こんにちは日本画専攻です。
今回は2022年度の芸大二次試験の再現課題をご紹介します。
河合塾では、春期講習で今年芸大に合格した学生たちの再現デモストを行いました。
今年の二次試験では、ヒバ、アセビの枝葉、りんご、アボカド、クレヨン、紙、薪などが出ました。
クレヨンで紙に描画を入れる指定もあり、描ける力だけでなく、その人の意図や世界観を見られるところもありました。
今回デモストをしてくれた5名は構成が皆違い、それぞれのねらいや個性がしっかりと出ていました。
そして完成度の高さも重要です。試験では1人1セットモチーフが渡されるので、最後のツメではモチーフを持って良く観察して描くくらいの描写が求められます。
講評では合格者の皆さんに普段どのように過ごしてきたか、試験の時の状況、自分がなぜ合格したと思うか、など話していただきました。「試験で楽しく描けますように」と神社へお参りに行った、などの話も出ており、今の時期だからこそ聞けるリアルな話に受講生たちは熱心に耳を傾けていました。
春から始める皆さん、河合塾の講師一同応援していますので共に学んでいきましょう!