こんにちは、日本画講師の石元です。


自宅課題第1回目の提出期限は18日でした。

今年は緊急事態宣言のために授業は延期、入塾ガイダンスも中止で私たち講師は学生とは一度も顔を合わせていませんでした。

また自宅課題も急遽作ったもので学生たちに伝わるかどうか不安だらけでしたが、この度、皆さんの作品(画像)の提出をしっかりと確認でき、無事に講評プリントを作成することが出来ました!


「絵は人を語る」とよく言いますが、絵を見るだけでその人に会ったような気持ちになります。

学生達の描いてきた作品を見て「絵が描きたい」「上手くなりたい」という熱い思いが伝わってきてこちらも嬉しくなりました。

今はまだ間接的な実技指導しか出来ませんが、早く通常の授業が始まることを心よりお祈りしています。


<自宅課題 例>




さて1回目はデッサンの基本となる静物デッサンの課題でした。モチーフ例は伝えましたが、やはりこの時期ですから手に入らない物もあります。

また今はなるべく外出を控えたいので外へ買いに行くことも出来れば避けたいです。

そこで課題は自宅で手に入りやすい物、または代用品を使用するなど柔軟に対応できるようにしてあります。


初回に提出された作品は実技経験の差、作品の魅力がそれぞれにありましたが、こちらが思っていたよりは完成度の高い作品が多く集まり、出だしとしてはまずまず良いと思います。

提出された作品1つひとつにコメントを書き足し、丁寧に講評プリントを作っていきました。

プリント例はこんな感じです。


<講評プリント 例>




自分の講評もそうですが、今回は他の人へのコメントも文字で見られるのでとても新鮮だと思います。

いつもの講評だとボーッと聞き逃してしまったり、後で忘れてしまったりするからです。

こうやって文字で残ることで講評をいつでも後から反復して学ぶことが出来ます。


このブログがアップされる頃には講評プリントが郵送で届いていると思います。

コメントと作品を参考にして次の課題に挑んでください。自宅で一人制作するのは少々心細いかもしれませんが、我々講師は皆さんの頑張りをちゃんと見守っています。

ぜひこの状況に負けないよう、しっかりモチベーションを上げていきましょう!


では次の課題提出を楽しみに待っています!