2021年06月 の記事一覧
【日本画専攻 授業風景(5月)】
こんにちは。日本画専攻です。
今回と次回のブログでは2回に渡り、河合塾日本画専攻で1学期に行った授業の中でも、少し特別な課題をお伝えします。今回は5月の授業からピックアップ。
5月、外に出かけるにも気持ちの良い季節ですよね。毎年日本画では屋外へ風景スケッチに出かけます。とはいえ昨年に引き続き、あいにくのコロナ禍...外出も制限された状況で、新宿御苑など恒例の公園も閉園となってしまっており、厳しい状況でした。しかし、非常に勉強になる風景スケッチ、せめて一枚は描かせたい!ということで、移動も密にならないようになど対策をしっかりした上で、都内にある善福寺公園に出かけてきました。
こうした状況下で条件に合う場所を探すのはなかなか大変でしたが、講師陣で色々探したり、実際に行ってみたりして決めたので、非常に良い公園でスケッチすることができました。
色々な風景が楽しめる公園です
池があり、林があり
動植物も沢山
鯉のぼりも
この日は天気も良く、絶好のスケッチ日和でした。
それほど大きくはない公園ですが、風景にバリエーションがありみんなで描くにはとても良い場所です。自分がどんな場所に惹かれるかを知る上でも風景はとても勉強になります。出かけられて良かったです!
そして5月は色々なお花が咲くシーズンでもあります。庭で摘んだり、花屋で自分の好きな花を選んでもらいアトリエでスケッチしました。大小様々な花でアトリエが満開になりました。
自分の好きな花のことを調べて、より深く知るのもとても重要です。また花の組み合わせや、活け方も工夫すると見え方もガラッと変わります。
今回は風景と花のスケッチ課題をお伝えしました。普段からスケッチを重ねていくと、ものの見方も深まっていきます。習慣にして欲しいです。
次回は6月の日本画の授業風景をお伝えしたいと思います!
【基礎中学】動物クロッキー
こんにちは、基礎中学専攻です。
今回は、高校受験コース&中学美術コース合同での "動物クロッキー" です!
動物は、うさぎと烏骨鶏、それぞれ2羽ずつお呼びしました。
「クロッキー」とは、簡単に言いますと 速描き です。
短い時間でモチーフの形や動き、構造などを捉えます。パッと印象をつかむようなイメージでしょうか。
最初の数分でモチーフを正確に捉える力は、時間の限られている入試でも重要になってきます。
また、普段と違う視点でモチーフを見るきっかけになったり、学びの多い課題でもあります。
最初はみんな少しぎこちなく始まりましたが、色んな画材を試す生徒や、場所を移動しながら制作する生徒など、色々試す内にだんだん力を抜いた柔らかいクロッキーが出てきました。
クロッキーは思い出した時にパッとできるので、普段からやるようにするのがおすすめです。
身近な人でも良いですし、生き物だけじゃなく普段授業で描いているような動かないモチーフも、クロッキーを通して短時間で正確に捉える練習をすると、力が付きますよ。
さて、もうすぐ夏ですね!
受験生の夏休みはやることが盛りだくさんです。体調管理に気を付けながら、着実にレベルアップしていきましょう。
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/
夏期講習のお申し込みはこちらから!お待ちしております。