河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

日本画専攻 の記事一覧

新宿校 入試合格速報

河合塾美術研究所新宿校 合格者速報

※3月28日現在判明

上記は新宿校のみの合格者人数です!

合格されたみなさまおめでとうございます!

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武蔵野美大・多摩美大合格者は、河合塾美術研究所新宿校在籍者(塾生)のみの合格者人数です!

補欠者・講習生は含みません。

<デザイン科クラス合格者>

デザイン科以外のクラスも大活躍!!

合格されたみなさま、おめでとうございます!

※合格者は重複合格者を含みます。

美術研究所新宿校に、よろこびの声が続々と届いています。よろこびの声は新宿校校舎にて掲示させて頂いています。

河合塾美術研究所総合格者数・合格実績はこちらから

http://art.kawai-juku.ac.jp/result/

2019春の公開授業

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2019年 03月 20日 19:57

こんにちは、日本画専攻です。
2019年度春期講習スタートです。

春期前3/16・17には無料の公開授業が開催されました。
今年から受験の新高3年生や、春から一念発起して頑張る浪人生も来ています。無料の公開授業が年間通し多く打たれているのも河合塾の特徴!河合の雰囲気を体験してもらえます。

デッサンコース・着彩コースともに、基礎的なところをしっかり復習しつつ、浪人生には一歩踏み込んだ内容で実施しています。

デッサンコースは「アマゾンと静物モチーフ」
光の状況を利用した立体の出し方レクチャーから行いました。


着彩コースは一人一卓の静物着彩「チューリップとストライプ布、りんごなど」
オーソドックスなモチーフですが、構図の組み方とモチーフの特徴の捉え方を一から徹底解説。


一人一人の受験をサポートできるよう、個別の面談も設け、今年一年の過ごし方を講師と相談できます。面談は公開授業日だけでなく、授業日ならば可能です。いつでもご相談ください!
春期講習もまだ受講申し込み受け付けております。3/27~30の実践コース第3、4タームでは今年の芸大合格者4名による受験作品再現デモストが行われます。是非ご参加下さいね。
春期講習の詳細はこちら⇒http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/

日本画専攻 合格者速報

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2019年 03月 13日 17:52



東京藝術大学日本画専攻
入試結果!

25名中8名合格(内部生のみ・講習会生等含まず)

今年の河合塾は一次合格者100名中26名(内部生のみ・講習会生等含まず)
内部生の半数が一次通過、みごと最終合格へ繋げてくれました!
志望大学に合格した皆さん、本当におめでとうございます!!


河合塾では、年間の授業にて様々な取り組みを行いました。
また講師の数が多いのも河合塾の特徴!一人一人に合わせて、講師が丁寧に指導できるのも、合格率の高さに繋がっています。

惜しくも結果が伴わなかった人達、この悔しさをバネに、来年度の目標へ向けて進みましょう!
来年、第一志望の大学に合格する為に!!

河合塾では春期講習など新シーズンに向けての受験サポートイベントを各種ご用意しておりおますので、是非ご参加ください。

春の公開授業:3/16・3/17 河合塾の指導力を実感!はこちら

経験者向けですが、レベルアップにおすすめの体験講座です。是非ご参加ください。


春期講習の詳細はこちらから

日本画 本科 講師のこだわりモチーフ

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2018年 12月 11日 14:15

こんにちは!日本画専攻講師です!


先日2学期の授業が終わりました。だんだんと肌寒くなって、いよいよ冬が来る!という感じがしますね。

今回は2学期最後のコンクール前に行った『着彩の自己ベストを目指す!』という課題を紹介します!
この課題は生徒がモチーフにしっかりこだわりを持って描きあげてほしい!と言う思いから、6名の社会人講師がそれぞれ6つのテーマに合わせこだわりのモチーフを出題しました。








テーマは『モノトーン』『オリエンタル』『洋』『アンティーク』を一種類ずつと『和』の二種類です。
生徒が「描きたい!」と思うモチーフをそれぞれ選び、制作しています。




 モチーフの中には、数が少なく普段の授業ではなかなか出題できない物や、講師自ら持参し用意した物もあります。

「これは描いてみたい!」「頑張りたい!」「綺麗!」「可愛い!」などいろんなことを感じて絵にしてもらいたかったので、かなり盛りだくさんに出題しました。




今回はいつになくモチーフに真剣に向き合い、良い雰囲気で制作できている様に感じました。
みんな、頑張っていますね・・!



