員にカルテをお送りしています。



カルテには作品の写真・評価ランク・講師からのコメント・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析にはもってこいです。

コンクールから3週間ほどでご自宅に届く予定です。
参加者の皆さんは是非参考にしてください。

以上、基礎専攻でした!!

油絵専攻 授業内デッサンコンクール

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2022年 07月 03日 10:00

こんにちは、油絵専攻です!

夏季講習前の油絵専攻授業内デッサンコンクールがありました。

講師陣が会議した結果、グラスが沢山並ぶなんとも美しいモチーフとなりました。


基礎的な素描能力、モチーフから得ることのできる特徴、作者の意思...これらが画面にどう反映されるか。

今回出された課題と相性が良かった人、良くなかった人、様々いると思います。

「どのような課題が出たとしても、自分の強みを出せる力」を伸ばすことが重要なのではないでしょうか。




今回の結果に囚われることなく、さらに突き進んでいきましょう!

高1・2デッサンコンクール

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2022年 02月 03日 18:59

こんにちは!!基礎専攻です。
1月16日(日)に「高1・2デッサンコンクール」を開催しました。

コロナウイルス変異株の感染拡大が懸念されている状況ですので、換気や手指消毒・密を避ける等の感染防止対策を徹底した上での開催となりました。

今回の出題は石膏像で「ブルータス」「マルス」でした!
二体とも美大入試でもよく出題される定番の石膏像で、マルスは洗練されたスマートな雰囲気、ブルータスは全体的にゴツゴツガッチリとした印象、それぞれタイプの違う像ですがしっかり印象を合わせられるでしょうか?



描く場所はくじ引きで決めます。
いつもは自分の好きな場所を選んで描いていると思いますが、実際の入試ではそうはいきません!今のうちに慣れておきましょう!



制作時間はあっという間に終了です。皆さんお疲れさまでした!
制作終了後は、河合塾人気講師による石膏デッサン描き出しのデモンストレーションが行われました。




密を避けるため、講師が描いている様子をブロジェクターでリアルタイムに投影しました。手元が良く見えますし、ソーシャルディスタンスも確保でき、良い事尽しです!
自分が描いた直後に、講師の描き出しをリアルタイムで見られる機会は中々ないと思います。
講師への質問も沢山出ていて、とても有意義な時間になりました。

その後、遂に順位発表です!!




一般受講生、新宿校・名古屋校、総勢153枚もの作品が一堂に会します。
美術系を志す同年代の作品がこれほど集まる機会も中々ありません。圧巻です。

今回のコンクールの上位作品はこちらです。



どれも実力を感じる力作です!!

新宿会場の上位三人には賞状と賞品が手渡されました。おめでとうございます!





全体の講評をしたのち一人一人の講評に移ります。

作品の良かったところ、悪かったところ、今後に向けたアドバイスを丁寧に講評で伝えていきます。





自分の順位に満足な方もいればショックを受けた方もそれぞれいると思います。しかし、今回の結果に一気一憂してはいけません!まだまだ高1・2生、これからいくらでも成長していけます。目の前の結果は冷静に受け止めて、自分の成長の為に何ができるかをストイックに考えながら制作を続けていきましょう!!

・・・これで終わりではありません!!
河合塾美術研究所ではコンクール終了後、新宿校当日会場受講者の皆さん全員にカルテをお送りしています。





カルテには作品の写真・評価ランク・講師からのコメント・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析にはもってこいです。

コンクールから二週間ほどでご自宅に届く予定です。
参加者の皆さんは是非参考にしてください。

以上、基礎専攻でした!!

基礎中学高校受験コース:総合芸術高校水彩コンクール

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2021年 12月 30日 17:42

こんにちは、基礎中学高校受験コースです!

冬期講習会も残りわずか、12/30に講習会内で「総合芸術高校水彩コンクール」を行いました。



2021年の最後のコンクールということで、良い緊張感の中、みんな真剣に取り組んでいます!



ボリュームのあるモチーフなので、時間配分を考えながら進めていくことが大事になります。



制作時間が終わったら、講師からのレクチャーがありました。



最後に全員の絵を並べて採点、

講評会になります。



全体で並んだ時の自分の絵の見え方と、講師からのアドバイスを聞き、終了です!

