こんにちわ!基礎中学の高校受験コースです。
受験生の皆さんは夏休みに入り、志望校の体験授業や学科・実技試験の勉強など忙しい毎日を送っていることと思います。
7月29日(日)、河合塾美術研究所新宿校では都立総合芸術高校を志望する中学生のみなさんに向けて、合格のための実技と学科のレクチャーイベントを行いました。
まずはじめに実技に関するレクチャーです。
総合芸術高校では実技試験の評価基準として、形の正確さ、明暗、色感、質感の違いや台面を捉えられているかなど、基本的なデッサン力が求められています。
レクチャーでは、それらの基礎的な技術をより発揮できるような「良い構図」とはなにかということについて説明をしました。
そして今回のイベントではレクチャーに加え、「良い構図」とはなにかがより分かりやすく伝わるよう、ベテラン講師陣3名によるデモンストレーションが行われました。
各先生、モチーフの位置を決め、勢いよく描き出し始めました!
日本画専攻出身の先生は、はじめの段階から光と影の印象を大切にしながら描き出しています。
油画専攻出身の先生方、大小関係や形を正確に捉えるために、まずは大まかに色を乗せていきます。
先生たちの描き出しを見るだけでも得るものがとても多いと思います。
参加者のみなさんも、真剣な眼差しでじっと観察されていました。
30分の実技デモンストレーションを終えて、3枚の絵を並べて見ます。
モチーフの組み方、B3の画用紙の中にどのくらいの大きさで描くかによって、絵全体の見え方が変わるということへの理解が深まったのではないでしょうか。
レクチャー後、参加者の皆さんには小さな画用紙に「エスキース」を描いてもらいました。
その後は学科の河合塾で授業をされている講師の方をお招きし、都立高校入試(英数国)の具体的な攻略法のレクチャーが行われました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした!
今回のイベントで得たものをこれからの制作や勉強に活かし、合格を目指していきましょう!
河合塾美術研究所の夏期講習では、都立総合芸術高校以外の美術系高校を受験するみなさんのためにも幅広く対策や準備のアドバイスを行っています。
女子美術大学付属高校、都立片倉高校、都立大泉桜高校など、実技試験を有する高校を志望している受験生の方や、美術系高校に興味があるけどよくわからないな...と思っている中1・2年生のみなさんも、ぜひ一度河合塾に足を運んでみませんか?