生徒作品を一部紹介します!


Mさんの作品。モチーフ一つ一つしっかり描きあげることができています。少し見づらい部分もありますが、力強い作品に仕上がりました。



Sさんの作品。水差しの形の歪みなどまだ不安定な部分がありますが、自然でありながら花周りの美しい色彩を感じる作品です。


Kさんの作品。カラスウリの枝の抑揚のある形など、モチーフの特徴を捉えながらも良い形をうまく表現できています。


K君の作品。まだ荒っぽさはありますが、メリハリの良い明暗関係と作者の視点を感じる作品になりました。



その他にも自己ベスト作品が沢山出揃い、頑張って出題した講師としては少しホッとしました(笑)
描きれた!と感じた生徒も沢山いたのではないでしょうか。
この調子で冬期講習も頑張ってもらいたいと思います。

みなさん2学期お疲れ様でした〜!


冬期講習の申込はこちらから↓
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/

※12月16日に1日だけの公開授業も実施いたします!
(冬の公開授業表ページ画像データ)
この公開授業では現役芸大生によるデモンストレーションも行います。
是非この機会に河合塾の授業を体験してみてください!
申込はこちらから ↓
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/news/event.html



東京芸大実技模試(着彩) 日本画専攻

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2018年 11月 23日 14:16


かなり時間がたってしまいましたが、先月行った芸大実技模試(着彩)の結果を紹介いたします!

今年の出題モチーフはこちら。

秋らしく、色の綺麗なモチーフになりました!

東京藝大日本画の入試では毎年、一次試験がデッサン・二次試験は着彩写生が行われています。

静物着彩は自然物(花や果物など)と人工物(ガラス器や布など)のモチーフが両方出題される事が多く、芸大模試ではその傾向に合わせた課題になっています。







今年は特に多くの人が参加していただき、総勢約100名の模試となりました!!


上位者作品を一部紹介します!

一位 新宿校本科Tさん




二位新宿校Mさん


三位 外生のOさん




芸大模試ではA〜Fの段階評価を行っており、この上位三名の作品の評価はBランク(東京芸大合格ライン)でした。
モチーフの印象をとらえながらも、自然な空間を表現し、完成度の高い作品になっていますね。


表彰風景↓

上位三名には豪華商品も贈呈いたしました!おめでとうございます!


結果が出た人も出なかった人も、あくまで模試なのでこれを今後に生かして冬に向かって取り組んでいただきたいと思います。

みなさんおつかれ様でした!


日本画本科:二学期スタート!

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2018年 09月 23日 14:23

KJ制作も終わり、日本画専攻では先々週から通常授業がスタート!

10月7〜8日に行われる東京芸大実技模試(静物着彩)に向けて、生徒たちも張り切って授業にとりくんでいます!

今回の課題は模試に向けて、実力別・タイプ別にグループ分けをして着彩課題を行いました。

実技経験が少ない生徒のグループは参考作品模写を。

模写をすることで作品に描かれている色や絵の具の濃度を理解し、着彩道具の使い方のレベルアップをすることができます。

色を表現するにあたって水彩の特色や混色、着彩で空間的に見せているポイントなど講師がアドバイスをしながら取り組んでいただきました。

まだ未完成ですが、こちらの左の作品が生徒の模写作品で、右が参考作品です。

生徒作品と参考作品にくらべて色のぶつかり合いが強くなってしまいましたが、まずまず模写できています!good!!

 一方実技経験も多く、実力のあるグループではそれぞれの個性にあわせ、

「描写力はあるが状況感がバラバラになりやすいタイプ」と

「状況感は良いが描写力が足りないタイプ」とさらに(ざっくりと)グループ分けを行い制作しました。

2つの課題を通して、それぞれのグループの『長所の強化』と『弱点の改善』を目的として制作しています。

片方の課題では構成の工夫や状況感を意識して描かないと見辛い絵になりやすいモチーフを、

もう一方の課題では複雑で捉えることが難しいものや、さまざま質感の

ものが多く、描写力がないと良い絵になり辛いモチーフを出題しました。

現役芸大院生にデモンストレーションもしていただいています!

また、デモンストレーターの作品と生徒作品の途中経過を撮影し、そのデータを出力した資料を配布。

この課題を通して自分の制作過程について、デモと比べてどう仕事ができているのか・いないのかを気がつくキッカケにもなればいいなあ・・と思っています。


芸大実技模試まであと2週間!みんな頑張っていますね〜!