総合芸術高校の一般入試まではあと2ヶ月。

今回の結果を踏まえて、頑張っていきましょう!

高1・2デッサンコンクール

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2021年 07月 25日 16:05

こんにちは!!基礎専攻です。
7月18日(日)に「高1・2デッサンコンクール」(新宿校・名古屋校合同)を開催しました。

またしても緊急事態宣言下という状況ですので、換気や手指消毒・密を避けるなどの感染予防対策を徹底し、安全な環境を整えた上での開催となりました。

今回の出題は「手と石を構成して描きなさい」というもの。
「構成」、つまりは自分で自由にモチーフの組み合わせや構図・意図などを考えて作品を完成させなさいという事です。これは石膏デッサンとはまた違った難しさがあります!!



自分で自由にモチーフを配置できるこの課題。石膏デッサンや静物デッサンよりも自由度があり楽に見えるかもしれません。しかし、自由にできる分「こういう作品にしたい!」「ここを見せ場にしたい!」という明確な意思や狙いがとても重要になってきます。



制作時間もあっという間に終了です!! みなさんお疲れ様でした。

制作終了後は別室に移動し、河合塾人気講師による手の構成デッサンのデモンストレーションを見学しました。
制作にあたっての注意点や描いてく上でのコツなどを解説しながら目の前で描いていきます。
自分が制作した直後に上手い人の制作プロセスを見ると「ここはこうすればよかったのか!」「このような道具の使い方があるのか!」など、色々と発見があると思います。 
なかなか無い機会です!!



今回は緊急事態宣言下ですので、カメラを配置し、描いている様子をリアルタイムで投影しました。
これで密を回避しながら全員がしっかり制作の様子を見る事ができました。

その後皆さんお待ちかねの順位発表です!!

新宿校だけではなく、名古屋校の生徒の作品も並びます。圧巻です!!



プロポーションや光の印象、構図や形態感など様々な観点から採点を行い、講師同士で熟考の上、順位が決定されました。今回は優秀な作品が多く、講師もとても悩みました。

そんな激戦を勝ち残った今回のコンクール上位作品はこちら!!









本当に力作ですね!!
限りある時間の中で、ここまでの作品が描けるとは・・・講師もびっくりです。

新宿会場の上位三名には表彰状と賞品が手渡されました。
おめでとうございます!!!!



全体の講評の後、一人一人の講評に移ります。
丁寧に良い所・残念だった所を解説し、今後のためのアドバイスをしていきます。

自分の作品の評価だけで一喜一憂してはいけません! これだけ同世代の作品が並ぶ機会は滅多にありません。しっかり他の人の講評も聞いてドンドン良い所を盗んでいきましょう!!

今回のコンクールは皆さんしっかりと集中して取り組んでいて、緊張感のある良いコンクールになりました。今回の経験を糧にこれからも頑張っていきましょう!!

・・・これで終わりではありません!!
河合塾美術研究所新宿校ではコンクール終了後、参加者の皆さんにカルテをお送りしています。




カルテには作品の写真・評価ランク・講師からのコメント・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析には持ってこいです。
コンクールから二週間ほどでご自宅に届く予定ですので、参加者の皆さんはお楽しみに!!

そろそろ夏期講習も本格的に始まります!!
コロナと暑さに負けずに制作を頑張ってください!!

以上、基礎専攻でした。

1/17 高1・2デッサンコンクール

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2021年 01月 25日 16:57

こんにちは!!基礎専攻です。
1月17日(日)に「高1・2デッサンコンクール」(名古屋校・新宿校合同)を開催しました。

緊急事態宣言発令下という状況ですので、換気や手指消毒・密を避ける等の感染防止対策を徹底した上での開催となりました。

今回の出題は石膏像で「ブルータス」でした!
美大入試でもよく出題される定番の石膏像で、かの有名なミケランジェロの作品です。頭部は未完成で荒削りのノミの跡が残ったままなんです!ご存知でしたか?



