こんにちは。日本画講師のウエノです。
今回は盛況の春期講習をご紹介します。
河合塾の春期講習はこれから日本画専攻にしたいという方のための基礎コースと、経験者のための実践コースの2つに分かれて、それぞれにあった課題内容で取り組みます。
その中でも春期講習の目玉である、東京芸大の一次試験、ニ次試験の合格者の再現の様子をお伝えします。
一次試験は石膏像2体の組み合わせになっており、例年に比べて、どのように画面に入れるか作者のねらいがより問われるものとなりました。
ニ次試験は開いた傘、ヤツデ、玉ねぎなどの静物モチーフでした。
春期受講生と一緒にこの春合格した塾生たちが試験のようにピリッとした雰囲気の中で制作しました。
講評では合格者の皆さんに一言コメントをいただきました。
試験当日どんな様子だったか、どんなことを考えて制作したか、またどのように一年間取り組んできたかなど、これから一年を始めようとする受講生の皆さんにはとても参考になる話ばかりでした。
合格者の話を聞いていて感じたことは、合格者の皆さんは積極的に自分を分析して、どのようになりたいかを明確に目標立てて、そのために試行錯誤しながら取り組んでいたということです。
大学という、自由に学ぶところに進む上でとても大切なことを皆さん身につけていますね。
河合塾の指導では、皆同じ絵を目指すのではなく、それぞれの個性を尊重し、その人にしか描けない絵を高いレベルにもっていくよう共に考えていきます。また、進学してからも必要な学びの姿勢も年間の授業を通して培っていきます。
春から始める皆さん、河合塾講師一同、応援していきますので共に学んでいきましょう!