どんな結果がでるのやら・・、少し心配ですが講師共々がんばります!

模試では河合塾の内生だけでなく、どなたでも受けられますので、みなさん是非奮ってご参加ください!

(申し込みはこちらから

https://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/ptc/

さらに芸大模試に参加していただくと、特別特典として模試後10912日の本科の授業を無料で体験することができます!(模試当日申し込み)

興味のある方は是非、河合塾の授業を体験してみてください。

皆さんの参加をお待ちしております!

クロフェス!

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2018年 08月 20日 14:25

こんにちは!

みなさん、毎日暑いですね。

今日は夏期講習で行った全科合同『クロッキー・フェスティバル』略して『クロフェス』という授業について紹介させていただきます!

クロフェスって何?!と、思った方もいると思いますので説明させていただいますと、課題内容は簡単にいってしまえばムービングクロッキーです。(クロッキー=: croquis)とは速写(速写画)とも言い、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。主に動物や人体など動きのあるものを素早く捉える訓練として行われる。またタブロー(完成作品)へ昇華させるための習作として行われる場合もある。(wikipedia

ムービングクロッキーとはモデルの方に常に動いていただいた状態で行うクロッキーのこと。)

その日に来ていただいたモデルさん二人は現役芸大生。

身体表現やパフォーマンスなどの活動をしている方で、このお二人にダンスパフォーマンスをしていただきながらそれらをクロッキーする、というものです。

全部で5ポーズと少ないながらも内容の濃いものになりました。




ポーズめ、準備体操的な動き

ポーズめ、ゆっくりなBGMとともに

ポーズめ、激しい動き

ポーズめ、種類の異なる椅子を用いて

ポーズめ、フレーム、フラフープ、ロープ等を用いて

ポーズ中にモデルさんがとんだりはねたりするのに生徒はビックリ。(笑)

最初は動いているものを捉えるのにかなり戸惑っていたようですが、最後にはなんとか形になっていきました。



こちらは講評風景です。

ムービングクロッキーは常に描く被写体が動いているので、「どうなっているのか?」ということを理解して観ないと描くことが出来ません。

実はこの『理解して観る』という行為は、動いていないモチーフを描く時にも重要な物の『観方』なのです。

今回のクロフェスを通して理解して観ることの大切さを体験してもらえたかな、と思いました。

夏も残り少なくなってきましたが、こうやって『観る』という力を伸ばしていただきたいと思います!

河合塾の生徒のみなさん、頑張りましょう!

夏期講習の最後、7ターム(8月25日〜30日)にも、人物クロッキーの講座があります。こちらはムービングクロッキーではありませんが、クロッキーに特化したタームになっており、二日ごとに受講することができます。

是非ご参加ください!

http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/

日本画専攻 東京芸大一次模試

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2018年 07月 03日 14:40


今年もやってきました《東京芸大一次模試》!



東京芸大一次模試では、その名の通り東京芸大の一次試験にあわせた内容で実技試験を行い、東京芸大の合格基準で評価・講評を行うものです。

制作時間は芸大の試験時間と同じく12時間。二日間で制作します。
全国を探してもこれだけ時間が長い試験はめったにありません。
そしてこの時間でわざわざ制作させるわけですから、一次試験合格には「12時間の完成度」が必要とされています。
芸大の日本画科は描写力だけではなく、集中力も必要だということですね。


出題モチーフは『ブルータス胸像』でした。



模試1日目は9時半〜19時まで(1時間半の休憩を含む)、
二日目は9時半〜13時半まで制作。

その後東京校と名古屋校の講師で採点後、講評。






今年の模試参加者は58名と例年より少なめでしたが、河合塾外生の中にはなんと大阪から受けに来てくださった方もいました!







名古屋校の先生が2名。
東京校と合わせて8名の講師で講評を行いました。
河合塾日本画専攻の講師は年齢幅が広く、沢山いることが自慢です!

数学などの試験と違い、美大・芸大試験での答えはひとつではありません。
受験のデッサンといえど、作品には制作者それぞれの個性があります。
講師に色々なタイプがいることで、生徒一人一人にあった答えを導き出したいと思っています。

評価は6段階評価となっており、A,Bまでが芸大合格。C以降は不合格となっています。
今回A評価なし、B評価は10名のみと厳しい結果になっていしまいました。
ですが、まだ6月。入試まではまだまだ時間はありますよ!
この芸大模試を踏まえて成長につなげていただければと思います。

講評は19時半頃終了。受講者のみなさんは本当に長丁場だったと思います。
本当にお疲れ様でした!


