河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

基礎中学専攻 の記事一覧

都立総合芸術高校推薦実技模試やりました!

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2023年 11月 10日 12:39

こんにちは、中学コースです。

先日、都立総合芸術高校推薦実技模試を河合塾で行いました。

入試に近い状況で実技を行ってもらいます。受験された人たちも真剣に課題に向き合っていますね

課題は総合芸術高校の傾向を踏まえて、河合塾の講師が課題内容を考えています。

ぱっと見ると単純な形のモチーフが多いですが、シンプルなものほど形の違いが分かりやすくなる為、

観察の基礎力が必要になります。油断大敵です。

3時間の制作終了後に採点を行い、講評を行いました

講評と課題内容を説明している風景

上位の成績の人には賞状と商品が授与されました!おめでとうございます。

今回の模試で試験の感じはある程度イメージができたと思います。

受験の勉強も実技の勉強もここからが佳境に入っていく成績の良い悪いだけに気を取られず、

講評で言われたポイントをクリアしく事を目標にして、実技の練習をしてください。

目的を持ってしっかりやっていけば実技は確実に上達していくはずです。

河合塾では1月2日に「水彩コンクール」・1月13日に都立推薦入試直前の特別ゼミを行う予定です。

塾生のみならず、外部生も受講ができます。

年が明けた1月にはすぐに入試が始まります。冬期講習と合わせて是非、受講をご検討ください。

→冬期講習のお申込みはこちらから!

都立総合芸術高校推薦実技模試に向けて特訓!!

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2023年 10月 05日 12:00

こんにちは。基礎中学専攻 高校受験コースです。

先日、都立総合芸術高校の方では入試説明会がありましたね。

河合塾でも10月22日(日)に都立総合芸術高校推薦実技模試があります。

それに向けての特訓課題を行いました!


今日のモチーフはこんな感じ↑ 

質感、固有色、形の違いが分かりやすいモチーフにチャレンジしてもらいます。


まずモチーフの配置と組み合わせ方、構図を考えていきます。

モチーフのセッティングが終わった段階で画面に鉛筆を使って描き出していきます。

生徒たちにもデッサンの進め方のコツを掴んでもらうために、今回の課題は学生講師の先生に

デモストとして一緒に描いてもらいました!


まずは全体に当たりをとって、構図や大小関係を合わせていきます。

全体のバランスが取れたところで、モチーフの形をより正確に描いていきます。


形が整ってきた段階でモチーフごとの特徴(質感や固有色)を鉛筆の種類を変えつつ、さらに描き込んでいきます。


2時間あまりで完成!

先生さすがです!みなさんも入試でもこのくらい描けたら結果はバッチリだと思います。

レベルが高いかもしれませんが、ひとつ目標にして練習してみて下さい。

中学コースでの実技模試は年間を通して1回しか行われませんので、都立総合芸術高校を第一志望にされている方だけでなく、入試で実技試験がある美術系高校を受験される方も腕試しにぜひ受けてみてください。

河合塾で行う「都立総合芸術高校推薦実技模試」のwebでのお申し込みは10月12日(木)16時までとなっておりますので、ご注意ください。

お申し込みはこちらまで!

「都立総合芸術高校夏期特別ゼミ」やりました!

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2023年 08月 08日 12:32

こんにちは!中学コースです。

いよいよ夏も本格的になってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

河合塾美術研究所、中学高校受験コースでは先日の7月23日(日)に都立総合芸術高校にフォーカスを当てて、学科と実技のレクチャー(水彩)を行いました!

当日は河合塾の教務より学科(国語、数学、英語)の勉強するポイントをデータに基づいて説明をしました。

講師の方からは受験の状況と実技に関連した内容の説明をしています。

その後には実技(水彩)の実践的なレクチャーを行っていき、水彩で描いていく時の作業工程やそれをする時のポイントを解説しています。

参加者の方々にも絵を実際に描いてもらいました。

制作が終わった後には受講者の皆さんの作品を講師陣で講評しました。

短い時間でしたが、個人個人でポイントを意識して制作したので、技術的な部分でも内容が良くなった人が多く見受けられました。

今回、学んだ事は忘れないようにぜひお家に帰ってからも練習して欲しいです!

お家で練習するのが難しいと思う人は、夏期講習の方にぜひご参加ください。

河合塾では8月20日には都立総合芸術高校の一般入試を想定しての「水彩コンクール」も行います。

都立総合芸術高校志望されている方は腕試しに、こちらもぜひ受けてみてほしいです。

★夏期講習の詳細はこちらから!

銅版ゼミ

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2023年 06月 27日 11:01

こんにちは、中学美術コースです!

今回は、先日の銅版画ゼミの様子をご紹介します。

まずは銅版画の仕組みからレクチャーです。

銅版画は版画の一種ですが、小学校で習う木版画(=凸版)と違い、

版の平らな部分が余白となり、彫った部分に色が載る、凹版という技法を使います。

ヨーロッパで生まれた、最も古い印刷技術の一つです。

銅版画では扱う道具も様々。

今回行うドライポイントという銅版画技法では、主にニードル、ビュラン、バニッシャー、ルーレット、インク、寒冷紗にプレス機などを使います。

最初は描画のイメージが掴み辛いのですが、銅板にニードル(針)で絵を描く感覚は独特で、気持ち良いのですよね。みんな徐々にコツをつかみ、どんどん描画が進みます。

描画が終わると、いざ刷りの工程へ。

小さいながらも本格的なプレス機!

