河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

河合塾美術研究所 東京芸大合格速報!

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2023年 03月 15日 15:04

河合塾美術研究所 合格者

※3月15日現在判明分

2023年度芸大入試合格速報!今年もたくさんの方々が志望校に合格しました!

日本画・建築・芸術学は東京芸大合格者数全国2位!!

合格されたみなさまおめでとうございます!

よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させて頂いています。

日本画専攻 東京藝術大学合格速報‼︎

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2023年 03月 15日 14:49

日本画専攻 東京藝術大学合格速報 ‼︎

東京藝術大学の日本画の23年度入試合格結果が出ました!

定員25名中、最終合格9名(現役生は2名合格)となりました!

今年に関してもコロナの影響がありましたので、受験生の皆さん、そして保護者の方々も入試対策や私生活の中で苦労された部分が多かったと思います、、、

そういった中、志望大学に合格した皆さん、一年間の努力が実り、本当に良かったですね。

おめでとうございます!!

惜しくも結果が出なかった人達は本当に残念ですが、、、この悔しさをバネに、来年度こそ必ず第一志望に合格する為に、強い気持ちで進みましょう!

河合塾では春期講習など新シーズンに向けての受験サポートの為のイベントを各種ご用意しております。

★春期講習のお申込みはこちらから

★各種無料イベントの詳細はこちらから

中学高校受験コース合格速報!

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2023年 03月 04日 17:29

中学生の皆さん、高校受験おつかれさまでした。

そして、志望校に合格した皆さん、おめでとうございます!!



本年度の美術系高校の入試課題もなかなか難しいものが出題されました。このような結果が出せたのも、受験に集中する皆さんのサポートをされ、一緒に応援していただいた保護者の方々のご協力があってのものだと思います。
1年間の皆さんの頑張りがこのような形となって本当によかったです。

おしくも目標の高校に合格が届かなかった生徒さん達も、悔しい気持ちは残ると思いますが、、、高校やその先にある新たな目標を目指し、頑張って欲しいと思います!

都立総合芸術高校の入試に関しては、課題内容だけでなく、学科のレベルも上がってきているので、年を追うごとに難易度が上がっている印象があります。
次年度の美術系高校を検討されている生徒さんたちも春からのイベントをうまく生かして、4月から良いスタートダッシュをきれる様に準備をしましょう!

河合塾では春期に多くのイベントを用意しています。多くの方のご参加をお待ちしております。

詳しくは、河合塾美術研究所新宿校のウェブサイト「無料体験講座 中学生対象」の講座にご参加いただいた方に都立総合芸術高校合格者入試再現を当日ご見学いただくことができます。(参加費無料)
お申し込みはこちらから

新宿校 入試合格速報(ムサタマ)

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2023年 02月 27日 17:00

河合塾美術研究所新宿校 合格者

※2月28日現在判明分

2023年度私大入試合格速報!今年もたくさんの方々が志望校に合格しました!

私大志望コースでは、多くの方が武蔵野美大・多摩美大に合格されました!

武蔵野美大・多摩美大合格者は、河合塾美術研究所新宿校受講者のみの合格者人数です。

※補欠待ちは合格者人数に含みません。

合格されたみなさまおめでとうございます!

私大デザインクラスをはじめ、各専攻の私大志望コースも、少人数ながら抜群の合格率を誇り、よろこびの声が続々と届いています。

よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させて頂いています。

2023年度合格実績はこちらから!

名古屋校・新宿校合同「高1・2デッサンコンクール」

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2023年 02月 04日 15:29

こんにちは!!基礎専攻です。
1月15日(日)に名古屋校・新宿校合同の「高1・2デッサンコンクール」を開催しました。

昨年に引き続きコロナウイルス変異株の感染拡大が懸念されている状況ですので、換気や手指消毒・密を避ける等の感染防止対策を徹底した上での開催となりました。

今回の出題は石膏像で「マルス」でした!


美大入試でもよく出題される定番の石膏像で、洗練されたスマートさと、筋肉質の力強さを併せ持った像です。果たしてマルスらしい印象を出せるでしょうか?