夏期講習の申し込みはこちらから!↓
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/short/

夏期講習前の7月8日には無料体験「夏の公開授業〜各科の指導力を実感!part1~」がございます!是非奮ってご参加ください!
http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/news/event.html

日本画専科 東京名古屋合同課題

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2018年 06月 23日 11:03

河合塾美術研究所の日本画科では、【東京校・名古屋校合同課題】というものがあります。

全く同じモチーフの課題を、同じ時期に東京校と名古屋校で行い、両校の作品を並べ、講評します。
先日、専科の授業では石膏デッサンを合同課題で行いました。



こちらは東京校での講評風景です。

名古屋校と東京校をあわせて19枚の作品が並びました。
(高2生が3名、高3生が16名、欠席1名)

普段より沢山の作品のなかで自分の作品を見ると、自分のできている事、できていない事に気が付けるはずです。

今年はかなりハイレベルな作品が揃ったように感じたので、東京校の生徒は名古屋にもこんなに描ける人がいる!とちょっと焦った人もいたんではないでしょうか。

合同課題の講評のあとは、それを踏まえてまた別の石膏像をデッサン。
さらに今回は現役芸大生の方にデモンストレーションをしてもらっています。

上手くなるためにはただ教えてもらう事だけではなく、自分の目で気が付く事が大事です。
デモンストレーションや、沢山の作品を観ること、見比べる事で成長につなげていってほしいと思います!

数日後...
名古屋に作品を送り、今度は名古屋校での講評です。
ここでは東京校の講師も参加させていただきました!






名古屋校の生徒はとっても元気ですね〜

二学期には静物着彩の合同課題があります。
次はコンクール形式!
両校にまけないよう、東京校の生徒も名古屋校の生徒も頑張ってほしいですね。

[日ゼミ・前半]

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2018年 06月 15日 11:39


こんにちは!河合塾美術研究所では、毎年一学期に[日曜特化ゼミ(略して日ゼミと呼ばれています!)]という授業を行っています。
前半の二回は6月13日と20日に行いました!

第一回は「いろいろな表現で捉えるクロッキー」です。


人物クロッキーを通して、様々な表現方法を知り、色々な物の見方を知ろう!というものです。
表現の中では、・線で捉える・調子で捉える・シルエットで捉える、の3つについて学んでいただきました。

線で捉えるクロッキー一例↓


調子で捉えるクロッキー一例↓


シルエットで捉えるクロッキー一例↓



いろいろな表現で捉えてみると、いつもと違った視点で「ものらしさ」を見つけることができるはずです。
例えば、「シルエットで捉えるクロッキー」では、どういったシルエットの形が人の足らしいのか?腕らしいのか?などだけではなく、シルエットだけでも向きや方向なども感じさせることができる事に気が付けるはず。


当日はプロの男性モデルさんに来ていただいて制作しました。





筋肉質なモデルさんで、かなり動きがあるポーズもとっていただけました。とても描きごたえがあったと思います。





こちらは講評風景です!
たくさんの表現方法での、良いクロッキーがたくさん集まりました。


第二回では「墨で捉える石膏クロッキー」を行いました。

その名の通り、クロッキー帳に墨で描いていくのですが、これはかなり難易度が高い!
勿論墨は落ちないので、失敗ができないわけです。
「いかに的確に形のポイントをとらえられるか」が重要です。

まず授業の最初には講師のデモンストレーション。
少ない手数で石膏の形が見えてくるポイントや、気にしなければいけない特徴など説明。
生徒は食い入るように見ていました。




デモンストレーション後各自制作。
一時間程度で描く位置を変え、様々な方向で何枚も制作していただきました。
一方向で3・4枚描いている人もいたので、多い人は十枚以上クロッキーを描いたはずです。まさに、石膏特訓!な1日でした。








最後はみんなクタクタに疲労していたよう。(笑)
ですが、確実に一枚目より良くなっていたと思います!
勿論道具に慣れてきたこともあるとは思いますが、それぞれ生徒の中で石膏の形を捉えるときに重要なポイントを増やせたのではないでしょうか・・?

日ゼミの墨で捉える石膏クロッキーや、人物クロッキーを通して、デッサンの精度アップに繋げてもらえれば!と思います。
日ゼミ参加の皆様お疲れ様でした!