こんにちは、日本画です。
年明けの冬期講習を終え、センター試験前までの短い期間ですが、3学期の通常授業を行いました。
この週は河合塾自慢の豪華なモチーフの1人1卓の着彩や、名古屋校と合同でのコンクール課題も盛り込まれた密度の高い週になっています。
1人1卓の着彩では、様々な材質のモチーフが出されました。そして形が変えられたり加工のできるものもあるので、モチーフらしさを伝えやすいセッティングにしたり、空間的に見せやすくしたりなど、構成を考える課題になりました。
そして1人1卓でのこの豪華な花。K先生自ら農家さんまで買いに行ってくれました!金魚草ってこんな大きな花なんですね。地面から生えている姿を見ると切り花で見た時とまた違った印象ですね。
また近年の入試では数を増やす、絵を入れるなどの想定課題も出題されることが増えてきました。素直に見て描くだけでなく、考えること、創造することも見られているということです。
今回の着彩では「1つのりんごを2つ以上入れなさい」という指定がありました。
画面上で2ヶ所以上に置かれたりんごを卓台では1つしかない状態ですから、見比べができない分、観察力がより必要になります。
みんな序盤は構図に悩んだり、慎重になったりでゆっくりめのペースでしたが、2日目の午後くらいには少しスピードが上がってきました。
もう少し前半の仕事を改善できるとより完成度の高い作品になると思います。
また、この週は河合塾名古屋校との合同でコンクールを行いました。入試前最後のコンクールです。
パジャントのデッサン、そして菊などの静物着彩です。
採点は新宿校の講師と名古屋校の講師で行いました。
両校合わせるとかなりの枚数です。
本番の試験のような緊張感ですね。
自分の絵が合格ラインなのかどうか、とても気になると思いますが、結果が良かった人もあまりふるわなかった人も、自分の絵をさらに一歩良くできるよう、課題が明確になるといいですね。
センター試験も終わり、ついに直前講習に突入です。体調管理にも気をつけて最後までがんばりましょう!