描く場所はくじ引きで決めます。
いつもは自分の好きな場所を選んで描いていると思いますが、実際の入試ではそうはいきませんよ!自分の苦手な位置になったり、像から離れた二列目の位置になったりするのはよくある事です。今のうちに慣れておきましょう!



制作時間はあっという間に終了です。皆さんお疲れさまでした!
制作終了後は、河合塾人気講師による石膏デッサン描き出しのデモンストレーションが行われました。



密を避けるため、講師が描いている様子をブロジェクターでリアルタイムに投影しました。手元が良く見えますし、ソーシャルディスタンスも確保できます。一石二鳥ですね!


これほどハイレベルな描き出しを生で見られる機会は中々ないですよ!自分の制作と比べて何が違うか考え、積極的に技術を吸収しましょう。
講師への質問も沢山出ていて、とても有意義な時間になりました。

その後、遂に順位発表です!!

新宿校・名古屋校、総勢133枚もの作品が一堂に会します。
美術系を志す同年代の作品がこれほど集まる機会も中々ありません。異様な熱気に包まれています。

今回のコンクールの上位作品はこちらです。


一位


二位


三位

どれも実力を感じる力作です!!

新宿会場の上位三人には賞状と賞品が手渡されました。おめでとうございます!



全体の講評をしたのち一人一人の講評に移ります。
作品の良かったところ、悪かったところ、今後に向けたアドバイスを個別に丁寧に講評で伝えていきます。


コンクールの結果が良かった人も、そうでない人もいると思いますが、今回の結果に一気一憂してはいけません!まだまだ高1・2生、これからいくらでも成長していけます。伸び代の塊です!!
目の前の結果は冷静に受け止めて、自分の成長の為に何ができるかを常に考えながら制作を続けていきましょう!!

・・・これで終わりではありません!!
河合塾美術研究所ではコンクール終了後、参加者の皆さん全員にカルテをお送りしています。



カルテには作品の写真・評価ランク・講師からのコメント・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析にはもってこいです。

コンクールから3週間ほどでご自宅に届く予定です。
参加者の皆さんは是非参考にしてください。

以上、基礎専攻でした!!

日本画:自己ベスト着彩

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2022年 12月 12日 16:26

こんにちは、日本画本科です。
12月に入り、受験シーズンも近づいてきました。
二学期ではいつもより長い制作時間の課題も行っています。
しっかりと描き切った作品をこの時期に出すのは大切なことです。
そして冬期、直前で試験に合わせたペース配分を考え、また完成度の高い作品に仕上げていきます。



今回は各講師が考えた様々なテーマのモチーフを描きました。
西洋画のような籠に入った果物の静物や、生きているインコを画面の静物と組み合わせて絵にするなど普段と少し変わった課題の卓もありました。

動物などは大学に入ってからも描くことがあると思いますが、大体は別の場所で取材したものを自分の絵に配置するというもので、直接対象を見ながら本画を描くことはできないことが多いです。
なので絵の中に動物を登場させる場合は、鳥の場合はどのように留まるか、重心はどうなるか、首はどう傾げるのかなど良く観察する必要があります。



また、今回の着彩では背景付きの絵を制作している人もいました。
普段の静物着彩では背景は描かず紙の地にする場合が多いですが、モチーフと背景とのやり取りは背景に色を入れた方が意識できます。
広い面積を綺麗に塗る技術も必要ですし、背景に対してモチーフがどのように見えているかを見ていく力も必要です。


各卓それぞれのテーマのモチーフをしっかり描き上げたことでできたこと、これから課題になってくることも明確になったと思います。分かったことをしっかりと整理して冬期、直前とがんばっていきましょう!



【油絵専攻】芸大模試

2022年 11月 03日 10:55

先日、10月30日は東京芸大公開実技模試の講評が行われました。名古屋校から選抜作品・外部生徒も多数参加となり、開場はなんとも言えない緊張感がありました。その際に講評には参加しませんでしたが作品を観覧してコメントをしてくれた著明な方がいます。こちらの方です!


