基礎中学専攻 の記事一覧
中学生向けの学科サポータが始まっています
中学高校受験コース講師です。
10月に入り寒さもいよいよ本格的になってまいりました。それに伴い受験生の皆さんも本格的に対策をしている真っ最中だと思います。
「科目のどの部分で困っているか、どこを改善したら良いか、今後どのような勉強方法が効果的なのか」といった、個別対応に近い状況で、生徒さんの状況に合わせた学習サポートを行なっています。
実技だけでなく、学科の方で不安のある方もこれを機会に是非河合塾までお問い合わせください。
合わせて、11月17日(日)には「都立総合芸術高校推薦実技模試」を開催いたします。
総合芸術高校を受験希望される方や女子美術大学付属高校やトキワ松学園高校、潤徳女子高校、片倉高校など、入試で実技試験がある美術系高校の受験を考えている方も、実戦形式を経験を積めるチャンスですので、ご参加お待ちしております!!
都立総合芸術高校水彩実技コンクールやりました!
こんにちは基礎中学高校受験コースです!
夏は猛暑続き、講習も後半になりに生徒の皆さんも疲労が溜まってきたと思います。そんな最中、都立総合芸術高校の水彩実技を想定して実技コンクールを行いました。
このイベントでは夏の期間でどのくらい力がついたのか、受験生の皆さんに試してもらうために行っています。
また今回は今年受かった都立総合芸術高校生1年生の2名をお迎えして、デモスト(実技実演)も同時に行っています。
生徒さんが実技をしている様子。
デモストの描き始めの様子
さすが現役の総芸生!この難しい課題でも慣れた様子で制作しています。
デモストの2名に感化されて、中学生達もいつも以上に制作に真剣に取り組んでいます
制作終了後は座談会形式でデモストをしてもらった高校生の2人に描いてもらった作品と入試当時様子などの解説をしてもいました。
中学生達からも試験や都立総合芸術高校に関する色々な質問があり座談会は盛り上がっていました!
座談会後にコンクール作品の講評を行いました。講習会での制作と違った状況での制作で緊張感があった分、みんな普段以上によく描けていました。
今回は講師のアドバイスだけでなく、デモストされた高校生の実技や座談会の中で、受験に関する様々なポイントが学べたと思うので、次の制作に活かす為にも、お家で引き続き実技の練習をして欲しいです。
8月も残すところ、あと僅か。
9月に入って2学期が始まると、学校のテストや高校での入試説明会などやることが目白押しですが、、、
本番の試験日まであと4ヶ月!気を引き締めて入試対策も頑張っていきましょう。
11月17日には河合塾では都立総合芸術高校の推薦実技模試も行います。第一志望の合格を目指している方もちろんですが、女子美術大学付属高校や片倉高校など、入試で実技試験がある高校を受験される方も是非ご参加ください!
7/28(日) 都立総合芸術高校 夏期特別ゼミ
こんにちは!基礎中学高校受験コースです。
暑い夏がやってきましたがみなさんお元気でしょうか。
水分と塩分をしっかり摂って、熱中症には十分気をつけてくださいね。
さて、夏休みに入り、受験も本格的に始動される方も多いのではないでしょうか。
河合塾美術研究所では、毎年この時期に都立総合芸術高校の一般入試対策ゼミを行っています。
●都立総合芸術高校の入試状況説明
●学科の取り組み方やポイントについてレクチャー
●水彩のポイントについてレクチャー
●実際に水彩制作→講評
と盛りだくさんの半日となりました。
面談希望の方には終了後個別に面談も行いました。
今年は学科のレクチャーに河合塾wingsの先生をお呼びして、都立入試問題の対策について教えていただきました。
一番印象に残ったのは、数学のお話で「根拠の無い自信と、淡々とやる事が大事」という事でした。
できないと決めつけてしまうのではなく、自分はできるはずだと思って取り組む。
そして、点数が高い人は淡々と問題を解き続けているそうです。
続けて水彩のレクチャーでした。
絵の具は経験の少ない人が多く、入試をきっかけに触ることで「苦手だな〜」となりやすい画材です。
まず、結論から言うと『雑巾を必ず使ってください』
学校で購入する絵の具セットに入っている小さい雑巾やスポンジでは全然足りません。
お家で古くなって使わないタオルなどあればぜひそれを使いましょう。
他にも水彩で絵を描く時のポイントについて説明しました。
少し休憩を挟んで次は実際に水彩制作です。
レクチャーの内容を踏まえてまずはデモンストレーションを講師が行いました。
そして来ていただいた人にも実際に制作していただきました。
初めての人も講師が途中教室を回って教えるので安心です。
最後に1点ずつ講評を行いました。
短い時間でしたが、みなさんレクチャーの内容を意識しつつよく手が動いていましたね。
これからが楽しみです!
夏期講習の終わりには水彩コンクールを行います。
今回のゼミを踏まえて夏期講習もがんばって欲しいですね!
