こんにちは。日本画専攻本科です。

受験生は日々予備校に通いアトリエで制作する毎日ですが、

普段と違う感性を養いより豊かな絵を創っていけるように二学期には課外授業も行います。

今回は神奈川県の小田原で、地球博物館、小田原城、海と回り、見学やスケッチを行いました。

まずは入生田駅にある地球博物館へ。

駅は小さめなのに駅の向かいにはとても大きく立派な博物館が!

きのこの企画展、剥製、化石、鉱石、昆虫、植物などのさまざまな標本がボリューム満点で見られました。

スケッチも可ということで、気になる標本の前で熱心にスケッチをする学生たち。

ここで一日過ごしてもいいくらい内容の濃い博物館でしたが、次の場所へ向かいます。

小田原駅に戻り小田原城へ。

小田原城の目の前でみんなで昼食をとりました。

ちょうど菊の展覧会が次の日からということで見事な菊も見たり、売店でお団子やアイスを食べたりと

気持ちもリラックスできたようです。

昼食後は小田原城址公園でスケッチするか、海に行くかは多数決で海へ行くことなりました。

海に着くと、まずはやっぱり水を触りたい!

普段は目で見た情報を描くことが多い日本画科の学生たちですが、水の冷たさ、砂の感触、磯の匂いなど

五感で感じる感覚を絵にすることはとても大事なことです。

外に出ないと感じられない体験を課外授業では大切にしています。

みんな、初めは少しはしゃいでいましたが、そのうち黙々とスケッチに取り掛かります。

この日は天気も良く、午後から夕方にかけて空の色がどんどん美しく変化していきました。

持って行った水彩絵具で美しい海の風景を描いている学生が多くみられました。

だいぶ日が落ちてきて薄暗くなる頃、みんなのスケッチを並べてみました。

それぞれの視点が伝わってくるスケッチになっていたと思います。

忙しい受験生ですが、休日などはなるべく新鮮な体験ができると心が豊かになり、

いい絵を描くことにもつながってくると思います。

河合塾の二学期の授業では、感性を磨くことや自分の個性を見つけて弱点を克服することなど、

タイプ別の授業を通じて自分なりの戦略を見つけていきます。

寒くなるにつれて受験モードに入るため、体調管理をしっかりと行い、頑張っていきましょう。

冬期講習も締切講座が出てきますので、早めの申し込みをしてくださいね。

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