こんにちは!すっかり暖かくなってきましたね。
4月から新学期が始まり、早くも一ヶ月が経ちました。
今日は日本画科専科の4月の授業を紹介します!
【構造・成り立ちを知る①】
毎年恒例で行っている授業です!
構造・成り立ちを知る①では、百合と林檎を描きました。
百合はどんな構造になっているのか?
分解してみた時にどんな構造になっていて、どういった成り立ちでこの形になっているのか?
ということを考え、理解して描くという課題になっています。
ちょっと贅沢ですが、二人で二本の百合を描いています。
短い時間の中で、集中して描けていました!
りんごも同様に、紅玉・フジ・王林の三つの種類を切って、三種類のりんごの共通しているところなどを見て、どうやって実に成っていき、この形になったのか、などレクチャーしました。
(この課題は画像を撮る暇がありませんでした(笑))
【構造・成り立ちを知る②】
人物ヌードデッサンを行ったのち、石膏像 円盤投げのデッサン課題。
人物ヌードデッサンでは彫刻・油・日本画合同で制作しました。
室内の暑さだけでなく、みんなの食らいついて描いている熱気でアトリエはムンムン・・!専科生だと侮れない良い作品が集まりました。
立ちポーズのモデルさんを描きながら、人はどんな風にバランスをとってた立っているのかなど、体の仕組みを理解して描く課題です。
そして、その人物デッサンを踏まえて円盤投げ(石膏像)のデッサン。
石膏像はデッサンをするために、紙のサイズである木炭紙大の比率に合わせて足などを切って複製されています。
全身の石膏像がどんな風にたっているのか、想像し、構造を理解しながら描けていたと思います。
このように河合塾では、物を捉える・絵を描くには、そのものがどんな風になっているのか?どうしてそういった形になっているのか?ということを意識して、ただなんとなく「見る」のではなく「観る」事を大事にしています。
本質を描く!これがデッサンが上手くなる重要なポイントなのです。
五月の下旬にはまた構造・成り立ちを知る③で、動物を描く予定です。専科生の皆さんはお楽しみに!
まだ先ですが6月4〜9日には本科・専科共に無料体験もありますので是非、河合塾美術研究所の授業を体験してみてください!
最後に骨格標本ちゃんと。いい笑顔!!