今年度もまた、10/19、20の土日2日間、
河合塾美術研究所新宿校建築専攻で東京芸大実技模試が行われました。
今年度は昨年度よりも多く、遠方から参加した人なども含めて全員で29名ほどの受験生が集まり、
普段の授業よりも緊張感があふれ、皆さんの熱気が伝わる模擬試験となりました。
実際の入試と同様の時間で、1日目に空間構成、2日目に総合表現を行いました。
空間構成の問題はベーシックな影問題というものでしたが、まだまだ影や図法の理解が足りなかったり、描写表現が拙かったりする部分が見受けられる人も多かったです。
これから試験までに足りないところをしっかりと克服してほしいものです。
総合表現の問題は、形態の操作の条件が決められており、「異なる行動を喚起する3つの場」を考え、表現するものでした。
与えられた条件をうまく捉えてどれだけ自由に発想できるか、またその発想した空間をどれだけ伝わるように表現できるか、
などが重要なポイントとなります。
文章も含めて、表現力はまだまだの人も多かったので、わかりやすく伝わる表現を目指し、みなさん頑張ってください。
今回の模試は、参加者のみなさんも現在の自分の実力を測る良い機会となったようです。
まだまだ試験まで時間はありますので、しっかりと現状の自分の実力を見つめ直し、
本番では力を十二分に発揮できるように準備していきましょう。