場所はくじ引きで決めます。
体正面や二列目といった場所は、難易度は高くなりますが それは本番も同じです。今のうちに慣れておきましょう!


制作時間はあっという間に終了です。お疲れさまでした!

制作終了後は、河合塾人気講師による石膏デッサン描き出しのデモンストレーションが行われました。



密を避けるため、講師が描いている様子をブロジェクターでリアルタイムに投影しました。これでソーシャルディスタンスを確保しつつ、全員がしっかりデモンストレーションを見ることができました。
講師への質問も沢山出ていて、とても有意義な時間になったと思います!

その後、みなさんお待ちかねの順位発表です!!




新宿校・名古屋校、総勢218枚もの作品が一つの教室に並びます。
同じ年代の作品がこれだけ沢山並ぶ事はそうそうありません。圧巻です。

今回のコンクールの上位作品はこちらです。Aランク1位から4位と、aランク上位3枚です。



どれも力作ですね。

新宿会場の上位三人には賞状と賞品が手渡されました。おめでとう!



全体の講評をしたのち一人一人の講評に移ります。

時間をかけて、今回良かった所・惜しかった所などを解説し、今後成長していく為のアドバイスをしていきます。



まだまだ高1・2生!経験が無いのは当たり前。本番と同じような緊張感を経験し、同年代の実力・自分の立ち位置を知る事が今後の成長につながる第一歩です。順位に一喜一憂せずに、前を向いて頑張っていきましょう!

・・・これで終わりではありません!!
河合塾美術研究所ではコンクール終了後、参加者の皆さん全員にカルテをお送りしています。



カルテには作品の写真・評価ランク・講師からのコメント・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析にはもってこいです。

コンクールから二週間ほどでご自宅に届く予定です。
参加者の皆さんはお楽しみに!!

以上、基礎専攻でした。

基礎高1・2デッサンコンクール

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2020年 07月 25日 15:13

こんにちは!基礎専攻です。
7月19日(日)に「高1・2デッサンコンクール」(名古屋校・新宿校合同)を開催しました。

例年とは異なる状況ですので、換気や手指消毒・間隔をあける等の感染防止対策を行った上での開催となりました。

「コンクールのモチーフといえば石膏!」という人も中にはいるかもしれませんが、今回のモチーフはなんと手とアルミシート!この二つのモチーフを自らで構成してデッサンしてくださいという出題でした。



構成という事なので手の形・アルミシートの形は自分の好きなように自由自在に調整配置する事ができます。しかしその分、石膏デッサンや静物デッサンと比べると「こういう作品にしたい!」「ここを見せたい!」という明確な意思や狙いが必要になってきます。




制作時間もあっという間に終了です。
みなさん最後まで頑張りました!お疲れ様です。

制作終了後は別室に移動し、河合塾凄腕講師による手の構成デッサンのデモンストレーションを見学しました。
制作にあたっての注意点や道具の使い方・コツなどを解説しながら目の前で描いていきます。なかなか無い機会です!




今回新たな試みとしてカメラを配置し、講師が描いているところをリアルタイムでスクリーンに投影しました。
これでソーシャルディスタンスを確保しつつ、全員がしっかりデモンストレーションを見る事ができました!


その後、みなさんお待ちかねの順位発表です!!

新宿校・名古屋校、総勢124枚もの作品が一つの部屋に並びます。圧巻です。





プロポーションや光の印象、構図や形態感など様々な観点から採点を行い、講師どうしで話し合いながら順位を決定しました。

今回のコンクールでの上位作品はこちらです!!







力作ですね!!
描写力が優れている作品だけでなく、構成が考えられている作品や狙いが面白い作品など様々なタイプが並びます。


新宿会場の上位三人には表彰状と賞品が手渡されました。
おめでとう!



その後一人一人の講評に移ります。
丁寧に良かった所・残念だった所を解説し、今後の為のアドバイスをしていきます。

自分の講評をしっかり聞くのはもちろんですが、他の人の講評を聞くのもとても大切です。「あの作品はここが良いな」「この作品のここは講師に指摘されるかな」といった感じに心の中で考えるのも目や頭の良い訓練になります。

同世代の作品がこれだけ沢山集まる機会はめったにありません!積極的に他の人の良い所を盗んでいきましょう!



