こんにちは!日本画本科です。
本科の授業では、レベルやタイプに合わせて課題を分ける授業も行っています。
今回は2コースに分かれて、一つは背景を付け「テーマを決めて魅力を出す」課題と、
もう一つは基礎をおさらいする課題として、「着彩ことはじめ」という授業を行いました。
「着彩ことはじめ」では様々なモチーフを描いてみることで水彩絵具の特徴について学びました。
講師も一緒に描いて見せて大事なポイントを伝えます。
レンガ
土を固めて焼いたものなので乾いた感じ。重たい感じを出す。絵具の水分量が多くなりすぎないよう注意する。
直方体なので見えている3つの面の明るさの違いを最後まで描きわけながらつめていく。
色分けにならないよう質感を早めに描いていく。
タマネギとオレンジ
タマネギとオレンジの質の差を描き分けるため、色の違いだけでなく、水分量にも差をつけて描いていく。
日なたと陰の差を描き分ける。
その他にも三原色や色相環、色の特性について学びました。それらを理解していると、実際に描く時になるほど!と思えることも多いはずです。
着彩を始めたばかりの人は混色や濃度など難しいことが多いと思います。
絵具に慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、怖がらずどんどん使ってみましょう。
まずはやってみて知る!教えられることより自分が経験したことが一番勉強になります。
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