こんにちは!!基礎専攻です。
7月18日(日)に「高1・2デッサンコンクール」(新宿校・名古屋校合同)を開催しました。

またしても緊急事態宣言下という状況ですので、換気や手指消毒・密を避けるなどの感染予防対策を徹底し、安全な環境を整えた上での開催となりました。

今回の出題は「手と石を構成して描きなさい」というもの。
「構成」、つまりは自分で自由にモチーフの組み合わせや構図・意図などを考えて作品を完成させなさいという事です。これは石膏デッサンとはまた違った難しさがあります!!



自分で自由にモチーフを配置できるこの課題。石膏デッサンや静物デッサンよりも自由度があり楽に見えるかもしれません。しかし、自由にできる分「こういう作品にしたい!」「ここを見せ場にしたい!」という明確な意思や狙いがとても重要になってきます。



制作時間もあっという間に終了です!! みなさんお疲れ様でした。

制作終了後は別室に移動し、河合塾人気講師による手の構成デッサンのデモンストレーションを見学しました。
制作にあたっての注意点や描いてく上でのコツなどを解説しながら目の前で描いていきます。
自分が制作した直後に上手い人の制作プロセスを見ると「ここはこうすればよかったのか!」「このような道具の使い方があるのか!」など、色々と発見があると思います。 
なかなか無い機会です!!



今回は緊急事態宣言下ですので、カメラを配置し、描いている様子をリアルタイムで投影しました。
これで密を回避しながら全員がしっかり制作の様子を見る事ができました。

その後皆さんお待ちかねの順位発表です!!

新宿校だけではなく、名古屋校の生徒の作品も並びます。圧巻です!!



プロポーションや光の印象、構図や形態感など様々な観点から採点を行い、講師同士で熟考の上、順位が決定されました。今回は優秀な作品が多く、講師もとても悩みました。

そんな激戦を勝ち残った今回のコンクール上位作品はこちら!!









本当に力作ですね!!
限りある時間の中で、ここまでの作品が描けるとは・・・講師もびっくりです。

新宿会場の上位三名には表彰状と賞品が手渡されました。
おめでとうございます!!!!



全体の講評の後、一人一人の講評に移ります。
丁寧に良い所・残念だった所を解説し、今後のためのアドバイスをしていきます。

自分の作品の評価だけで一喜一憂してはいけません! これだけ同世代の作品が並ぶ機会は滅多にありません。しっかり他の人の講評も聞いてドンドン良い所を盗んでいきましょう!!

今回のコンクールは皆さんしっかりと集中して取り組んでいて、緊張感のある良いコンクールになりました。今回の経験を糧にこれからも頑張っていきましょう!!

・・・これで終わりではありません!!
河合塾美術研究所新宿校ではコンクール終了後、参加者の皆さんにカルテをお送りしています。




カルテには作品の写真・評価ランク・講師からのコメント・現在の実力を表したグラフが掲載されており、自己分析には持ってこいです。
コンクールから二週間ほどでご自宅に届く予定ですので、参加者の皆さんはお楽しみに!!

そろそろ夏期講習も本格的に始まります!!
コロナと暑さに負けずに制作を頑張ってください!!

以上、基礎専攻でした。