今回のコンクールはマスクを着用したり換気の為に窓を開けたりと色々とイレギュラーでしたが、皆さんしっかりと集中し制作をしていて緊張感のある良いコンクールになりました。この経験をこれからの制作にいかして頑張ってください!


・・・これで終わりではありません!
河合塾美術研究所新宿校ではコンクール終了後、参加者の皆さんにカルテをお送りしています。


カルテには作品の写真・評価ランク・講師からの講評・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析にはもってこいです。
コンクールから二週間ほどでご自宅に届く予定ですので、参加者の皆さんはお楽しみに!

そろそろ夏期講習も本格的に始動です!
暑さとコロナに負けずに制作を頑張ってください!

以上、基礎専攻でした。

誰でも参加!自宅課題コンクール

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2020年 03月 27日 18:40

※自宅課題 おいしいものコンクールの期限が変更になりました!!!※ 

こんにちは、日本画のかわなです。

先日の体験授業には想定よりも多くご参加いただき、定員数を増やして開催いたしました。
ご参加いただいた方ありがとうございました。
至らない点もあったかもしれません。
分からないことなどあれば是非いつでも聞きにきてくださいね。社会人講師がしっかりとお答えいたします!




春期講習3タームが終わり、4ターム・5タームでは東京藝大合格者の入試再現デモストを行なっています。
(4タームは石膏、5タームは着彩の再現デモストです)

コロナ騒動で、東京でも不要不急な外出は自粛してくださいとのことになりましたが、受験生はただ休んでいる時間はありませんよね。

講習では、河合塾でも様々な予防をしています。そして行き帰りも含め、みなさんも最大限気をつけて受講してほしいのですが、休みの日の外出は控えましょう。
本当は春の自然をスケッチしに行きたいのですけどね、、それは仕方がないです。


そこで自宅課題の春コンとして「おいしいものコンクール」を行いたいと思います!!
(日本画では通年自宅課題を集めたコンクールを行い、〇〇コンとの名称が付いています。今回は春コン!です)

※自宅課題 おいしいものコンクールの期限が変更になりました!!!※ 





詳細は上記画像を確認ください。
参加資格は上記期限(5月7日~11日)の間に河合塾美術研究所新宿校の校舎に提出ができる人であれば、どなたでも参加可能です^_^

まだ塾生ではない人や、卒業生などの参加もお待ちしています!!

大賞には賞品が!
その他、各賞を用意していますので、楽しみにしてください⭐︎


そして是非ともTwitterなどでも描いた作品を挙げてください!

ハッシュタグは

#2020河合塾美術おいしいものコンクール

(長いのでコピーして付けてくださいね。)


ハッシュタグをつけてtwitterなどに投稿してくれた人は、作品提出時に粗品をプレゼントしますので奮って御参加ください!
(twitterなどの投稿画面を、提出時に確認できるようにしてくださいね♪)

1人じゃない。みんなで盛り上がって頑張りましょう!講師だって参加しちゃいます!?
負けないぞー!!

 
河合塾のTwitterを登録まだしていない方はこちらから!↓
https://twitter.com/kawai_bijyutu


こちらは春期講習の申し込みurlです↓
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/
春期講習は定員数に達するかもしれませんが、まだ参加可能です!


講習に参加される方は、教室内換気のため窓を開けていますので
体温の調節が出来ますよう、服装にご注意のうえご参加ください。
また、何か不安や不明な点がございましたらお問い合わせください。

高1・2デッサンコンクール

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2020年 01月 27日 09:05

こんにちは、基礎専攻です。
1月19日(日)に、「高1・2デッサンコンクール」(新宿校・名古屋校合同)を行いました。
今回の出題はマルス!入試でも定番、超基本の石膏像です。石膏像の中でも屈指のイケメン。今回は胸像ですが、動きがよくわかるので全身像もぜひ調べてください。ポーズを真似してみると、胸像の状態ではわかりづらい動きが理解できると思います。

 

場所はくじ引きで決めます。正面や2列目は少し難しく感じるかもしれませんが、横位置にない魅力が沢山の位置でもあります。普段から練習しておきたいところ。



制作時間終了です。お疲れ様でした!
制作終了後は、河合塾看板講師2名による、石膏デッサンのデモンストレーションを見学しました。制作手順はもちろん、確認の頻度や道具の扱いなどにも注目です。


そしてデモストの間、下の部屋では採点が行われていました。


部屋の壁いっぱいに作品が並んでいます。たくさんの作品の中での自分の作品の印象、どんな感じでしょうか?

