河合塾美術研究所 新宿校 授業風景

日本画専攻 の記事一覧

日本画専攻 東京芸大実技模試2020(着彩

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2020年 10月 18日 18:46


こんにちは。日本画専攻です。
10月3日、4日の二日間にかけて芸大二次試験の公開模試が行われました。今年度は定員を絞り、早めの申し込み締め切りとなってしまったため受講できなかった学外生、申し訳ありませんでした。
それでも、新宿+名古屋両校と学外から過去最多の申し込みいただき、130作品以上が採点会場に並びました。



名古屋校からも講師が採点・講評に来ています

河合塾では、入館時のマスク着用・アルコール消毒・検温、アトリエ内の常時換気を徹底しております。今回の全体講評など会場内が密にならざるを得ない状況は、なるべく時間を短縮し行い、各フロアに分かれての個別講評を長めにする対応を取らせて頂きました。また希望者には模試作品以外の作品講評と進路相談を、個別面談形式で執り行いました。


全体講評


個別講評


今回の模試のモチーフと上位三作品をご紹介します。



最優秀作品
一枚としてとても自然に見える秀作です!梨やぶどうの観察が素晴らしいです。


優秀作品(2位)
自分の良さを最大限生かしやりきれましたね。安定して表現に深みが出せるようになってきました。


優秀作品(3位)
モチーフに対する深い観察力がついた事で、絵に臨場感が出せるようになりました。

今回、上位三点がB評価(東京芸大合格ライン)でした。どの作品も自然な空間を表現し、モチーフの印象を的確に捉えている作品となっていました。

上位三名には豪華賞品も贈呈いたしました!おめでとうございます!




今年は、1学期も授業が少なく模試の実施も例年よりも早かったこともあり、経験値をなかなか積めなかった所もあると思います。その分まだまだ磨ける余地はたくさんあるはずです。模試は順位よりも、自分の表現の何が良く何が足りないかを見る機会だと思ってください。そうすれば、残りの期間を有効に過ごせると思います。今回の模試を、皆さんの今後に生かして頂ければ幸いです。

お疲れ様でした!

日本画本科:日本画制作実習

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2020年 09月 27日 10:56


夏期講習も終わり、10月頭には芸大模試が行われます。それにともない本科では着彩課題が増えてきました。しかし、河合塾はただ受験の絵をたくさん描くだけではありません。日本画制作を取り入れることにより、いかにいい形や重なりが重要かを学び、受験の着彩のレベルアップを目指します。

今回は3日間で日本画を一枚仕上げました。
目的は
①日本画材の扱いに触れ、基本的な描き方を学ぶ。
②良い形、重なりを選ぶ。空間とモチーフの「地と図の関係」を考える。
です。
日本画科と言っても、入試の段階では日本画を描くことはないので大学に入ってから日本画材を勉強していく人が多いです。今回一足早く日本画を描いてみて、普段使っている水彩絵具との違いを体験しました。
また、本画(日本画)はシルエットの形がしっかりと出るので、良い形かどうかが絵のクオリティーを左右します。そしてモチーフをどう配置し、間をどう取るのかによって作者のねらいが出るのでそこも大事に考えました。

今回のモチーフはピンクの百合です。
講師がデモストをしながら技法をレクチャーしました。



まずは麻紙(まし)という和紙をパネルに水張りします。




水張りした紙を乾かしている間にスケッチ開始です。
花の良い形、重なりを普段よりもさらにこだわって描いていきます。スケッチブックのサイズが足りなくなった人は紙を継ぎ足して描いていました。





スケッチが終わると構図を決めて麻紙にトレスします。そして薄墨でトレスの線をなぞっていきます。これを骨描きと言います。
何度も同じ形を描く作業ですが、より良い形、線を描くように意識します。

その後薄墨で少し調子を入れ、絵の雰囲気を出しておきます。


次は彩色に入ります。まず背景を二色のグラデーションで作ります。全体に絵具を塗り、白い花の部分は絵具を軽く落としておきます。何度かくり返して背景ができてきたら次はいよいよ百合の彩色です。








百合の花には胡粉の白を使います。今回は本格的な胡粉の溶き方を勉強しました。少ない膠で定着よくさせるには手間がかかります。



花を描いていくことは日本画科の受験生なら慣れていますが、日本画材を使っての表現に苦戦している様子もありました。
しかし様々な発見をしながら描いた作品は、同じ百合のモチーフでありながらそれぞれ個性的で見応えのあるものになりました。






最後にサインや印を入れて完成です!