「船長さんになった気持ちで!」と声をかけられながら、プレス機のハンドルをみんな力一杯回してくれました。

1枚目が擦り終わると、今度はインクを自分で調合してこだわりの色で刷ってみたり、難易度の高いグラデーションに挑戦してみたり、それぞれに刷り方を変えて2枚目に挑戦してくれました。

印刷が終わった後は、全員で作品を見比べながら講評会です。

同じ版でも、インクの載せ方や拭き取り方を変えるとがらっと印象が変わりますね。

講師からは、サイン・エディション番号・タイトルの入れ方、売り方(?)のセオリーなど、より実践的な内容も。

なかなか普段触れる機会がない銅版画の世界。

プレス機を使った版画の本格的な仕上がりや刷りの楽しさを満喫してもらいました。

今回体験した技術を、今後の制作にもどんどん活かしていきましょう〜!

日本画材体験

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2023年 06月 06日 14:19

中学美術コースでは先月、2週に渡って日本画ゼミを行いました!

初めて日本画材に触れる生徒もいれば、昨年扱った経験を踏まえて描きたいものを考えてきてくれた人も居ました。

まずは簡単な画材の説明です。

日本画材とひとことで言っても、絵具を画面に定着させるための「膠」や「岩絵具」「水干絵具」「箔」「墨」など、色味も質感も異なる様々な素材を扱います。

今回は、二日間の制作ということで、岩絵具と膠を主に使用し、普段制作から扱い慣れている水彩絵具や色鉛筆なども併用して制作を行いました。

一通り説明をした後、早速制作に入ります。

今回は岩絵具を家にあるものでスタンピングして、マチエールを作る描き方に挑戦しました。

手でもペタペタ。

岩絵具の質感は独特で、「気持ちいい〜」「不思議な感じ」と声が上がりました。

こちらはプラスチック容器に絵具を塗って、模様にしています。

泡のような花のようなマチエールが綺麗です。

1日目はスタンピング、2日目は前回作ったマチエールをもとに絵を完成させました。

皆それぞれ個性的な作品に仕上がって良かったです。

最後は講評をして終わりました。

都内には、様々な場所に日本画材店があり、岩絵具などを購入することができます。

沢山の瓶に入った色とりどりの絵具たちは、見ているだけでも面白いので、一度是非足を運んでみてくださいね。

中学高校受験コース合格速報!

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2023年 03月 04日 17:29

中学生の皆さん、高校受験おつかれさまでした。

そして、志望校に合格した皆さん、おめでとうございます!!



本年度の美術系高校の入試課題もなかなか難しいものが出題されました。このような結果が出せたのも、受験に集中する皆さんのサポートをされ、一緒に応援していただいた保護者の方々のご協力があってのものだと思います。
1年間の皆さんの頑張りがこのような形となって本当によかったです。

おしくも目標の高校に合格が届かなかった生徒さん達も、悔しい気持ちは残ると思いますが、、、高校やその先にある新たな目標を目指し、頑張って欲しいと思います!

都立総合芸術高校の入試に関しては、課題内容だけでなく、学科のレベルも上がってきているので、年を追うごとに難易度が上がっている印象があります。
次年度の美術系高校を検討されている生徒さんたちも春からのイベントをうまく生かして、4月から良いスタートダッシュをきれる様に準備をしましょう!

河合塾では春期に多くのイベントを用意しています。多くの方のご参加をお待ちしております。

詳しくは、河合塾美術研究所新宿校のウェブサイト「無料体験講座 中学生対象」の講座にご参加いただいた方に都立総合芸術高校合格者入試再現を当日ご見学いただくことができます。(参加費無料)
お申し込みはこちらから

芸術の秋。

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2022年 10月 03日 10:54

中学美術コースは美術館に行き、
 「本物の油絵作品を見てから、油絵を描いてみよう!」
という授業をおこないました。

河合塾美術研究所から一番近い美術館は、SOMPO美術館です。
早歩きで6分ぐらいのところにあり、中学生は学生証提示にて企画展も無料です。

ものすごくお得です。

都内でも中学生は入館無料の美術館がたくさんあります。
ちょうどそのお年頃は興味のない作品かもしれませんが、素通りでもよいのです。
とにかく、本物にふれる機会を増やしてほしいですね。
学校・塾・ご近所など身近にある美術館に通って、あなただけのお気に入り作品を見つけるのもよいでしょう。

さて鑑賞当日のお話にもどりましょう。
企画展示は印象派あたりの作品が多く来ていました。
油絵というイメージがわかりやすい作品群でした。
そして、所蔵されている常設展示ゴッホの「ひまわり」はフラッシュなしで、撮影オッケー‼
ふとっぱらですね。
作品数もちょうどよいものでした。


