KJ制作も終わり、日本画専攻では先々週から通常授業がスタート!

10月7〜8日に行われる東京芸大実技模試(静物着彩)に向けて、生徒たちも張り切って授業にとりくんでいます!

今回の課題は模試に向けて、実力別・タイプ別にグループ分けをして着彩課題を行いました。

実技経験が少ない生徒のグループは参考作品模写を。

模写をすることで作品に描かれている色や絵の具の濃度を理解し、着彩道具の使い方のレベルアップをすることができます。

色を表現するにあたって水彩の特色や混色、着彩で空間的に見せているポイントなど講師がアドバイスをしながら取り組んでいただきました。

まだ未完成ですが、こちらの左の作品が生徒の模写作品で、右が参考作品です。

生徒作品と参考作品にくらべて色のぶつかり合いが強くなってしまいましたが、まずまず模写できています!good!!

 一方実技経験も多く、実力のあるグループではそれぞれの個性にあわせ、

「描写力はあるが状況感がバラバラになりやすいタイプ」と

「状況感は良いが描写力が足りないタイプ」とさらに(ざっくりと)グループ分けを行い制作しました。

2つの課題を通して、それぞれのグループの『長所の強化』と『弱点の改善』を目的として制作しています。

片方の課題では構成の工夫や状況感を意識して描かないと見辛い絵になりやすいモチーフを、

もう一方の課題では複雑で捉えることが難しいものや、さまざま質感の

ものが多く、描写力がないと良い絵になり辛いモチーフを出題しました。

現役芸大院生にデモンストレーションもしていただいています!

また、デモンストレーターの作品と生徒作品の途中経過を撮影し、そのデータを出力した資料を配布。

この課題を通して自分の制作過程について、デモと比べてどう仕事ができているのか・いないのかを気がつくキッカケにもなればいいなあ・・と思っています。


芸大実技模試まであと2週間!みんな頑張っていますね〜!

どんな結果がでるのやら・・、少し心配ですが講師共々がんばります!

模試では河合塾の内生だけでなく、どなたでも受けられますので、みなさん是非奮ってご参加ください!

(申し込みはこちらから

https://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/ptc/

さらに芸大模試に参加していただくと、特別特典として模試後10912日の本科の授業を無料で体験することができます!(模試当日申し込み)

興味のある方は是非、河合塾の授業を体験してみてください。

皆さんの参加をお待ちしております!