作品は三者面談があったのでロビーや踊り場に展示し、三者面談時に保護者の方にも見てもらうことができました。



本画を描いてみると分かることもたくさんあります。
この経験を受験対策にもつなげていってもらいたいと思います。

gallery Kart「人体から学ぶもの-合同人物クロッキー&デッサン展-」

今年も始まりました!

入試課題でも人物が扱われることの多い、日本画・彫刻・油絵・先端の4専攻で、合同人物課題を行いました。

こちらで制作された、人物クロッキー&選抜デッサンの展示を行います!


「クロッキー」とは、
簡単に言うと速描きですが、主に動きのある動物、人物を描くことが多く、細かい描写というよりは対象の動きを正確に捉える事を目的としています。

それに加えて、「ドローイング」としての魅力、線の面白さや空間の美しさなど、人物自体の正確性を超えた、生きた線や画面感を追求することも大切です。

スケッチとも似ていますが、下絵というより、特に短い時間で描かれた、単独でも本画にも負けない絵としての魅力をたたえたものをクロッキーと呼びます。

そのために、短時間で対象と緊張感のあるやりとりができるための観察力を培っていきます。

今回は4専攻合同ですので、会う機会の少ない別の専攻の講師もそれぞれ指導を行いました。

普段と少し違った視点から見られることで新しい発見があったり、逆にいつもと同じことを言われたりして、専攻が違っても大切な普遍的なことに気づけるように、という2つの意図があります。

他専攻の講師や生徒から刺激を受けながら、それぞれが懸命に制作した作品をぜひご覧ください!



「人体から学ぶもの-合同人物クロッキー&デッサン展-」

2020年7月5日(日)〜7月18日(土)/入場無料
10:00〜18:00(会期中無休/日曜・最終日~16:00)

【Gallery Kart おいしいものコンクール「かわい食堂」結果発表】

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2020年 06月 23日 16:59





おいしいものコンクール「かわい食堂」へのノミネートは全82作品!
基礎中学から社会人OBOGまで様々な方のご参加、誠にありがとうございました!

皆さまの投票により、「かわい食堂」の栄えある第1位が決まりましたよ!
今回のコンクールは、実はとても接戦で、何度も1位が入れ替わり、締め切り時間ギリギリまで誰が1位になるかわかりませんでした。
投票日の天気や時間によって、食事系なのかスイーツ系なのか投票数も少し変化していそうでした。
今回は、それほどみんなダイレクトに「おいしそう!」を刺激する作品揃いでしたね。
皆さまも満腹感が得られたのではないでしょうか♪


そして最優秀賞に輝いたのは・・・・・・


なんと!現在高校1年生、基礎中学・高校受験コース出身者のNくんです!!!
おめでとうございます!!!!!




コピックと色鉛筆での作品です。シンプルにおいしそう!というシズル感も満載です!背景のカウンターの様子や、はみ出ている肉の角度、海苔の山になっている感じ、油の表情が繊細でスープの見え方などもとても良く、構図も安定しています。そそられる要素をしっかりと出せていますよね。
絵を描くことに対して自分で分析して、様々な技法でチャレンジをしていることが伺えます。
「おいしそうに見える」というのはどういうことなのか。このラーメンを本人が見たときに「すごい!おいしそう!」と感じた衝撃があったことが伝わりますね。あ〜〜本当にお腹すいてきちゃいますね!
また、作品チャレンジ待っていますよ!!!



続いて、優秀賞に輝いた作品は同順位になった2点。
偶然にもW鯖になりました!!

皆さん口の中には香ばしさの中に、まろやかな油の甘みと塩分のしょっぱさが広がっていますよね?!
さば弁はデザイン工芸専攻のFさん、さばの塩焼きは日本画専攻のMさんです!
お二人とも、おめでとうございました!



以下の順位は12位までGallery Kart内に張り出してあります。
惜しくも入賞を逃してしまった皆さん、本当に票数は僅差でした。
作品内容ももちろんレベルアップしていきたいですが、画面のヨレや、汚れ、構図などももう一度見直してみましょう。
作品を人に見てもらって、選んでもらうということを体験してみて分かったこともあると思います。友達同士でも、作品の見栄えや、もっとおいしそうに見せるには?など、そんな話をしてみると良いと思いますよ!


