こんにちは!中学美術コースです。

今月は色々なゼミをやっています!今回は日本画ゼミを行いました。

「日本画って何?」って思う人が多いかもしれませんが、古くは中国から伝来してきた絵画技法なのです。歴史は古く奈良時代くらいから伝承されて、日本に土着して時間をかけて様式を変えていったものが日本画と言われているようです〔ざっくりと要約するとw〕

素材は和紙、墨、岩絵の具、ニカワなどを使っていきます。

今回は中学生向けのゼミなので作業内容を少し簡単にしたバージョンでゼミを行いました。

真ん中のボウルに入っているものが「ニカワ」なるもの素材は動物の皮や骨などから取れる動物性のタンパク質から出来ています、、、

ニカワは絵具を紙に定着させる為の接着剤の役割をします。油絵では油〔オイル〕がその役割を行います。

生徒さんが手に持っている「和紙」は日本に古くからある植物の繊維で作られています。

まずは図案の構想から

下準備中--

岩絵の具は、鉱石やガラスの微粒なのですが、ただのパウダー状のもので販売していますので、このままでは紙に塗っても定着しません。

写真のように手を使って、「ニカワ」と「絵の具」をお皿の上で指を使って混ぜ合わせ、色を塗る為の下準備をしておきます。

「絵の具」と「ニカワ」が混ぜ終わったら色を塗っていきます。

完成!爽やかな風景画!いい感じです。

味のある、いい感じの鳥さんが描けましたね◯

最後は講評をして終わりました。みんな普段使っている絵の具と違い、なかなか手がかかる画材でしたが楽しめたかな?

次回のゼミもまた違った内容をやりますのでお楽しみに!

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