河合塾美術研究所では、2学期からの入塾も受け付けています。
今年受験の3年生はもちろん、早めに対策を始めたい2年生もぜひご検討ください。
夏期講習の詳細はこちら
2学期入塾の詳細はこちら
日本画材体験
中学美術コースでは今月、二週に渡って日本画ゼミを行いました。
今回は《箔(はく)》と呼ばれる薄く伸ばした金属の画材を画面全面に貼って、その上に絵を仕上げていきます。
まずは簡単な画材の説明、実演を行い、見様見真似で箔を貼っていきます。
写真を撮り忘れてしまい、お見せできないのが残念ですが、《箔箸》という竹でできたピンセットを上手に使い、箔の上に《あかし紙》と呼ばれる蝋が塗ってある紙にくっつけて、箔を貼っていきます。
今回は、二日間の制作ということで、1日目に箔貼り、2日目に岩絵具と膠(にかわ)を主に使用し、絵の制作を行いました。
細い筆を使って、細かい部分も丁寧に仕上げていきます。
二色の箔を使って、雰囲気のある背景を作ることができました。
今回はこのようにあらかじめ下描き・転写をしてから、絵の具で描いていきました。
箔には様々な種類があり、各々貼り方にも工夫しながら、制作できました。
また、岩絵具のテクスチャーに苦戦しながらも、こだわりを持って描くことができました。
都内には、様々な場所に日本画材店があり、岩絵具などを購入することができます。
沢山の瓶に入った色とりどりの絵具たちは、見ているだけでも面白いので、是非とも一度足を運んでみてくださいね。
都立総合芸術高校推薦実技模試やりました!
こんにちは、中学コースです。
先日、都立総合芸術高校推薦実技模試を河合塾で行いました。
入試に近い状況で実技を行ってもらいます。受験された人たちも真剣に課題に向き合っていますね
課題は総合芸術高校の傾向を踏まえて、河合塾の講師が課題内容を考えています。
ぱっと見ると単純な形のモチーフが多いですが、シンプルなものほど形の違いが分かりやすくなる為、
観察の基礎力が必要になります。油断大敵です。
3時間の制作終了後に採点を行い、講評を行いました
講評と課題内容を説明している風景
上位の成績の人には賞状と商品が授与されました!おめでとうございます。
今回の模試で試験の感じはある程度イメージができたと思います。
受験の勉強も実技の勉強もここからが佳境に入っていく成績の良い悪いだけに気を取られず、
講評で言われたポイントをクリアしく事を目標にして、実技の練習をしてください。
目的を持ってしっかりやっていけば実技は確実に上達していくはずです。
河合塾では1月2日に「水彩コンクール」・1月13日に都立推薦入試直前の特別ゼミを行う予定です。
塾生のみならず、外部生も受講ができます。
年が明けた1月にはすぐに入試が始まります。冬期講習と合わせて是非、受講をご検討ください。
→冬期講習のお申込みはこちらから!
都立総合芸術高校推薦実技模試に向けて特訓!!
こんにちは。基礎中学専攻 高校受験コースです。
先日、都立総合芸術高校の方では入試説明会がありましたね。
河合塾でも10月22日(日)に都立総合芸術高校推薦実技模試があります。
それに向けての特訓課題を行いました!
今日のモチーフはこんな感じ↑
質感、固有色、形の違いが分かりやすいモチーフにチャレンジしてもらいます。
まずモチーフの配置と組み合わせ方、構図を考えていきます。
モチーフのセッティングが終わった段階で画面に鉛筆を使って描き出していきます。
生徒たちにもデッサンの進め方のコツを掴んでもらうために、今回の課題は学生講師の先生に
デモストとして一緒に描いてもらいました!
↓
まずは全体に当たりをとって、構図や大小関係を合わせていきます。
全体のバランスが取れたところで、モチーフの形をより正確に描いていきます。
形が整ってきた段階でモチーフごとの特徴(質感や固有色)を鉛筆の種類を変えつつ、さらに描き込んでいきます。
2時間あまりで完成!
先生さすがです!みなさんも入試でもこのくらい描けたら結果はバッチリだと思います。
レベルが高いかもしれませんが、ひとつ目標にして練習してみて下さい。
中学コースでの実技模試は年間を通して1回しか行われませんので、都立総合芸術高校を第一志望にされている方だけでなく、入試で実技試験がある美術系高校を受験される方も腕試しにぜひ受けてみてください。
河合塾で行う「都立総合芸術高校推薦実技模試」のwebでのお申し込みは10月12日(木)16時までとなっておりますので、ご注意ください。
お申し込みはこちらまで!
「都立総合芸術高校夏期特別ゼミ」やりました!
こんにちは!中学コースです。
いよいよ夏も本格的になってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
河合塾美術研究所、中学高校受験コースでは先日の7月23日(日)に都立総合芸術高校にフォーカスを当てて、学科と実技のレクチャー(水彩)を行いました!
当日は河合塾の教務より学科(国語、数学、英語)の勉強するポイントをデータに基づいて説明をしました。
講師の方からは受験の状況と実技に関連した内容の説明をしています。
その後には実技(水彩)の実践的なレクチャーを行っていき、水彩で描いていく時の作業工程やそれをする時のポイントを解説しています。
参加者の方々にも絵を実際に描いてもらいました。
制作が終わった後には受講者の皆さんの作品を講師陣で講評しました。
短い時間でしたが、個人個人でポイントを意識して制作したので、技術的な部分でも内容が良くなった人が多く見受けられました。
今回、学んだ事は忘れないようにぜひお家に帰ってからも練習して欲しいです!