油絵専攻の皆さんこんにちは。どうも宮沢賢治です。
童話作家、詩人としての私の作品。「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」などを一度は目にしていただく機会があったかと思います。その中で銀河鉄道の夜では「ほんとうにみんなの幸(さいわい)のためならば 僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」という台詞を物語の主人公であるジョバンニが言っています。これを私は「誰かのために」する奉仕と解釈していただきたいです。世界が幸福にならないうちは個人の幸福などあり得ない。個人は自身以外の要素によって生かされています。「ひとというものは、ひとのために、何かしてあげるために生まれてきたのです」という母の教えを種として育まれた私の信条は「誰かのために」であり、私の作品全体の根底に流れる大切な思想です。

さて、今回の模試の課題文を読みました。白紙のノートを渡されて「誰かのために描きなさい」という設問。まるで狙ったかのように私の思想をなぞる問いかけだと感じました。また素敵な要求とも同時に感じています。幼い子供が先生、親、憧れの人などに似顔絵を渡すような微笑ましい光景をイメージして。皆さん各自の持論、展開を楽しみに作品と付随したノートを観覧させていただきました。でもなんだか設問に対して「誰かのためにではなく自分のため」「自分のためにすることが自分の親しい人間のためにもなる」「架空の物語の登場人物を他の誰かと見立てる」などカテゴライズすると多彩さに欠ける。世間柄や年相応な捻り、偏りを感じることが多い印象でした。

なので純粋に誰かを思ってみませんか?
この設問は誰かの幸福を産めるものです。例えば口数少ない祖父が自分のために描かれた油絵を見て気恥ずかしそうに微笑む姿。幼い頃にクレヨンで描いた遠足のスケッチを見て懐かしそうに話す両親の笑顔。他にも各自が想像できるシチュエーションは多々あるはずです。そうやって周りの人の幸福を見て自分の仕事の価値を誇れる。幸福が自分の自信として戻ってくるところまで想定するのが今回の設問で到達できた一つの形ではなかったのでしょうか。

試験本番に向かうにあたって、当日は周りに意見を聞くこと叶わない孤独な戦いとなります。皆さんの孤独な戦いを支えるのはその日まで積み重ねてきた研鑽、そして比例するように手元に宿った技術による自信です。そこでもうワンポイント、周りの幸福を目指して研鑽してください。その行いは巡り巡ってあなたの作品を支えてくれる自信の一助となることでしょう。


以上が宮沢賢治さんからのメッセージでした。
視野が自分の周りに狭まるのは今どきな癖なんじゃないかと個人的にも思います。賢治さんが言うように「誰かのために頑張ること」が狭まった視界を外へ向けるきっかけになるかもしれません。皆さんも視野を広く、自分の作品の肯定感へ繋がる制作を意識してみては?

粘土で動物!(中学美術)

2022年 10月 24日 19:27



今回は各自好きな動物を選んで、画像などの資料から立体作品を作ってもらいました。



言葉にすると簡単そうですが、平面的なイメージから立体にすることは、普段のデッサンとは違った捉え方が必要になります。
特に動物の写真は"顔"がメイン撮られることも多いので、背中やお尻、足元など、マイナーな部分ほど資料がなくて作るのが難しい!



とはいえネットで検索すれば結構見つかります。
なるべく色々な角度で見れる資料があると全体をイメージしやすいですね。



立ち上がって色んな角度から見てくれています。画像だけでなく、自分が作っているものに対しての視点も増やしていけるのは素晴らしいですね!



こちらは完成品。シャチ!
色付けにも挑戦してくれました。ベースがしっかりしているので、色が加わることで説得力がでてきますね。
今回使用しているのは紙粘土なので、粘土が乾けば水彩絵の具でもガッツリ色をつけていけます。


こちらはリクガメ!
今にもあるき出しそうな雰囲気がありますね〜
床との接地面をよく観察して作ってくれています。



立体作品に取り組んだことで、普段は意識していないものの見方に気づけたのではないでしょうか!
そろそろ11月ですね。
段々と寒くなってきましたし、是非とも身体を動かして、色々な角度からモチーフを観察してください〜

【油絵専攻】ビッグな方?からのメッセージ!