翌週、油絵を制作しました。

キャンバスも数種類から選び、絵の具・筆・溶き油などこちらで支給し、簡単なレクチャーをしてから制作しました。




3時間弱で終われるのか?心配していましたが、全員サインまで入れて完成しました。







学校行事等でお休みの学生も多数いましたが、またいつか、どこかのタイミングで油絵体験をできればと思っています。

次回の授業では彫刻の講師指導にて、立体動物制作です。

楽しみですね。

都立総合芸術高校実技水彩コンクールやりました

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2022年 09月 06日 15:11

こんにちは中学高校受験コースです。

夏の暑い盛りに都立総合芸術高校の水彩実技を想定して実技コンクールを行いました。
このイベントでは実技コンクールと学科テストを同時に行い、夏の期間でどのくらい力がついたのか、受験生の皆さんに試してもらうために行っています。

生徒さんが実技をしている様子。


テストを受けている様子。


そして作品の講評を行っている様子。


作品は講師が採点を行い、順位をつけています。


今回、出題されたモチーフは基本的な形態「円柱や直方体、球体」のモノ、色味も原色にやや近い色のモノが多いので、夏の講習で学んだ実技の基礎力(形の正確さ、水彩画材の扱いの仕方など)がついているか、いないのかを採点の評価のポイントにしています。


上位成績の2名へは賞品をプレゼントしました。
おめでとうございます!


講評後には教務の方からテスト内容について解説を行っていただきました!
受講したみんなの夏の成果はどうだったのでしょうか?

こんな感じでコンクールも終わり、あっという間に2学期に突入しました。
受験される皆さん、試験まで4ヶ月とせまってきましたね!入試もいよいよ本格的になってまいりますので、気を引き締めて頑張っていきましょう。

10月9日には河合塾では都立総合芸術高校の実技模試もあります。第一志望の合格を目指している方はこちらも是非ご参加ください。

〜夏休み特別ゼミ〜「扇面に絵を描いてみよう」「シルクスクリーンでオリジナルグッズ」

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2022年 08月 27日 15:42

今年の中学美術コース夏期講習は、夏の特別ゼミです!!

毎週日曜日に3時間ずつ、1回完結でデッサンからシルクスクリーンまで、色々な事に挑戦しました。

毎週取ってくれた生徒さんもいましたが、今年の夏で美術のレベルがグンと上がったのではないでしょうか。

さて、2週目は「扇面に絵を描いてみよう!」です。

炭をすったり、日本画で使う顔料と筆で描くのはみんな初めてで面白かったんじゃないかと思います。

少し難しい部分もあったかもしれませんが、やっていくうちに少しずつ扱えるようになっていきますよ。


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次は3週目の「シルクスクリーン(オリジナルグッズを作ってみよう!)」です。


〜シルクスクリーンとは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

版画の種類です。仕組みはステンシルに近く、
Tシャツや手ぬぐいなど布製品の印刷や道路標識
にも使われている技法です。

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今回は、自分でデザインを考える所から始めて、版の作成

残った時間で家から持ってきたTシャツや布の袋などに実際にスキージーを使ってインクで刷ってみました。

初めてなので、多少の失敗はありますが、それぞれとても素敵な作品ができましたね!

中学美術コースでは、将来美術系の進路に進みたい生徒や、学校の授業以外に美術を本格的に習ってみたい生徒のため

デッサンや水彩画を中心に色々な事に触れる様なカリキュラム内容となっています。


まずはお気軽に校舎までご相談ください。

無料体験も行っています! ↓ ↓

イベント詳細はこちらまで!!

「中学高校受験夏期特別ゼミ」やりました!

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2022年 07月 29日 10:21

中学高校受験夏期特別ゼミ」やりました!

いよいよ夏も本格的になってきました。河合塾美術研究所、中学高校受験コースでは7月24日(日)に学科と実技のレクチャー(水彩)を行いました。



河合塾の教務の方より学科のお話があり(国・英・数)3教科の勉強するときに大切なポイントを資料を使って丁寧に説明。



また美術研究の講師からは実技(水彩)のお話を、近年の受験状況と傾向と、水彩を行う際のポイントについて説明をしました。



水彩での実技は経験者でないと理解するのはなかなか難しいので、実演を交えての説明。



↑画像が見えずらい!ですが、東京藝術大学に通う、学生講師の方に水彩の実技をデモストしてもらい、水彩で描いていくときの流れやポイントを解説しています。



レクチャー後、参加された方にも実際に水彩の実技をやってもらいました。


制作終了〜



実技後は受講者の皆さんの作品を講評しました。
短い時間でしたが、個人個人でポイントを意識して制作したので、作品の内容も良くなりました。
今回、学んだ事は忘れないようにお家に帰って練習して欲しいです。

夏期講習が始まり、学科の対策も実技の対策も本格化してきた頃かと思いますが、夏の暑さに負けずに健康に気をつけてがんばっていきましょう!

また河合塾では8月21日には都立総合芸術高校の一般入試を想定しての「水彩コンクール」も行います。都立総合芸術高校志望されている方は腕試しに、こちらもぜひ受けてみてください!

★夏期講習の詳細はこちらから!