6月28日までの今週一週間は、受賞者と一緒に全作品も展示をしてあります。見逃している方は、是非ともめくるめくおいしいものたちの待つ「かわい食堂」へ足をお運びくださいね!


そして、6月27日の土曜日 17:00から表彰式を行います!
密になりすぎないように行いたいと思います。是非参加してくださいね。

【日本画本科 新学期スタート】

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2020年 06月 10日 14:59


こんにちは。日本画専攻主任のかわなです。

新型コロナウィルスの影響による長い自粛期間が過ぎ、ようやく予備校に通って制作ができるようになりました。
河合塾でもみなさんの健康と安全を第一に考え、様々な措置を取っていますが、マスクの着用や手洗い、アルコール消毒など基本的なことを大切にしてください。

二週間目が始まって、体力が落ちていることに気がつき少し疲れも出てきているころかもしれません。
無理のない範囲で、家でストレッチや運動も心がけましょう。


河合塾では4月5月はアトリエでの授業は行っていませんでしたが、入塾手続きが完了した人には4月から自宅課題として様々な課題と講評を行ってきました。(4月5月の授業料は全て返金手続き中です)
まだお互いがわからない中での制作や講評だったため、どういうことを言っているんだろう?と思うこともあったと思います。
河合塾では生徒と講師のコミュニケーションをとても大切にしていますが、やはりまだまだ取れていませんよね。これから、一緒に頑張る生徒や講師とも沢山話していきましょう!この二ヶ月間考えていたことや、不安などなんでも相談してくださいね。



●日本画専攻本科の授業紹介●
授業開始では毎年恒例でもある基礎を確認する授業からです。

授業日数が足りないからと言って、基本をしっかりと確認すること、各自の表現の幅を増やす課題はなくしません。
みなさんに受験期でつけてほしい力は、見せかけの上手さなんかではないのです。

まずはソーシャルディスタンスを保ちつつ、少し座学。
自宅課題の最後の2課題を直接講評しました。
そのあと、道具の確認レクチャーでは道具の使い方の大切なコツやポイントを話していきます。



(写真:自宅課題の講評)



(写真:道具の説明)


この週はデッサンの確認から行いました。
鉛筆の削り方、使い方から道具をチェック。経験者でも基礎の確認はとても大切です。
そしてそれを踏まえての制作は、久しぶりの石膏ですよね!みなさん新鮮な目で描けたでしょうか?


本来であれば、今年の6月第1週の週末は「東京芸大一次試験の実技模試」があったのですが、中止となりました。
せっかく空いた2日間なので、特別授業を入れましたよ!

スケッチレクチャーと、ガイダンスとして講師と生徒の自己紹介等を行う1日。
今回は作家でもある講師3名が自分のスケッチを持って、いろんな話をしました。制作のために大事にしていることや制作過程。人によって観ることや、切り取るものが違っていて面白いですよね。各講師の沢山のスケッチも見られて、とても刺激を受けたと思います。



(写真:スケッチレクチャー)


もう1日は、モチーフを自分たちで作る課題。昨年も苔玉作りや布を染色する授業を行い、後日の制作で描きました。
今年は去年とは違う色も使った染物を行いました。
サイカチという実や、玉ねぎの皮、笹の葉など。この話は後日また改めてお話しします!




(写真:染物授業の様子、染めた布の色)


一学期は短い分あっという間に過ぎてしまうかもしれませんが、まずは一歩一歩を丁寧に。

慌てず焦らず丁寧に。一緒に取り組んでいきましょう!

【日本画専攻 自宅課題 レポート4】

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2020年 05月 17日 10:27

こんにちは。日本画副主任の岩谷です。
自宅課題生活も、早ひと月半が経過しました。
長いと感じている人もいれば、もうそんなに経ったのかという人もいるでしょう。僕なんかは、なかなかない体験ということもあり、新しい発見もありつつの、割と充実した完全なる引きこもり生活でした。でもそろそろ外も恋しいですよね。


自宅課題講評プリント(150枚以上の作品が集まっています!)

