こんにちは。ゴールデンウィークも終わり、すっかり初夏らしい季節になりましたね!
今年のGWは学校によっては10連休もあり、日本画専攻は8日ぶりの授業となりました。
4月からスタートし、生徒が休みボケで4月に習ったこと忘れてないかな・・?!とちょっと心配しながらも5月がスタート。
GW明け最初の授業はまず、宿題の講評です。
今年の課題内容は、本科専科共に『好きなもの、気になったものをモチーフに細密着彩』を描いてくる、というもの。(写真は本科・専科作品の両方を掲示しています。)
まだ道具に慣れていない生徒もいる中、休み中に10枚も描いてきてくれた人、家族で行ったキャンプ場で写生をしてきてくれた方など、皆頑張って描いてきてくれました。
偉い!!心配が吹っ飛びました!
(専科生徒作品一部)
講評後の課題は「道具の使い方(鉛筆編)」です。
毎年河合塾では4月の授業に「ものの成り立ち・構造を知る」という授業を行い、描く上で重要な『物の見方』を学びます。
5月はその上で、道具の使い方の復習を行い、技術力アップを目指します。
今回、道具の使い方(鉛筆編)では、経験の少ない生徒に鉛筆のグレースケールを見せながらそれぞれの種類の特徴について説明をしました。
(※グレースケール=鉛筆や木炭などの筆圧などのよって変化する色見の見本。)
普段使う鉛筆と違い、デッサンで用いる鉛筆は7B〜HB、F、H〜6Hと種類も多く、
色の濃さだけでなく質感の差を意識して使い分ける必要があります。
グレースケールから鉛筆の特徴を学んだ後は、静物デッサン。
鉛筆の質感や色幅をうまく利用し、モチーフの質感、固有色の差、特徴を表現することがポイントです。
(制作風景)
(講評)
こちらは生徒作品一部です。
まだ、モチーフらしい形や固有色差など表現しきれていない部分もありますが、よく観察し、モチーフの質感をうまく捉えられていまね。素晴らしいです!
まだまだ一学期も始まったばかりですが、この調子で頑張りましょう!
河合塾では夏のイベント、体験講座もございます!この機会に是非体験してみてください。
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/news/event.html