お家で練習するのが難しいと思う人は、夏期講習の方にぜひご参加ください。
河合塾では8月20日には都立総合芸術高校の一般入試を想定しての「水彩コンクール」も行います。
都立総合芸術高校志望されている方は腕試しに、こちらもぜひ受けてみてほしいです。
★夏期講習の詳細はこちらから!
銅版ゼミ
こんにちは、中学美術コースです!
今回は、先日の銅版画ゼミの様子をご紹介します。
まずは銅版画の仕組みからレクチャーです。
銅版画は版画の一種ですが、小学校で習う木版画(=凸版)と違い、
版の平らな部分が余白となり、彫った部分に色が載る、凹版という技法を使います。
ヨーロッパで生まれた、最も古い印刷技術の一つです。
銅版画では扱う道具も様々。
今回行うドライポイントという銅版画技法では、主にニードル、ビュラン、バニッシャー、ルーレット、インク、寒冷紗にプレス機などを使います。
最初は描画のイメージが掴み辛いのですが、銅板にニードル(針)で絵を描く感覚は独特で、気持ち良いのですよね。みんな徐々にコツをつかみ、どんどん描画が進みます。
描画が終わると、いざ刷りの工程へ。
小さいながらも本格的なプレス機!
「船長さんになった気持ちで!」と声をかけられながら、プレス機のハンドルをみんな力一杯回してくれました。
1枚目が擦り終わると、今度はインクを自分で調合してこだわりの色で刷ってみたり、難易度の高いグラデーションに挑戦してみたり、それぞれに刷り方を変えて2枚目に挑戦してくれました。
印刷が終わった後は、全員で作品を見比べながら講評会です。
同じ版でも、インクの載せ方や拭き取り方を変えるとがらっと印象が変わりますね。
講師からは、サイン・エディション番号・タイトルの入れ方、売り方(?)のセオリーなど、より実践的な内容も。
なかなか普段触れる機会がない銅版画の世界。
プレス機を使った版画の本格的な仕上がりや刷りの楽しさを満喫してもらいました。
今回体験した技術を、今後の制作にもどんどん活かしていきましょう〜!
日本画材体験
中学美術コースでは先月、2週に渡って日本画ゼミを行いました!
初めて日本画材に触れる生徒もいれば、昨年扱った経験を踏まえて描きたいものを考えてきてくれた人も居ました。
まずは簡単な画材の説明です。
日本画材とひとことで言っても、絵具を画面に定着させるための「膠」や「岩絵具」「水干絵具」「箔」「墨」など、色味も質感も異なる様々な素材を扱います。
今回は、二日間の制作ということで、岩絵具と膠を主に使用し、普段制作から扱い慣れている水彩絵具や色鉛筆なども併用して制作を行いました。
一通り説明をした後、早速制作に入ります。
今回は岩絵具を家にあるものでスタンピングして、マチエールを作る描き方に挑戦しました。
手でもペタペタ。
岩絵具の質感は独特で、「気持ちいい〜」「不思議な感じ」と声が上がりました。
こちらはプラスチック容器に絵具を塗って、模様にしています。
泡のような花のようなマチエールが綺麗です。
1日目はスタンピング、2日目は前回作ったマチエールをもとに絵を完成させました。
皆それぞれ個性的な作品に仕上がって良かったです。
最後は講評をして終わりました。
都内には、様々な場所に日本画材店があり、岩絵具などを購入することができます。
沢山の瓶に入った色とりどりの絵具たちは、見ているだけでも面白いので、一度是非足を運んでみてくださいね。
中学高校受験コース合格速報!
中学生の皆さん、高校受験おつかれさまでした。
そして、志望校に合格した皆さん、おめでとうございます!!
本年度の美術系高校の入試課題もなかなか難しいものが出題されました。このような結果が出せたのも、受験に集中する皆さんのサポートをされ、一緒に応援していただいた保護者の方々のご協力があってのものだと思います。
1年間の皆さんの頑張りがこのような形となって本当によかったです。
おしくも目標の高校に合格が届かなかった生徒さん達も、悔しい気持ちは残ると思いますが、、、高校やその先にある新たな目標を目指し、頑張って欲しいと思います!
都立総合芸術高校の入試に関しては、課題内容だけでなく、学科のレベルも上がってきているので、年を追うごとに難易度が上がっている印象があります。
次年度の美術系高校を検討されている生徒さんたちも春からのイベントをうまく生かして、4月から良いスタートダッシュをきれる様に準備をしましょう!
河合塾では春期に多くのイベントを用意しています。多くの方のご参加をお待ちしております。
詳しくは、河合塾美術研究所新宿校のウェブサイト「無料体験講座 中学生対象」の講座にご参加いただいた方に都立総合芸術高校合格者入試再現を当日ご見学いただくことができます。(参加費無料)
お申し込みはこちらから