2023年09月 の記事一覧
KJチャンピオンシップ【日本画】
こんにちは。日本画専攻です。
二学期上旬、河合塾では毎年、自由制作展の「KJチャンピオンシップ」が行われます。
内外問わず自由に見ていただける展覧会です。
日本画専攻では有志学生による自由制作と、本科生が授業で描いた日本画を展示します。
自由制作は平面を始め形式は自由で、立体、漫画、映像など学生が作りたい作品を作ります。それに対し、日本画実習では基本的な日本画材の使い方や、制作の仕方を学ぶため、モチーフのスケッチ→下図作り→転写→骨描き→彩色という流れで制作しました。
日本画は画材の扱いが難しいため、講師が実演しながら一緒に描きました。
スケッチは普段の受験対策での課題と技術的には変わらないのですが、最終的に本画にすることを想定して描くところが普段と少し違います。構図をどうしようか、背景の色が入るので、目立つところ目立たないところをどう作るかなど考え、選びながらスケッチします。
転写や骨描きなどもただ写すのではなく、生き生きした線を意識しながら描いていきます。みんな真剣です!
絵具の溶き方、グラデーション塗り、胡粉の溶き方とレクチャーを挟みながら制作を進めていきます。普段と違った描き心地なのでうまくいく部分といかない部分があったかと思いますが頑張って仕上げていきます。
完成した日本画は自由制作と共に学生たちで協力して飾り付けをし、KJチャンピオンシップで展示しました。KJは内外の人に見てもらえる年に一度の展覧会です。
学生にとっては作品を作るだけでなく、見てもらうことを経験できる貴重な機会です。大学に入った後どのように勉強していくのかを準備を通して体験できたと思います。
展示の一日目には日本画専攻内の講評がありました。
自由制作を展示した人は、自分の作品の前で作品の紹介をしました。これも大学の授業の講評で毎回行うので、緊張もあったかと思いますが良い経験になりました。
KJチャンピオンシップで自由制作、日本画、自画像を展示し、内外の人に見てもらうことができました。作品は自分の描きたい(作りたい)気持ちが一番大切ですが、人に見てもらうこともとても大事です。今回の経験を今後の制作に活かしてほしいと思います。
KJ Chanpionship 2023!
先日、河合塾美術研究所新宿校では学生による自由制作展「KJ Chanpionship」が執り行われました。
受験勉強にみっちりのめり込んだ夏期講習。
そこに間髪入れず自由制作!
かなりハードな日々を過ごしながらも、今年もパワフルで個性豊かな作品が乱立していました!
こちらは講評と表彰の様子です。
近年はコロナウイルスの影響でみんなで集まって講評を聞く機会がなかなかありませんでしたが
今年はワイワイ、ガヤガヤと全体講評していきました。
そして今年のグランプリはなんと、3DCGアニメーション作品でした!!
クオリティがまさにプロレベル!
圧倒的な存在感でしたね~
また、今年も例年通り自画像コンクールも並行して行われました。
こちらは"B3"、"白黒"という同じ条件の中で専攻を超えて100枚近くの作品が並び、その中で
最優秀賞はぶっちぎりの得票数でした、、、!
近くで見れば見るほど緻密な描写に目を奪われる作品でしたね!
KJ Chanpionshipは2日間というとても短い期間でしたが、
今月中1F Gallery Kartにて、受賞者作品展を行っています。
「見逃してしまった!!」という方はぜひご覧になってください!