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2022年 10月 24日 13:38

河合塾油絵専攻では名古屋での愛知県芸模試・東京芸大模試と続きますが、ここである方からのメッセージが届いています。

こちらの方からです!



油絵専攻の皆さん、こんにちは。福沢諭吉です。
皆さんは「時は金なり」という諺(ことわざ)を知っていますか?
「時間は有限でお金ぐらい貴重な価値があるよ」と教えてくれている諺ですが、今回は普段あまり意識できていない考え方の紹介をさせていただきます。

ちょっと下衆に聞こえる質問ではありますが、先に書いた貴重な時間を皆さんはいくら買っていますか?金銭のやり取りで手に入れる商品、またはサービスはそのどれもが目的までの手間を省くものです。つまりは「時間」を買っています。どういうことか少し例に挙げてみましょう。

・素晴らしいご馳走が食べたい。下拵えや材料を調達する時間はないし、技量だって足りてはいないのでレビュー評価の高いレストランへ行きます。

・観光地を旅行しているのだが体力が足りない、、。滞在日数が少なくても端から端まで見て回りたいからタクシーや観光バスを使います。

・交通量調査。冬は寒いし夏は暑くて大変。なのでお金を使ってバイトを雇います。
(他にも様々な理由はありますが、、、)


私たちはお金を使って、本来かかるはずの時間を別の作業にまわせるのです。

油絵専攻の皆さんは決して安くない金額の画材を購入されているはず。その金額に見合ったパフォーマンスを購入した画材で出せていますか?
現状満足できない制作が続いている人は一度見直してみてください。良い性能ではあるが自分の作風に合っていない速乾剤や筆などetc。その分必要な画材を少なく仕入れているから減る試行回数と完成度。何が多くて何が足りないのか道具箱の中を適正金額に調整してみましょう。
正しくお金を使えれば、皆さんが本来到達できる作品の完成度はその先にあるはずです。

そんな考え方もアリだと今回は紹介させていただきました。
普段意識していないことを取り入れれば見えてくる光明もあるはずです。

頑張る画学生を諭吉は応援しています。


以上が福沢諭吉さんからのメッセージでした。
皆さんも是非、お近くの画材屋で検分してみてはいかがでしょうか。

芸術の秋。

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2022年 10月 03日 10:54

中学美術コースは美術館に行き、
 「本物の油絵作品を見てから、油絵を描いてみよう!」
という授業をおこないました。

河合塾美術研究所から一番近い美術館は、SOMPO美術館です。
早歩きで6分ぐらいのところにあり、中学生は学生証提示にて企画展も無料です。

ものすごくお得です。

都内でも中学生は入館無料の美術館がたくさんあります。
ちょうどそのお年頃は興味のない作品かもしれませんが、素通りでもよいのです。
とにかく、本物にふれる機会を増やしてほしいですね。
学校・塾・ご近所など身近にある美術館に通って、あなただけのお気に入り作品を見つけるのもよいでしょう。

さて鑑賞当日のお話にもどりましょう。
企画展示は印象派あたりの作品が多く来ていました。
油絵というイメージがわかりやすい作品群でした。
そして、所蔵されている常設展示ゴッホの「ひまわり」はフラッシュなしで、撮影オッケー‼
ふとっぱらですね。
作品数もちょうどよいものでした。


翌週、油絵を制作しました。

キャンバスも数種類から選び、絵の具・筆・溶き油などこちらで支給し、簡単なレクチャーをしてから制作しました。




3時間弱で終われるのか?心配していましたが、全員サインまで入れて完成しました。







学校行事等でお休みの学生も多数いましたが、またいつか、どこかのタイミングで油絵体験をできればと思っています。

次回の授業では彫刻の講師指導にて、立体動物制作です。

楽しみですね。