日本画では4月から、皆さんにたくさんの自宅課題を出し、制作してもらいました。現在総作品150枚以上!みなさん本当に良くがんばりましたね。これ以降の課題作品も現在どんどん集まっています。残りの課題も集中して取り組んでいきましょう。
河合塾では、例年ひとりひとりに自宅課題を取り組ませていますが、かつてこんなにたくさん自宅で制作した年はあったでしょうか。自分でモチーフを用意して、部屋の環境を整えて、制作する。もはや作家の生活といっても良いでしょう。そういう意味では、予備校に通うだけでは得られない貴重な経験値を積めていると思います。講師陣で話し合いを重ねて考えた課題内容です。日常のありふれたもののなかに、美しさを見つけること、そして自分自身がどんなものに惹かれるのかを、自分で知ること。そうしたことを考える期間にして欲しいと思います。

もちろん皆さんの提出作品は講師全員がしっかり見ていますので、授業が始まったら各講師に詳しく話を聞いてみてくださいね。各講師のなかで、実演して見せないとなかなか伝えられないことなど、皆さんひとりひとりに対して、山積み状態に溜まっています。
現在、課題内でどう伝えようかとモチーフを考えたり、まとめたり、日本画講師陣も延期になっていた授業再開に向けて、着々と準備を進めています。授業再開の詳しいお知らせは河合塾美術HP等で行いますので、各自確認してください。
ただ、何より大事なのは体調管理です。授業始まったら体力が持たなくて、ダウン...なんてことになったら、大変です。今年は体力勝負の年でもあるので、今の期間にできる家での運動や、生活のリズム作りをきちんとしてください。 皆さんに4月に送ったスケジュールノート、活用できていますか?7月以降もスケジュール作りしてもらい、時々提出してもらいますからね?(小学生の夏休みの宿題みたいに、提出日前に全部埋めるなんてことにならないように!)

さらに、自己紹介カードも授業再開と同時に提出していただきます。

前回のブログでお知らせした、「おいしいものコンクール〜かわい食堂〜」も全科合同コンクールとして開催予定です。


(スケジュール帳作り、自己紹介カード、おいしいものコン)

授業再開に向けて、いろいろありますよ!うかうかしていられません。

こんな情勢なので、皆さんもいろいろな不安を抱えていると思います。「よりによってなんで、受験の年に...」と思ったりもするのも当然です。しかし、できてないことを考えるのはやめましょう。それよりも今日、どんなことができたか、にフォーカスする日々にしてください。課題にうまく取り組めない日もあるかと思います。だからといって、それはそれ。何か別のことができたと考えましょう。受験のことは、これからでも十分間に合います。そして結果は最後にならないとわかりません。今から最後のことを心配するのではなく、日々できることを自分なりに積み重ねていったという、達成感を持てる一年にしてください。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

【 おいしいものコンクール 〜 かわい食堂〜 】

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2020年 05月 08日 17:34

※「おいしいものコンクール」の企画を少し変更し、規模を拡大いたします!


こんにちは、日本画専攻です!

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言で、この間河合塾でも休校が続いています。
2020年度春期講習から日本画主催で応募を開始している【おいしいものコンクール】ですが、
授業開始の変更から二度目の締め切り延長を受け、
日本画専攻の枠を外してどのような作品でも「美味しそう!!」と思えるものであれば、
形態は問わず応募しようということで、全専攻参加型Gallery Kart企画になりました!

着彩の細密作品だけではなく、立体作品もアニメーションなど何でもOKです!
展示の方法が特殊な場合は、提出時にお伝えください。
(※モニター等の用意はご自分でお願いいたします。他の人の迷惑にならないこと。本物の食べ物は不可です×)




ギャラリーカートでは、毎年講師と生徒、OBOG参加型のコンクールを行なっています。
昨年は【スポコン】(スポーツ)、その前は【にゃんコン】(ねこ)、【きのコン】(きのこ)【昆虫コン】(虫)...など様々なテーマでの作品展を行なってきました。今回は【おいしいものコンクール〜かわい食堂〜】ということで5回目になります。


今まで通り、自宅課題としてのおいしいもの細密作品は提出してください。
そして、一人何点でも構いませんので、色々な作品制作にチャレンジしてくださいね!


ここ数年ギャラリーカート主催の【〇〇コン】で大賞を取っているのは
なんとデザイン専攻の講師O先生です!なんて大人気ない!!!
みなさん、連覇を許してはなりません!
現在続々と作品が集まっています!
引き続き、どしどし素敵な「美味しそう!♪」と思う作品を、お待ちしています。

とはいえプライドを持って、OBOG、講師の大人気ない作品も勿論沢山お待ちしています!よ!

詳細はポスター及び以下をしっかりお読みください!


