こんにちは。日本画専攻です。
10月3日、4日の二日間にかけて芸大二次試験の公開模試が行われました。今年度は定員を絞り、早めの申し込み締め切りとなってしまったため受講できなかった学外生、申し訳ありませんでした。
それでも、新宿+名古屋両校と学外から過去最多の申し込みいただき、130作品以上が採点会場に並びました。



名古屋校からも講師が採点・講評に来ています

河合塾では、入館時のマスク着用・アルコール消毒・検温、アトリエ内の常時換気を徹底しております。今回の全体講評など会場内が密にならざるを得ない状況は、なるべく時間を短縮し行い、各フロアに分かれての個別講評を長めにする対応を取らせて頂きました。また希望者には模試作品以外の作品講評と進路相談を、個別面談形式で執り行いました。


全体講評


個別講評


今回の模試のモチーフと上位三作品をご紹介します。



最優秀作品
一枚としてとても自然に見える秀作です!梨やぶどうの観察が素晴らしいです。


優秀作品(2位)
自分の良さを最大限生かしやりきれましたね。安定して表現に深みが出せるようになってきました。


優秀作品(3位)
モチーフに対する深い観察力がついた事で、絵に臨場感が出せるようになりました。

今回、上位三点がB評価(東京芸大合格ライン)でした。どの作品も自然な空間を表現し、モチーフの印象を的確に捉えている作品となっていました。

上位三名には豪華賞品も贈呈いたしました!おめでとうございます!




今年は、1学期も授業が少なく模試の実施も例年よりも早かったこともあり、経験値をなかなか積めなかった所もあると思います。その分まだまだ磨ける余地はたくさんあるはずです。模試は順位よりも、自分の表現の何が良く何が足りないかを見る機会だと思ってください。そうすれば、残りの期間を有効に過ごせると思います。今回の模試を、皆さんの今後に生かして頂ければ幸いです。

お疲れ様でした!