2020年10月 の記事一覧
日本画専攻 東京芸大実技模試2020(着彩
こんにちは。日本画専攻です。
10月3日、4日の二日間にかけて芸大二次試験の公開模試が行われました。今年度は定員を絞り、早めの申し込み締め切りとなってしまったため受講できなかった学外生、申し訳ありませんでした。
それでも、新宿+名古屋両校と学外から過去最多の申し込みいただき、130作品以上が採点会場に並びました。
名古屋校からも講師が採点・講評に来ています
河合塾では、入館時のマスク着用・アルコール消毒・検温、アトリエ内の常時換気を徹底しております。今回の全体講評など会場内が密にならざるを得ない状況は、なるべく時間を短縮し行い、各フロアに分かれての個別講評を長めにする対応を取らせて頂きました。また希望者には模試作品以外の作品講評と進路相談を、個別面談形式で執り行いました。
全体講評
個別講評
今回の模試のモチーフと上位三作品をご紹介します。
最優秀作品
一枚としてとても自然に見える秀作です!梨やぶどうの観察が素晴らしいです。
優秀作品(2位)
自分の良さを最大限生かしやりきれましたね。安定して表現に深みが出せるようになってきました。
優秀作品(3位)
モチーフに対する深い観察力がついた事で、絵に臨場感が出せるようになりました。
今回、上位三点がB評価(東京芸大合格ライン)でした。どの作品も自然な空間を表現し、モチーフの印象を的確に捉えている作品となっていました。
上位三名には豪華賞品も贈呈いたしました!おめでとうございます!
今年は、1学期も授業が少なく模試の実施も例年よりも早かったこともあり、経験値をなかなか積めなかった所もあると思います。その分まだまだ磨ける余地はたくさんあるはずです。模試は順位よりも、自分の表現の何が良く何が足りないかを見る機会だと思ってください。そうすれば、残りの期間を有効に過ごせると思います。今回の模試を、皆さんの今後に生かして頂ければ幸いです。
お疲れ様でした!
基礎科高校受験コース 都立総合芸術高校 公開推薦実技模試
こんにちは、基礎科高校受験コースです。
10/11に都立総合芸術高校 公開推薦実技模試が行われました。台風の影響でイベント自体が中止になる可能性もありましたが、通常通り開催することができました。
今回の模試では、実際の試験のよう座席抽選をします。
席が決まったら試験の説明を受けて実技スタートです!
去年まではガーゼの使用は禁止されていましたが、都立総合芸術高校の入試説明会であったように今年は「ガーゼの使用OK」となるようです。そのため、今回の模試ではガーゼも配布しています。
離れて自分の絵を見ています。えらいですね。
実技試験が終わり、お昼休憩と講師による採点を挟んで、いよいよ講評です。
全体講評で上位の作品の講評をします。
大勢の中で上位になった人の絵が、どんなところを褒められてどこを指摘されているのかが聞けるので、とても参考になったと思います。
今度は個別に分かれてひとつひとつ講評していきます。自分の絵の良いところや反省点が見えてきたと思います。
なんと上位3名には景品が!羨ましいです。
講評の後は学科説明会がありました。
実技を頑張るのはもちもん大事ですが、学科も重要です。
模試の結果はどうでしたか?
普段は後ろからアドバイスをくれる講師がいますが、実際の試験では自力でやらなくてはいけません。それに、たくさんの絵が並んだので自分の実力が分かったと思います。
うまくいった人もうまくいかなかった人も、今回できなかったことに気をつけて練習していけば、確実にステップアップできるはずです。
それと、頑張ることも大事ですが、体調を崩してしまっては元も子もありません。よく寝てよく食べて、休むべき時はしっかり休んで、メリハリをつけた生活をしましょう!
河合塾デザイン工芸科出身で大活躍中のアーティストやデザイナーを紹介する展示、開催中です。
河合塾美術研究所デザイン工芸科立体空間系コースで学び、現在さまざまな分野の第一線で活躍中のアーティストやデザイナーを紹介する展示が開催中です。
アーティストのライブ衣装や舞台美術、テキスタイルデザインも手掛けるファッションブランド・spoken words project主宰の飛田正浩、絵本やイラスト、テレビ番組でも大人気のtupera tupera(ツペラ ツペラ)の中川敦子、ブランドディレクションや衣装製作など幅広く展開するYUKI
FUJISAWA(ユキ フジサワ)主催のテキスタイルデザイナー藤澤ゆき、ISSEY MIYAKE BAO BAO POP-UP STOREやLUMINE ZERO MARKETなどを手がけるmoult(モルト)主催の吉田佑介をはじめ、大坂なおみ選手のラッケットの開発、新型FITやレクサスをデザインしたカーデザイナー、その他インテリアデザイナー、ファッションデザイナー、工芸作家などとして大活躍中の卒業生22名をピックアップして紹介します。将来の夢を実現させた先輩たちの勇姿をぜひご覧ください。
会期:2020年10月12日〜10月22日
会場:河合塾美術研究所1Fロビー
多摩美グラフィックデザイン公開模試
デザイン・工芸科/私大コースでは9月26日、27日の2日間で多摩美グラフィックデザイン学科の公開模試を実施しました。
学科(国語、英語)とデッサン、色彩構成の本番と同じ500点満点の模試です。外部生も含めて約50名の方が参加してくれました。
色彩構成の制作の様子。密にならないよう間隔をあけて制作しています。
今回の模試ではなんと多摩グラの澤田泰廣教授がいらしてくださいました。採点前に作品全体の印象を伺ったところ、「良いものがたくさんあるよ」とのお言葉。一安心です。
デッサン講評風景です。張りつめた緊張感の中、澤田先生の登場です。
「筆で書く両手」をデッサンする課題で、トップは142.5点。デッサンで大事なのは手を描けるのはもちろんのこと、シンプルでストレートな表現だ、と澤田先生。
続いて色彩構成の講評。「海の生物」がモチーフです。「みんな着眼点が違い、多様性があって良いね」と褒めていただき、生徒もホッとした様子。こちらのトップは135点。
朝から夜までのハードな2日間の模試でしたが、みんな頑張っていました。11月3日には武蔵美視覚伝達デザイン学科の公開模試があります。ぜひご参加ください!