みなさんこんにちは!高校受験コースです。
10月28日(日)に実技試験を含む美術系高校を受験する中学生を対象として、今年も河合塾では「都立総合芸術高等学校推薦実技模試」を行いました。
毎年、塾生以外の一般生も多く参加し、本番さながらの緊張感の中、卓上デッサンに取り組んでもらいます。
採点は高校受験を担当している4人の講師によって行われ、総合芸術高校の採点項目を基準にして採点を行いました。
今年のモチーフは、総芸の入試でも多く出題されている色付きの紙や、円柱、立方体などの基本形態が感じられ、かつ観察力と描写力が必要な素材のモチーフを選びました。
模試で描かれた作品を見ていると、総芸入試でもかなり重視されている台面の表現に苦戦している受験者が多かったように感じます。
配られたモチーフだけを観察するのでなく、モチーフが置かれた状況をよく観察する事が必要です。
また台に落ちる影にも注目してほしいと思います。
上位作品にどんな魅力があるか、自分に足りないものは何か、模試を通してそれぞれの課題が見えたのではないでしょうか?
↑講師から出題モチーフの説明をしているところです。
総評では上位数名の作品講評を行いました。自分の作品だけでなく、周りの受験者の作品を見る事ができる貴重な機会です。
上位3名には賞品が授与されます!おめでとうございます!!
総評後はグループに分かれて講評を行い、個々の作品に対するアドバイスを行いました。
模試での作品の評価が高くなかった受験者も、まだまだこれからの頑張りで魅了的に良くなるところがたくさんあるので、
結果に気落ちする事なく、一枚一枚の絵を大切に精一杯頑張ってほしいと思います。
当日は同時に受験に関する個別面談、学科説明会も行われました。
今回の模試の結果は後日、観点別に評定付けされた採点表に講師からのコメントを付けて送付されます。
受験までの残り時間をより有意義なものにするために、活用していただければと思います。
現在、基礎中学専攻では、冬期講習の参加を受付中です。入試直前対策として、講座によっては早めに締め切る場合がありますので、お申し込みは早めに!
お申し込み方法はこちらから↓