おいしいものコンクール 〜かわい食堂〜 詳細
Gallery Kart
■会期予定      2020.6.8 Mon - 6.28 Sun
■作品提出期間  〜 2020.6.7 Sun 15:00 (締め切り予定)

「 おいしいものコンクール 〜 かわい食堂 〜」は、日本画自宅課題コンクールより、全専攻に拡大して開催をすることになりました。
河合塾美術研究所全専攻の生徒・講師・職員・OBOGその他、新宿校に提出できる方ならどなたでも参加可能なコンクールです。
制作したものをギャラリーカートにて展示を行い、投票をして大賞を決めます!
絵画・彫刻・漫画・アニメーションなど、とにかく「美味しそう!!!」と唸らせられたら、なんでもOK!
食べ物にまつわる作品ならなんでもありの合同作品展です。
(本物の食べ物は不可ですよ×)細密作品も引き続き待っています!
みなさんで、かわい食堂のメニューを作りましょう!?

●参加資格 
河合塾美術研究所在籍の生徒・講師・職員・OBOG / 美術研究所新宿校に搬入・搬出ができる方ならどなたでも

●賞品    
大賞 ︎賞品贈呈 / その他 様々な賞を予定しています!

●作品形態  
自由 ※展示中や搬入出で、他の人の手間や迷惑にならないもの
   ☆過去の作品の出品も大歓迎!

●出展方法  
1. 作品の裏に、名前を必ず書く(分かる)ようにしてください。
2. 5月中も受け付けますが、その場合は教務受付にて、エントリーシートに記入の上、作品を提出してください。
郵送の場合は宛先を「おいしいものコンクール 宛」とし、返却時は取りに来ることとします。
名前や所属、タイトルを忘れずに記入してください。(宅配の場合は元払いのみ)
(住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-14-5 「河合塾美術研究所 新宿校 おいしいものコンクール 宛」)
3. 6月からの提出に関しては、各階に設置されているエントリーシートに記入の上、内生は各専攻講師へ、外部のかたは教務受付での提出をお願いいたします。

●採点方法 
みなさんからの投票により、大賞を決定したいと思います!6月8日から21日の間で、一人3票の投票をお願いいたします。みなさんの表が一番多く集まった作品を大賞として、後日表彰式を行いたいと思います!
(表彰式の日程は、6月に授業が再開されてから改めてお伝えいたします)


引き続きtwitterやInstagramなどでのタグ付け投稿を行なった方には、提出時にここでしか手に入らないおいしいものシールと、ちょっとしたおやつをプレゼントいたします!
奮ってご参加ください!(提出の時に分かるようにしてくださいね♪)


ハッシュタグは →→ #2020河合塾美術おいしいものコンクール 


【日本画専攻】自宅課題レポート (専科)3

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2020年 04月 28日 16:30


こんにちは日本画専攻(専科)担当講師のみやもとです。

コロナ状況は変わらないので、引き続き自宅待機が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
自分はとにかく運動不足にならない為に、朝起きたらラジオ体操をやっています。ラジオ体操なんて小学生以来ですが(笑)

話は変わり、現在河合塾では、5月入塾の生徒さんに向けて自宅課題を出しています。(5月からの入塾申し込み者対象)

専科生(高校1〜3年生)は高校の授業と並行して入試の実技対策をしていく必要があるのでなかなか忙しいと思いますが、そういった中で自宅課題もできている生徒さんもいるので、大変素晴らしいです!!
「これからやります。」という生徒さんも少しずつで良いですから、自分が取り組みやすい課題から順番にやっていって下さい。

河合塾では日本画専科生も今の自粛生活期間中にも目標を持って取り組めるように、予備校でやってもらうのと同じくらい出題しました。制作時間やモチーフ、サイズはある程度選択できるように出題しています。



 
                 


   





授業はまだ始まっていませんが、実技に関しては「とにかく動かす(絵を描く)」ことが大切ですから、今からできる事を少しずつやっていきましょう。

※専科の課題に関して、これから作品の講評も随時行う予定です。詳細は別途お知らせしていますので、分からない事などありましたら気兼ねなくご質問ください。


もちろん今年の受験が待ってくれる訳ではないので少しずつで良いですから、やっていきましょう。

【日本画専攻 】自宅課題レポート2 

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2020年 04月 28日 10:29

こんにちは。日本画主任のかわなです。
自宅課題生活、3週間目がはじまりましたね。

現在河合塾では、5月入塾の生徒さんに向けて自宅課題を出しています。(5月からの入塾申し込み者対象)

専科生はまず高校の課題をしっかりとやることが大切です。そして河合塾からも自宅課題を出しているので、自分の余裕を見て取り組んでみてくださいね!