今回上位だった作品はこちら。全体的に描写技術の高い作品が多く、見応えがありました。そのぶん、細かい順位付けの際には「形が合っているか」、「表現が浅くないか」といった点について、かなりシビアなチェックがありました。採点側も真剣です!



専攻も学年も様々、経験値の差もありますが、熱意ある作品が沢山生まれました!いつもと違う緊張感の中、集中して良い制作ができたように感じます。


石膏デッサンというとどうしても入試のイメージが強いですが、今の時期一番大切にして欲しいのは、自分が興味や関心を持ったことを失わない、ということ。
光が綺麗だと感じた、部屋の雰囲気がこう見えた、立体を描くのが面白かった、等どんな些細なことであっても、作者の視点や考えが伝わる作品は魅力的です。ただ欠点だけを直して「試験のためだけのデッサン」にならないよう、自分の強みや感性を大切に、試験をクリアしたその先を見据えて勉強していきましょう。

河合塾美術研究所新宿校では、自由度の高いコース選択ときめ細やかなアドバイスで、高校1、2年生の皆さんをサポートしています。直前講習がスタートして校舎も一段と活気付いてきましたが、基礎専攻でも年間のまとめに入ろうとしています。年度末には修了作品展も予定していますので、お楽しみに!

直近では、2/9(日)に、無料体験講座+進学説明会が開催されます!また基礎専攻では、水曜・日曜以外での無料体験入塾(授業参加)を受け付けています!ぜひ校舎に電話 0120-327-414 までお願いします!

https://www.kawai-juku.ac.jp/event/list/dtl0000013243

授業内芸大・私大素描コンクール実施

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2019年 12月 26日 09:51

12/24に授業の一貫でコンクールを行いました。




.........謎のモチーフですね、
プラネタリウムのプロジェクタに見立てて組み上げたモチーフだそうです。丸椅子同士を組み合わせ、積み重ねた台のさらに上に載せると、かなりの高さになります。
「モチーフを覗き込んで見えたものを描きなさい」
という課題で、これを木炭紙に素描で制作してもらいました。

この文中の「覗き込む」とは一体どんな行為でしょうか?

見ることは、肉眼で対象を捉えることに他なりませんが、
覗き込むと言った時に、「見る」という言葉以上に、近寄る、場合によっては登る、など、より深く目で見るまでに至る行為も含める意味が強くなります。
そういう覗き込むという体験を通して得られる景色には身体性を孕んでいることに対しての意識を問いたいと思いました。

受験において、このようにシビアな課題は出題の機会は少ないでしょう。
ただ忘れて欲しくないことでもあります。
観察、その行為自体は大切なことですが、自分が行為したことについて見つめ直す仕事も、絵を修練させるきっかけになります。



同時に私立大学入試のためのコンクールも行いました。
モチーフはオーソドックスな静物デッサン課題ですが、クサリや、1/2カットして、少し成長し膨らんだ白菜も、デッサンとなると少し曲者です。一つ一つ丁寧な観察が求められますが、静物デッサンとしての全体性から生まれてくる空間というのは完成に詰めていく上では必須です。



あぁ...よく見ると、質感も豊かで描きごたえありますね。

参加している人は皆伸び盛りという感じですね。熱心な人ほど変化が著しいです。
コンクールで順位を大まかにつけましたが、いやいやまだまだ分からない人たちで、皆さん期待の塊です!
自分の分からないことがあるということを認識したと言うことは、もう成長の7割は到達しています。そのあとは自ずと必要に駆られて知ることになります。私たち講師の言葉のどこかがそのきっかけの一つになれば幸いです。