本科生は、自分で課題や目標を作らない限り何もないので、あっという間に時間が過ぎてしいますよね。
本科生には「4月は自分の計画を持って時間を使って欲しい。」そんな気持ちもありますが、実は自分だけでやるとなかなかやる気が持てなかったり、怠けてしまって、気がついたら昼夜逆転してしまったり...そんなことはよくあると思います。
河合塾ではまだ塾生として授業はスタートしていませんが、日本画本科では今の自粛生活期間中にも目標を持って取り組めるように、予備校に通っているのと同じペースくらいで出題しました。
制作時間やモチーフ、サイズも自由ですが、毎課題のテーマがあるのでそれに準じて制作ができるようになっています。

なかなかできないかな...と思っていましたが、みんな、自分の今の状況に合わせてしっかりとやってきていますね!!


(講評プリントの一部です)



(静物デッサン:描きだし1.5~2時間くらいの参考作品です)


高校生は、いろいろな形でクラスメイトとのやりとりがあると思いますが、
予備校生にも「一人じゃない」ということを味わっていてもらいたい!そんな思いから、本科全体で同じように課題を設けています。
やっぱり、みんなが一緒に頑張っている姿を見られると、少しやる気スイッチが入ることもありますよね。

毎課題を計画表通りに出している人も、自分で順番を変えて取り組んでいる人も、勿論自分で今やるべき課題を決めてやっている人も、色々いて良いのです!
講評プリントは引き続き全員が見られるようにしていますので、みんなの様子も見つつ、今だからこそできる自分の課題を考えて、一つずつやっていきましょうね。


まだまだ一緒に頑張る仲間を募集しています!
こんな春のスタートだからこそ、
自分を見つめて、一緒にそれをつなげていきましょう☆

http://art.kawai-juku.ac.jp/kanto/course/jpn/#tablink_tab01

【日本画専攻】自宅課題レポート1

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2020年 04月 23日 14:02

こんにちは、日本画講師の石元です。


自宅課題第1回目の提出期限は18日でした。

今年は緊急事態宣言のために授業は延期、入塾ガイダンスも中止で私たち講師は学生とは一度も顔を合わせていませんでした。

また自宅課題も急遽作ったもので学生たちに伝わるかどうか不安だらけでしたが、この度、皆さんの作品(画像)の提出をしっかりと確認でき、無事に講評プリントを作成することが出来ました!


「絵は人を語る」とよく言いますが、絵を見るだけでその人に会ったような気持ちになります。

学生達の描いてきた作品を見て「絵が描きたい」「上手くなりたい」という熱い思いが伝わってきてこちらも嬉しくなりました。

今はまだ間接的な実技指導しか出来ませんが、早く通常の授業が始まることを心よりお祈りしています。


<自宅課題 例>




さて1回目はデッサンの基本となる静物デッサンの課題でした。モチーフ例は伝えましたが、やはりこの時期ですから手に入らない物もあります。

また今はなるべく外出を控えたいので外へ買いに行くことも出来れば避けたいです。

そこで課題は自宅で手に入りやすい物、または代用品を使用するなど柔軟に対応できるようにしてあります。


初回に提出された作品は実技経験の差、作品の魅力がそれぞれにありましたが、こちらが思っていたよりは完成度の高い作品が多く集まり、出だしとしてはまずまず良いと思います。

提出された作品1つひとつにコメントを書き足し、丁寧に講評プリントを作っていきました。

プリント例はこんな感じです。


<講評プリント 例>




自分の講評もそうですが、今回は他の人へのコメントも文字で見られるのでとても新鮮だと思います。

いつもの講評だとボーッと聞き逃してしまったり、後で忘れてしまったりするからです。

こうやって文字で残ることで講評をいつでも後から反復して学ぶことが出来ます。


このブログがアップされる頃には講評プリントが郵送で届いていると思います。

コメントと作品を参考にして次の課題に挑んでください。自宅で一人制作するのは少々心細いかもしれませんが、我々講師は皆さんの頑張りをちゃんと見守っています。

ぜひこの状況に負けないよう、しっかりモチベーションを上げていきましょう!


では次の課題提出を楽しみに待っています!